超人「朝波」


オリジナルSFヒーロー

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作成日 2001/3/10

「2×××年。世界のGNPの75パーセントは日本のいくつかの超巨大多国籍企業によって 占められていた。」「日本はその強力な資金力にものをいわせ、オーストラリア、ニュージー ランド、台湾、ハワイ諸島の領土を平和裏に買収した。領土の拡大とともに日本の総人口は およそ7億8千万人に増加した。」「日本のいくつかの超巨大多国籍企業は、その75パーセント 社会をこの上ない平和で豊かなものにした。」「日本のこの驚異的な繁栄をもたらしたものは 何か?」「それは、日本人から進化した『ネオモンゴロイド』の存在である。」「ネオモンゴ ロイドが日本人からどのように進化したかのメカニズムは厚いベールに包まれている。」 「この時代、ネオモンゴロイドでない一般の日本人の知能指数は世界一高く、容姿も世界一 美しかった。一般の日本人の成人の平均知能指数を100とすると、ネオモンゴロイドの成人の 平均知能指数は200ある。ネオモンゴロイドは洞察力に優れ、ストレスにも非常に強い。また、 一般の日本人の成人の平均身長は、男子が170センチ、女子が157センチだが、ネオモンゴ ロイドの成人の平均身長は、男子が220センチ、女子が190センチ。大柄だが、俊敏で運動 能力には目を見張るものがある。そして、一般の日本人に比べ容姿は異常に端麗で、プロポーション 抜群、身長の半分が足の長さである。また人をひきつけるカリスマ性も備えている。平均寿命は 250歳、中には、300歳まで生きるケースも多々ある。老化が遅く、200歳位まで若々しさ を保つ。」

「ネオモンゴロイドの総人口は、日本の総人口7億8千万人の内の1億5千万人である。その内、 1億人が日本列島に居住し、他の5千万人は世界各地に散らばっている。一般の日本人6億1千万 人の内、1億5千万人が豪州(オーストラリア)、5千万人が新州(ニュージーランド)、1千万 人がハワイ州に居住し、他の4億人は世界各地に散らばっている。さてあとの2千万人だが、この 2千万人の人々は『美族』と呼ばれ台湾州に居住している。『美族』については後に触れる。」

「ネオモンゴロイドと一般の日本人との間に身分の差などというものは一切ない。ただ、その能力・知 力・体力の差が歴然としているため、どうしてもネオモンゴロイドに支配されているという格好に なってしまうが、支配されているというより、保護されているといった方が適切かもしれない。 ネオモンゴロイドにとって一般の日本人は彼等のルーツな訳であるから畏敬の念を持っているので ある。」

「朝波光太郎 45歳 身長250センチ 体重220キロ IQ20000 ネオモンゴロイド の中でもずばぬけて容姿端麗である。引き締まったものすごい筋肉質の体をしている。世界のGNPの 35パーセントを占める超巨大多国籍企業『朝波グループ』社長 朝波光一郎の長男である。ネオモン ゴロイド男子の最高学府、『真爽大学』の理学部、工学部、医学部、法学部、経済学部、文学部、 音楽学部、美術学部のすべての学科の博士課程を15歳ですべて首席にて修了。在学中は特別扱い されないよう身分を隠す。この時代、200年の歴史を誇る、太陽系で最も権威ある『朝波賞』 という賞があった。物理学、化学、医学、経済学、哲学の5部門あり、1部門につき10億光 (現代日本の10億円位に当たる)の賞金が授与される。 該当者無し、という年がほとんどで、いままでに物理学部門で二人、化学部門で一人、医学部門で 一人、経済学部門で一人、哲学部門で一人の計六人が受賞している。朝波光太郎は5部門すべてで 15歳から30年連続して受賞している。つまり、『朝波賞』のメダルを150個獲得しているので ある。賞金の合計額は1500億光にのぼる。凄まじいばかりの業績をあげて、朝波光太郎は有名人 かというと名は知られているが、顔はまったく知られていない。授賞式には常に彼の妻が代理で来る。 授賞式恐怖症ということになっているが、実は顔を知られると身動きがとれなくなるので出席しない のである。そのおかげで彼の妻は間違いなく有名人になってしまった。また彼は学問、芸術だけでなく 武道にもたけている。柔道十段、剣道十段、空手道十段、合気道十段、相撲十段(ネオモンゴロイド内 の段)である。」

「朝波光太郎の妻、朝波さやか 40歳 身長220センチ 体重120キロ IQ20000 ネオ モンゴロイド女子の中でもずばぬけて容姿端麗である。20歳、18歳、16歳の三人の男子の母。 ネオモンゴロイドの妊娠、出産は人工子宮カプセルを使用するので妊娠線はないのだ。人工子宮カプセル を用いれば、人工授精から出産まで一週間しかかからない。このカプセル出産は一般の日本人の間にも 普及している。世界のGNPの15パーセントを占める超巨大多国籍企業『RSリバースモール(小川 グループ)』社長 小川渡の一人娘。ネオモンゴロイド女子の最高学府、『真爽女子大学』も『真爽大学』 と同じだけの学部学科があるが、すべての学部のすべての学科の博士課程を15歳ですべて首席にて修了。 光太郎の学問での凄まじいばかりの業績をバックアップしてきた。また彼女は学問、芸術に優れている だけでなく、テニス、バレーボール、バスケットボール、水泳とスポーツ万能である。」

「ネオモンゴロイドのもう一つの特徴として生殖能力もずばぬけているということがあげられる。成人 男子の場合、平均して6時間で精液が満タンとなるが、光太郎の場合、 10分で満タンとなるのだから、さらにずばぬけているといえる。光太郎の陰茎は平常時、18センチ、 勃起時、25センチ、さらに精神を統一して血液を送り込むと、26、7センチ位になる。カリが高くて 形、色、ソリともに絶品である。睾丸は著しく大きく手榴弾位の大きさがある。」

「光太郎は男だけの五人兄弟の長男である。次男の進次郎 43歳は、世界のGNPの7パーセントを 占める超巨大多国籍企業『東亜コンツェルン(君波グループ)』社長 君波至の一人娘、『すずか』と 結婚。『すずか』は朝波姓を名乗った。三男の泳三郎 41歳は、世界のGNPの8パーセントを占める これまた超巨大多国籍企業『日本グループ』社長 米倉俊平のこれまた一人娘、『はるか』と結婚。 『はるか』もまた朝波姓を名乗った。四男の礼四郎 39歳は、国連総統 加東一郎のまたまた一人娘、 『しずか』と結婚。『しずか』もまた朝波姓を名乗った。五男の爽五郎 37歳は、世界のGNPの10 パーセントを占めるまたまた超巨大多国籍企業『藤原エコノミー』社長 藤原隆行のなんとまたまたこれも 一人娘、『なぎさ』と結婚。『なぎさ』もなんとまたまた朝波姓を名乗った。いずれも、ネオモンゴロイド 同士の結婚である。この頃のネオモンゴロイド社会では、子供は大体一人か二人が一般的で、光太郎の ところのように五人兄弟というのは極めて珍しいケースであった。これで、朝波グループ35パーセント、 RSリバースモール15パーセント、東亜コンツェルン7パーセント、日本グループ8パーセント、藤原 エコノミー10パーセント 合計75パーセントが朝波ファミリーのもとにまとまったのである。」

「光太郎には、もう一つの顔があった。それは『映画俳優』という顔である。芸名は『東 涼 あずま  りょう』、本名も同じということになっている。20歳の時から彼は自分の書いた小説を原作にして 毎年一本のペースで映画を作った。現在までに、25本の映画が作られていた。光太郎は、そのすべての 作品に出演した。その25本の作品は国際的にも非常に高く評価され、しばしば世界各国のテレビでも 放映された。また、世界各国どこでもそれらの作品のビデオを入手することはいとも簡単であった。 世界中で『東 涼』の顔を知らないものは誰一人としていない。しかし、『東 涼』が『朝波光太郎』で あるということを知っているのは、朝波ファミリーのごくごく限られた人々のみである。」

「ハワイ州、日本の領土ではあるが、朝波ファミリーの75パーセント社会からは外れている。ネオモン ゴロイドはほとんど住んでいない。人口1千万人で世界のGNPの2パーセントを占める世界一の歓楽街 となっていた。風俗産業あり、AV業界あり、ポルノ映画業界あり、Hな事も含めてあらゆる快楽が集中 している島々だった。『東 涼』ももう一つの顔を持っていた。ハワイ州にある『セントラル東条』という 商事会社の特別接待課の課長という顔である。この特別接待課というのは社長直属の部署で、『トクセツ』 と呼ばれ、何をやっているのかは秘密のベールに包まれていた。」

「『セントラル東条』は何のことはない光太郎の会社だった。映画産業で蓄えた金の一部で会社ごと買収 したのである。社長はそのまま現地の東条玲子という35歳の美しい女性にやらせているが、実質的に 会社を動かしているのは光太郎だった。『セントラル東条』は、社員が『東 涼』を除いてすべて女性と いう異色の会社だった。60階建てのビルディングの60階は、全フロア、光太郎と10人の秘書兼助手 が使っていた。この10人の秘書兼助手は女子のネオモンゴロイドである。全員20歳で、真爽女子大学 大学院博士課程を修了したての才媛ばかりである。専攻はそれぞれ違うが、10人ともIQは、ほぼ、 500、身長は200センチ前後、体重は90キロ前後。皆プロポーションも抜群である。彼女たちは 60階で寝泊りして光太郎の学問的な研究活動を補佐する。彼女たちの存在はトップシークレットで、 社長の東条玲子でさえ知らない。彼女が知っているのは、『東 涼』が会社の陰のオーナーであること ぐらいである。59階の全フロアは東条玲子が使っていた。」

「『東 涼』としての光太郎は『トクセツ』の課長でもある。『東 涼』には20人の部下がいる。その うちの10人はネオモンゴロイドの女子である。皆、ネオモンゴロイド系の短期大学を卒業したばかりの 20歳である。10人ともIQは、ほぼ、200、身長は200センチ前後、体重は95キロ前後、ネオ モンゴロイドの中でも特に美しい方である。そして、皆、非常に豊かな乳房の持ち主である。その色香は 男をフラフラにして腰を抜かせる程のものである。あとの10人は現地採用の女子である。10人とも ハワイ州にある名門大学の大学院で博士課程を20歳で修了したばかりの才媛ぞろいである。専攻はそれ ぞれ違うが、10人ともIQは、ほぼ、150、身長は大体160センチ位、である。皆、美しく、これ また、非常に豊かな乳房の持ち主ばかりである。その色香は、やはり、男の腰を抜かせる程のものである。 『東 涼』と『トクセツ』のネオモンゴロイド女子の10人の部下たちは会社の建物の2階に住んでいた。 現地採用の10人の部下は自宅から通勤していた。」

「『東 涼』ではなくて朝波光太郎の朝は午前5時半に始まる。今川焼きの形をした少し固めのゼリー状 の食物が未来のファーストフードである。ファーストフードを食べ、30分で身だしなみを整える。 隠しエレベーターに乗って60階まで行き、午前6時ジャストに物理学専攻の助手のいる研究室に入り 1時間、7時には化学専攻の助手のいる研究室に入り1時間、8時には医学専攻の助手のいる研究室に入り 1時間、9時には経済学専攻の助手のいる研究室に入り1時間、10時には哲学専攻の助手のいる研究室 に入り1時間、研究活動に専念する。11時には文学専攻の助手のいる書斎に入り1時間、午後0時には 音楽専攻の助手のいる音楽室に入り1時間、1時には美術専攻の助手のいるアトリエに入り1時間、創作 活動に専念する。昼食には例のファーストフードを創作活動のあいまに食べる。各研究室、書斎、音楽室、 アトリエは通信装置によって『朝波総合研究所』と直結している。2時には政治経済専攻の助手のいる 研究室に入り1時間半、朝波ファミリーの政治経済活動にアドバイスを送る。2時半には経営学専攻の 助手のいるオフィスに入り、助手を使い、書類にて東条玲子へことこまかに指示する。それが終わるのが 午後3時。1時間休んで、4時となると『トクセツ』の出勤時間である。朝波光太郎は『東 涼』となり、 集合した20人の部下たちに指示を送る。20人の部下たちは、通常、ネオモンゴロイドの部下一人と現地 採用の部下一人で二人組を組ませて行動させる。『トクセツ』は非常に重要な商談の際に接待を担当する セクションであるが、それ以外のことは社内でも秘密のベールに包まれている。『トクセツ』のミーティング は午後5時に終わる。あと、『東 涼』は『トクセツ』の仕事をすることもあるし、暇な時は学問的な研究 活動と芸術的な創作活動を、また8時間かけて行い、そして午前1時から2時まで肉体を鍛えるのである。 光太郎の肉体は引き締まったハガネのようだった。通常、光太郎は午前2時半に床につく。」

「『東 涼』はさらにもう一つの顔を持っていた。それは、『美族』の所有者という顔である。この時代 において、一般の日本人の容姿は世界一の美しさであったが、『美族』とはニュータイプの日本人で、一般 の日本人と比べ物にならない位ずばぬけて容姿端麗の人々のことをいう。『美族』の成人男子の身長は150 センチから170センチ、成人女子の身長は140センチから160センチにすべておさまっていた。小型 だが、プロポーションも素晴らしく身長の半分が足の長さであった。皆、スレンダーなボディをしていた。 『美族』は美的才能にすぐれ、成人のIQは100程度、15歳で心身の発達が止まり、寿命は40歳まで。 美しいまま衰弱して息をひきとる。『美族』も人工子宮カプセル出産を取り入れている。」

「台湾州は日本の領土であるが、朝波ファミリーの75パーセント社会からは外れている。人口2千万人で、 すべての『美族』が集中している。全員が『吉永クリエイション』という超巨大企業の構成員である。つまり、 台湾州全体が一つの企業体なのである。『吉永クリエイション』は世界のGNPの3パーセントを占めていた。 『吉永クリエイション』のオーナーは『吉永こずえ』という20歳の女性である。美族の中でも群を抜いて 美しい。IQ150、身長160センチ 体重35キロ B80W50H80である。スリムでグラマーだ。 『東 涼』は『吉永こずえ』を彼女が死ぬまで所有することになっている。『所有婚』だ。『吉永クリエイ ション』を彼女は所有している訳だから、結局、『東 涼』が『吉永クリエイション』を所有していることに なる。『所有婚』とは、女性が一人の男性に所有されることを自発的に望み、男性の承諾を得ることである。 そして、生涯をかけて、その男性一人だけを愛し、また、男性から愛され、所有される。その男性の子供は もうけない。美族の男の精子を使って、女の子を一人産む。美族の行き着いたところは、『美は所有されること によって生きる』であった。この時代、女子の場合、腋毛は遺伝子操作によって成長してもはえてこないように なっていた。美族の女子もそうだった。『所有婚』の場合、末代まで恥毛も消去する。『吉永こずえ』の祖母も 『東 涼』が5歳の時、所有された。一人娘であった祖母は、その時、20歳であった。光太郎は5歳の時から 『東 涼』を名乗っていた。そして、『東 涼』の手でT字型のヒゲソリを一回り大きくしたような『恥毛消去 ライト』によって、恥毛を消去された。そして、一人娘である『こずえの母』を産んだ。『こずえの母』も『東  涼』との『所有婚』を希望し、20歳の時、一人娘『こずえ』を産んだ。『こずえ』の母も『こずえ』も恥毛 がなかった。これは、元通りにするのも簡単にできた。『こずえ』の母はまだなくなったばかりであった。」

「『吉永クリエイション』が所有している学園の中に『吉永女子学園』という学園があった。美的偏差値の極端 に高い者を集めていた。皆、知能指数は100、定員は1学年100人で、幼稚園から短大までエスカレーター 式であった。教職員はすべて学園OGで占められていた。『東 涼』は、この教職員の中の10人の女性たちを 所有していた。その10人はいずれも30歳であった。美的偏差値は甲乙つけがたく第一位をわけあっていた。 小柄な者から順に、身長140センチ 体重25キロ B70W40H70、142センチ 26キロ B71 W41H71、144センチ 27キロ B72W42H72、146センチ 28キロ B73W43H73、 148センチ 29キロ B74W44H74、150センチ 30キロ B75W45H75、152センチ  31キロ B76W46H76、154センチ 32キロ B77W47H77、156センチ 33キロ  B78W48H78、158センチ 34キロ B79W49H79である。なぜ、30歳に集中しているかと いうと、『東 涼』が15歳の時に、美的偏差値第一位をわけあう15歳から20歳までの女子を所有し、これ また美的偏差値第一位をわけあう15歳から20歳の男子10人の精子を母と成人時の身長、体重、スリーサイズ が変わらないように上手く使って、女子をそれぞれ一人づつ産ませたからである。つまり、この女子達こそ、今、 『東 涼』が所有している30歳の女性10人という訳だ。さらに、その10人の女子達が15歳の時、またまた 美的偏差値第一位をわけあう15歳から20歳までの男子の精子を上手く使って、母と成人時の身長、体重、スリー サイズが変わらないように、女子をそれぞれ一人づつ産ませた。だから、この10人の女性達にはそれぞれ15歳 になる一人娘がいる。娘達は全員、3月下旬生まれだった。10人の娘達は高校1年になると同時に、『東 涼』 との所有婚を希望した。『東 涼』もそれを承諾した。これによって、『東 涼』は10組の母子を所有すること になった。これらの母子は7,9頭身で、肌も白く、また、まるで赤子の肌のようにきめこまやかであった。そし て、どの母子も娘の方が母よりさらに美しかった。どの娘もこの世のものとは思えない位、美しく、可愛らしかった。 10組の母子は学園の中心部にある10世帯用の教職員宿舎に住んでいた。学園内は男子禁制であったが、母子の 住んでいる宿舎に至る秘密の通路を『東 涼』は知っていた。当然、それは彼しか知らなかった。」

「所有婚におけるSEXは変わっていた。『東 涼』は10組の母子の娘の方にはまだ手も触れていなかった。 母とのSEXは手だけを用いる。『東 涼』は服を着たまま手だけで裸体の母を愛撫する。所有婚においては、 男の体をまさぐるのは、はしたないとされていた。10人の母の感度がいいのかスペシャルテクニックを使わない で普通の愛撫だけでも、1時間に6回はエクスタシーに達する。さらに本物と見分けがつかない精巧な人工ペニス サックを指にはめて使うと、息も絶え絶えになる。この人工ペニスサックはそれぞれの母の膣にぴったりフィット するように作られている。陰毛もあるし、陰嚢までついている。さらに、精液そっくりの液体も出てくる。これは、 それぞれの母に一個づつ与えられていて、皆、それを大切に保管している。」

「この時代、東南アジアでは『色族』という種族が生まれていた。人口3万人の少数民族である。成人の身長は、 男子が140センチ前後、女子が130センチ前後と小型だが、男女とも7,5頭身とプロポーションはよい。 IQは一般の日本人の平均知能指数と同じ位、肌の色は白く、容姿の美しさは一般の日本人と『美族』の中間位 である。寿命は『美族』と同様、短く、15歳で成長が止まり、40歳で美しいまま衰弱して息をひきとる。従属 願望が強く、SEXを非常に好む。『色族』は、代々、朝波家に仕えていて、清掃、接客などの仕事を受け持って いた。給金はなかったが、衣食住は保障されていた。光太郎の父、光一郎の住居にも、『色族』の選りすぐり100 人程度が住み込みで働いていた。『東 涼』は、さらに選りすぐりの15歳の女子10人を、彼女達が12歳の頃 から、ハワイ州にある別宅に住まわせていた。その10人は、2年前に、『東 涼』のプロデュース、作詞、作曲で 歌手デビューを果たしていた。三人、二人、二人、一人、一人、一人、の6組だった。ステージに立つことはなく、 ビデオとCDでの活躍であった。6組のビデオ、CDは爆発的に売れまくり、『東 涼』に、100億光の年収を もたらした。10人とも、金銭には興味がなく、収入の配分を拒否した。」

「『東 涼』は、週末には、朝波光太郎になり、飛行自動車で東京に戻り、自宅で過ごした。」




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