第4回定期
  J.S.バッハ/教会カンタータ全曲シリーズ III
    〜われは満ち足れり〜 


'92/10/20  19:00  カザルスホール 


J.S.バッハ/教会カンタータ 《心も魂も乱れはて》 BWV35

J.S.バッハ/ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042

J.S.バッハ/教会カンタータ 《われは満ち足れり》 BWV82


指揮,オルガン独奏(BWV35):鈴木雅明

独唱:シツェ・ブバルダ(CT:BWV35)、マックス・ファン・エグモント(B:BWV82)

独奏:寺神戸亮(ヴァイオリン:BWV1042)、北里孝浩(オーボエ,オーボエ・ダ・カッチャ:BWV82)

合唱と器楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

    コンサート・マスター:寺神戸亮

    通奏低音:鈴木秀美(チェロ)、西澤誠治(ヴィオローネ)、堂阪清高(ファゴット)、
           鈴木雅明(オルガン)


【コメント】
“ソロ・カンタータの世界”と銘打たれて開かれた演奏会。記憶に深く残る名演の一つ。二日連続で別プログラムの定期演奏会は今ではまず考えられないが、とにかく素晴らしい二日間だった。
 なんと言っても圧巻はエグモントのBWV82。完全な暗譜で音楽を我がものにしてステージに臨んだ彼の姿を見て、“オハコ”というものはまさにこのようなものをいうのだなと脱帽した。 (矢口)

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