検索結果詳細


 『五大力』 従吾所好

 小弥太の衝〈つツ〉と出る端〈はな〉を、其のまゝ圧戻す体に、囲の中へ、逆に戻つて、
「何か、角長な人魂に見えて、尚ほお心持が変に成ります。早や、何事も迷ひの種でございます。……先づ/\、お落着きなさつて、凡て御分別は、夜があけてから、お太陽様〈てんとうさま〉と又、御相談が可うございますよ。」

 670/1139 671/1139 672/1139


  [Index]