Libretto再インストール日記 −パスワードが保存されない?− ○月∞日 日が変わって改めて動作を確認してみますと、なんかまだおかしい。そればかりか、これまで確認されなかった奇妙な現象まで発生するようになりました。 まず、相変わらずFDDが認識できない(;_;)。こんなに苦労して転送したのに・・・と悲観に暮れましたが、あきらめ悪くHDDの中を探っていたところ、C:\WINDOWS\INFディレクトリに新しく転送されたドライバ情報の中に、該当するドライバ情報があるのを発見しました。 これをインストールの時に指定し、転送元にC:\WINDOWS\SYSTEMを指定すると、めでたくドライバが認識されFDDが使えるようになりました。 つまり、元々出荷時の状態ではドライバ情報がHDD上に存在していたわけで、最初に旧HDD上に再インストールしたときは、手を抜いてこの辺のファイルを消さずに残しておいたのが幸いして必要なドライバが自動的にインストールされていた、というのが真相のようです。つくづく何が幸いするかわからないものだ(^^;)。 でもまてよ、そーすると今回わざわざ多大な手間をかけてファイルを転送せずとも、作成したCD-RのWINDOWS\INFディレクトリにある情報でドライバのセットアップを行えばそれで済んだのではないか・・・。なんてぇこった。どうやら見事にトホホを演じてしまったようです。 後で気が付いたことですが、購入直後に作成させられたバックアップFDの中に、この辺のドライバが入っているFDが存在する事がわかりました。更に作成に失敗していたと思っていたそれらのFDも実はかなりの部分が使えるらしいというのが判明し・・・、つまりは2重のトホホだったワケですね(がはっ)。 さて、こーやって今までの問題はある程度クリアされたわけですが、冒頭で書いたように別の新たな問題が持ち上がりました。 順調に各種デバイスのドライバをインストールして、ネットワークの設定も完了すると、立ち上げ時にWindowsパスワードの入力を要求されるようになります。このパスワード、初回に限り確認のため再入力を要求されるのですが、これが再起動する度に毎回出現するようになってしまいました。 もちろん、パスワードは記憶するように指定しています。それなのに、全然記憶される気配がありません。 なんでじゃぁ〜、としばらく悩みましたが、これは案外簡単に気が付きました。書き込めない、ということはパスワード情報を保存するファイルが書き込み禁止になっているのではないか。と考えると、思い当たるフシがあります。 経験がある方も多いと思いますが、CD-ROM内のファイルには無条件にリードオンリー属性が付いています。まあ、通常CD-ROMドライブでは書き込みは出来ないので当然ですね。 CD-ROMからコピーしたファイルを削除しようとすると、「ファイルxxxxxxは読み取り専用です。削除してもよろしいですか?」と注意されます。つまり、CD-ROMドライブからファイルをコピーした場合、リードオンリー属性も一緒にコピーされます。・・・ということは、先日CD-ROMから転送に成功したファイルにはおしなべてリードオンリー属性が付いているということで(^^;;;。 案の定、Explorerで属性表示をONにすると、ほとんど全てのファイルに"R"マークが付いています。これをセコセコとディレクトリ単位で属性解除したところ、次回からは再入力の要求はされなくなりました。おそらくレジストリファイルあたりの書き込みに失敗していたのではないかと思われます。 ただ、属性を変更していて気が付いたのですが、CD-ROMからコピーされたファイルの中に、オリジナルと属性が変わってしまっているモノがありました。 アーカイブ属性(Archive)なんかはどーでもいいのですが*1、隠しファイル属性(Hidden)やシステム属性(System)等は再現されないとやばそうです。特にシステム属性についてはExplorer上で変更できないので困りました。 全部のファイルについて確認するのはとても無理なので、とりあえず放っておくことにしました(こんなんばっかりや(^^;))。しかし寝覚めが悪いのも事実なので、懸案事項として頭の隅に引っかけておくことにします*2。 とりあえずここ数日のやっかい事が片づいたので、この日は久しぶりに気分良く就寝(笑)。んでもまだまだトホホは続く(爆)。
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