Libretto再インストール日記 −再びインストールの日々− ○月◎日 これまでの話で再インストールの話題は終わっているように思えます。現状問題なく動作していますし、実際OFFではその環境で活躍していただきました。 でも、これまでの一連の作業を通じてひしひしと感じたことがあります。それは、 「やっぱHDD容量が810MBじゃ少ないなぁ・・・」 ということ。Win95をインストールすると、それだけで200MB近く占有します(IE4.0を併せてインストールした場合)。確かにインストールし直して中身はすっきりしましたが、またすぐに足りなくなるのは目に見えています。再インスト前の使用実績を考えると最低でも2GBくらいは欲しいところです。 ちょうどそのころ、友人M氏から1本の電話がかかってきました。彼もLib'erでしかもヤツのはLibretto70です。曰く「新しいHDDを買ったのでインストールを手伝って欲しい」とのこと。 前にも書いたとおり、Libretto70以降には「バックアップCD-ROM」が付属しています。だから私みたいに苦労して環境構築する必要はないわけで、じゃなんで私の助けが要るかというと、そう、ヤツはFDDを持っていないんです。私が使ってるのを見て欲しくなり、私より性能のいいのを買って、まだなお私のFDDをアテにするなんて、なんて不届きなヤツなんでしょう(笑)。 まあそんなわけでヤツのインストール作業を手伝いに行ったのですが、・・・なんと言いましょうか、ここの本題ではないので中身については触れませんが、「バックアップCD-ROM」があったらあったで、それなりに苦労するんだなということを痛感いたしました(^^;)。 閑話休題、これが本題にどうつながるかと言えば、もうバレバレでしょうが(笑)、「ヤツのを見ていて私も欲しくなった」のです。HDDが。 LibのHDDは薄型の特殊品です。この辺の田舎ではそうそう売っているモノではありません。ヤツにどこで購入したか問いただすと、「秋葉のチチブデンキで購入した」とのこと。 チチブデンキといえば、東芝のマシン、特にLibrettoをはじめとするノート系のユーザーにとっては聖地に等しいお店です。何しろLibrettoに限っても、HDDやメモリ、バッテリパックなどは当然として、キーボードや本体ケース、HDD引き出し用の金属金具から特殊ネジに至るまで、およそ東芝製ノートパソコンに関わるモノなら何でも出てくるというすごいところです*1。 私も名前だけは知っていましたが、まだ行ったことはありませんでした。ちょうどすぐ次の週に秋葉巡礼*2が迫っていましたので、購入を前提にして検討に入ることにしました。 新しくHDDを購入するとなると、前回の再インストールの時よりもさらに悩ましい事態になります。前回の場合はWin95がまだ生きている状態からCD-ROMの内容をネットワーク経由でHDDに転送することでインストール環境を整えましたが、今回の場合はまっさらな状態からインストールしなければならないので、大量のファイルをどこから放り込むかに苦慮する事になりそうです。 手持ちの環境で何とかその辺をクリアする方法を考えました。一番楽そうなのは、デスクトップ環境にHDDをスレーブとして接続し、その環境で必要なファイルを転送してしまうという手です。ただこれだと、2.5インチのHDDを3.5インチHDD用のケーブルに接続するための変換アダプタが必要になります。幸いこれは手持ちのアイテムの中に存在するのですが、過去に一度電源供給ケーブルを取り外してまた付け直したということがあり、そのときに電源の+−があやふやになってしまってそれ以来怖くて使っていないという(^^;)シロモノで、できれば使いたくない。 それに伝え聞いたことによると、LibrettoはFdisk実行時にBIOSがハイバネーション*3用の領域を裏で確保するということなので、FdiskまではLib本体でやらないといけません。それは面倒くさいなあ*4ということでこの案は却下。 他にもケーブル接続とか、色々と手段はあるようですが、結局私は手持ちのアイテムでどうにかするのを諦め、新しいアイテムに手を出すことにしました。それは・・・(以下次号)←おいおいヒキかよ、テメー何様のつもり?(笑)
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