●カフェインは一般薬の解熱鎮痛剤、風邪薬、せき止め薬に中枢神経作用を期待して配合されています。また、アレルギー性鼻炎用薬には眠気防止のために配合されています。カフェインも過剰に取ると異常な興奮作用、頭痛、不眠、ふるえ、胃酸分泌亢進、食欲不振、動悸などの副作用を起こすことがあります。ドリンク剤の飲み過ぎやカフェインの配合された解熱鎮痛剤、風邪薬、せき止め薬、またコーヒー、紅茶などカフェインの含まれる量の多い飲食物との飲み合わせには十分に注意しなければなりません。
●カフェインは他の医薬品との相互作用で好ましくない副作用を起こすことがあります。例えば、解熱鎮痛剤、風邪薬などと併用して胃腸障害を生じたり、抗ヒスタミン剤と併用すると眠気を増強したりします。
●病院などでもらう薬との飲み合わせにも注意が必要です。例えば、喘息治療に処方されるテオフィリンはカフェインとの相互作用によりテオフィリンの作用が増強して不眠、頭痛、イライラといった症状をひきおこします。
ドリンク剤を正しく服用して有効で安全な効果が得られるようにしましょう!