Harmonica tips

ハモニカを骨の髄までしゃぶる法

<その5>

6 これまでのおさらい

・それじゃ、そろそろこれまで考えてきたポジションをまとめてみよう。今度は、ハーモニカのキーを中心に表にしてみると...

・独断で、その調子での適不適を"+"の数で表してみました。

positions on harp of eace key
HARPGAbABbBCDbDEbEFF#MajorMinorBlues
Song 1stpositionGAbABbBCDbDEbEFF#+++++++
Song 2ndpositionDEbEFF#GAbABbBCDb+++++++++
Song 3rdpositionABbBCDbDEbEFF#GAb++++++++
Song 4thpositionEFF#GAbABbBCDbDEb++++++
Song 5thpositionBCDbDEbEFF#GAbABb++++++
Song 6thpositionCDbDEbEFF#GAbABbB++++

・ということはだ、適当な一本のハーモニカと、その更に増4度(=減5度)のキーのハーモニカの2本があれば、とりあえず12キーが全て吹けるんじゃないか!?

・例えば、CとF#のハーモニカの場合はこうなるはずだ。

SONG inCDbDEbEFF#GAbABbB
HARP "C"1st-3rd-5th6th-2nd-4th--
HARP "F#"-2nd-4th--1st-3rd-5th6th

・とこんな具合。これはまあ極端で、正直申し上げて書き手自身、ここまで人前で試したことはございません。現実にはちょっと無理があるかもしれない。(試した方があれば是非感想をお聴きしたいものです...)

・しかし、とりあえず、このサイトの目標である「とりあえずその場をしのぐ」というコンセプトからすると、数本のハーモニカがあれば、どんなキーの曲に乱入してもとりあえず何とかなるということがご理解いただけたと思うし、もし、あなたのフレーズに多少なりとも参考になることがあったなら、これに過ぎる喜びはありませぬ。

・まずは、世の中意外に何とかなるというお話でございました。

・続いてはハーモニカとピッチについてちょっと考えましょう。

go previous

back to the top-page