BNR32スカイラインGT−R 2007/10/01〜
タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.117 ファルケン・スカイライン GT−R Gr.N
15年位前に発売されたこのキットですが、近所の模型店で当時価格(\1,300)のものを見つけたので思わず購入して しまいました。

しかし、デカールが使い物になるかどうか分からないし、塗装でストライプを表現する自信もありません。

ので、全然違う仕様で作っていきたいと思います。
仮組み

まずはエンジンパーツの仮組みをしてみました。

この時点で既に市販車バージョンと違っています。
・バッテリーがない
・過給器配管の「TWINTURBO」モールドがない(写真では既に再現済みです)
・クーリングファンがない
・ラジエータがむき出し
・インタークーラーが付いている


はっきり言ってスカスカで、かっこ悪いの一言に尽きます。
パイピング

今回はエンジンを作り込むことにしました。

まずはインタークーラーに繋がるパイピング。
3mmソフトプラ棒で作ります。

こちらはインテーク側。
同じようにエキゾースト側も作ります。

ついでにタービンに繋がる吸気配管も作っておきます。どうせ見えなくなるけど・・・
組み付けるとこんな感じです。
赤丸の部分は、塞がっていたので開口し、プラ材や真鍮線を使ってアクセルを再現しました。

ホースジョイントは艶消しブラックで塗装し、厚手のアルミテープの細切りをくるっと巻いてホースバンドにしました。
エキゾースト側も同様に加工し、「TWINTURBO」は自作デカールを貼りました。
ヘッドカバー

ブローバイホースが再現されていないので、1mm真鍮線を曲げて作りました。
N1エンジン仕様にしたいので、クレオススーパークロームとスーパーゴールドを適当に混ぜて エアブラシで吹きました。

プレートは自作デカールです。
仮組みしてみました。

ヘッドからイン側、アウト側それぞれに伸びているブローバイホースは、バイクキットで余ったビニールコードに 0.5mm針金を通して形にしました。

クーリングファンはジャンクパーツから持ってきました。
シャーシに取り付けました。
エンジンを組むためには足周りも組む必要があります。
ラジエータ

アッパーホースに繋がる部分にパテを盛り、プラ板の切り出しでキャップを作りました。
フィンの部分をアルミシルバー、枠をグロスブラックで塗装し、キャップにはメタルックを 貼りました。

雰囲気が出てきました。
エアクリーナボックス

これは追加工なしです。

ホース部分は艶消しブラックで塗装し、ボックス本体はグロスブラックで塗装したあと 白のデカールを貼ってみました。

ホースバンドはアルミテープの細切りです。
バッテリー

ジャンクから持ってきましたが、ちょっと寂しいので加工します。
プラ板を切り出してこんなものを作っておきます。
次に1mmプラ棒に0.14mmプラ板をくるっと巻いて貼り、
0.3mmの針金を挟み込んで接着します。
塗装して部品を取り付ければ、ほら、バッテリーに見えなくもない。
これは何でしょう

2mmプラ棒をリューターにかませ、デザインナイフやPカッターなどをバイトにして こんなものを削り出します。
先端と横に0.6mmの穴をピンバイスで空け、0.56mmのビニールコードをぶすっと挿します。
正解は過給圧制御ソレノイドでした。
積層プラ板とスライスプラ棒でこんなものも作っておきます。何かのタンクです。
エンジンルームに取り付けました。

ヒューズボックスもプラ板で箱を作り、自作デカールを貼りました。
細かい配管

@0.56mmのコード(モデラーズ製)の先端を剥き、スロットルに繋ぎます。
A0.16mmプラ板でガイドを作り、アクセルワイヤーが完成です。
B5mmプラ棒を切り出して穴をあけ、
Cバイクキットで余ったチューブに針金を通したものを2本作って挿し、何かの配管が完成です。
だいぶエンジンルームらしくなってきたと思いますが、如何でしょうか。

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