検索結果詳細


 wx




 『化鳥』 青空文庫

時々《とき/″\》悪戯《いたづら》をして、其雀の天窓《あたま》の毛を〓つたり、かなりやを引掻《ひつか》いたりすることがあるので、あの猿松が居ては、うつかり可愛らしい小鳥を手放《てばなし》にして戸外《おもて》へ出しては置けない、誰か見張《みは》つてでも居ないと、危険《けんのん》だからつて、ちよい/\繩を解いて放して遣つたことが幾度《いくたび》もあつた。

 95/ 96/


  [Index]