冬が近づいてます。そう、僕らがそこら中飛び回ってるからです。
本州ではどうなのかは知らないけれど、北海道では僕らを見ると「1週間以内に雪が降る」なんて伝説になっていて、人間達に過酷な冬の訪れ(ちょっとオーバーだな、この表現は)を暗示させる存在だったりします。
右に示した画像(鮮明ではなくて申し訳ないです)にいるのが、
僕でして、体長3〜5mm程度の可愛い奴です。お尻に呼び名の由来になっているトレードマークの白い毛をつけて、出来るだけ沢山の人間に冬の訪れを告げるため、あっちこっちに飛び回るのを 日課にしています。
僕らの一生は短いです。動作があまり機敏ではないため、自転車を運転している人間に張り付いたまま灼熱の部屋に閉じ込められたり、運転手の口に飛び込んだまま帰ってこない仲間も多数います。また、追いかけられた時、親愛の情を感じて近づいた仲間は、トレードマークのお尻の毛を取られて死んでしまいました。それでなくても短い一生、だから、見かけた時は優しく見守って下さいね。
・・・って本当にそう思っているかは別として、雪虫です。正式な学名とかあるらしいのですが、知りません。雪虫は雪虫。それ以上でもそれ以下でもありません。
大体初雪の便りをこの虫の出現で感じます。街中だけかな〜と思っていたのだけど、今年の9月の頭くらいに山奥で見かけた一週間後、その付近で初雪が降ったとニュースで流れました。ほんと不思議な虫。
最近また頻繁に見るようになってきたから、冬支度の準備を始めきゃね。タイヤ交換はどうしよう
かな。この前はフロントガラスに氷張ってたし・・・(;_;)
この雪虫の画像は、CASIO QV-100 で撮影し、QV-LINK 及び Adobe Photoshop を使って修正しました。
尚、一緒に写っているのは、会社の制服を着ているあたしの左腕です。
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