私事ですが、リドリー・スコット監督の「エイリアン」はよかった。いまやSFホラー
の古典となってしまったこの作品。SF映画は思想がなくても面白いを実践した
といえるでしょう。ヤフェット・コットー、ハリー・ディーン・スタントン等脇役もいい
味をだしていました。ベロニカ・カートライトの怖がりかたも迫力があった。
「地球への帰路を急ぐ宇宙船ノストロモ号に、謎の異星人(エイリアン)が侵入した。
姿を見せない敵は本能の赴くままに一人、また一人と乗組員の命を奪っていく。未知の進化
を遂げた生命体には人類の持ついかなる武器も通用しない。閉鎖された宇宙船内で、姿を
見せぬ完全生物とただ一人生き残ったリプリーとの絶望的な闘いが始まろうとしていた・・・。
従来のSF映画に恐怖映画の手法と密室劇の要素を加え、エンターテイメント作品に仕上げ
たのは、「ブレードランナー」「ブラック・レイン」などで独特の映像美を見せた奇才、
リドリー・スコット。悪夢のようなデザインワークで全く新しい生物を創造したのは、スイス
生まれの画家H・R・ギガー。本作はシガーニィ・ウィーバーの映画主演デビュー作でも
ある。」フォックスビデオ 「エイリアン」より
私事ですが、フランクリン・J・シャフナー監督の「猿の惑星(1968年)」はよかった。
「地球から320光年、とある惑星に不時着した宇宙船の飛行士テイラーが見たのは、人間
のように言葉を話す猿が、人間を支配する恐るべき世界だった・・・。
人間と猿の立場が逆転する奇抜な発想から、朽ち果てた自由の女神像が横たわっている衝撃
のラストまで、驚異のドラマが話題を呼んだ傑作SFシリーズ第1弾。原作は「戦場にかける
橋」の原作・脚本を手掛けた仏作家ピエール・ブールの同名小説。「パットン大戦車軍団」、
「パピヨン」の名匠フランクリン・J・シャフナーが、この想像を絶するSFドラマを、重厚
なサスペンスとスペクタクル映像によって壮大なスケールで映画化。またジョン・チェンバース
をチーフとする100人ものメイクアップ・アーチストが4時間もかけた猿の特殊メイクは、
その精巧さでアカデミー名誉賞を受賞した。」フォックスビデオ 「猿の惑星」より
原作者のピエール・ブールとしては、「戦場にかける橋」においても、「猿の惑星」において
も、「戦争とは、どうしようもなく馬鹿馬鹿しく阿呆らしく愚かなものだ。」というメッセージ
を送りたかったのだろう。それはそれとして、この「猿の惑星」は見事なまでのSF映画に
仕上がっている。エンターテインメントとしては「2001年宇宙の旅」をも上回っていると思う。
「続猿の惑星」にしても、新作の「猿の惑星」にしても、霞んで見えるのは、この第1作目が
凄すぎるからだ。
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最終更新日
2003/2/9
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