このアルバムには入っていないけど、1926年12月のレコーディングにはJohnny Doddsが参加した。ヘイズは田舎臭さが匂うのが嫌いだったようで、ともすれば、バンドからジャグをはずしにかかるようになる。その代わりに洗練されたサイドマンを加えるという趣向だ。その顕著な例が"Louisville Stompers"名義の録音群。
ところで、このように、いわゆるジャズ系のミュージシャンが出入りしてたから、このバンド、田舎臭いくせにショップでも"JAZZ"カテゴリーに入れられちゃったりしてなんだかなぁって感じなのよね。
それから、ギターで参加のCal Smithのジャズフレイバーあふれる演奏は、ギタリスト必聴といえましょう。こいつはほんとに美しい。