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『天守物語』
泉鏡花を読む
図書 失礼御免。
夫人の背《せな》より其の袖に縋《すが》る。縋る、と見えて、身体《からだ》その
母
衣《ほろ》の裾なる方にかくる。獅子頭を捧げつゝ、夫人の面、尚ほ
母
衣《ほろ》の外に見ゆ。
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