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『貝の穴に河童の居る事』
青空文庫
屈《かが》むが膝を抱く。――その時、段の隅に、油差に添えて燈心をさし置いたのである。――
「和郎《わろ》はの。」
「三里離れた処でしゅ。――国境《くにざかい》の、水溜りのものでございまっしゅ。」
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