●お薬の注意事項【便秘薬】

●便秘薬の無理な服用によって下痢を生じ腸の運動が異常になり、便が残っているような感じが残ります。その感じを取り除こうと、また、便秘薬を使うと悪循環になります。

●大量の便秘薬によって大腸に炎症がおこったり、下痢のしすぎで体内のカリウムが排泄されて低カリウム血症に陥ることもあります。症状として、からだに力が入らなくなり、さらに便が出にくくなります。ひどい場合、結腸症候群という大腸の病気にまで発展します。

●妊娠中の女性の便秘薬の使用は厳禁です。ダイオウ、センナなどは、かつて、堕胎薬に使われた成分で、流産の恐れがあります。

●ビサコジルは胃で溶けると胃を荒らします。そのためビサコジルが配合された製剤は腸溶錠になっています。胃腸薬の制酸剤や牛乳を一緒にのむと胃の中が一時的に酸性から腸内と同じような中性になって胃で溶け出して副作用を発現します。

※便秘の程度、種類などに合った便秘薬を選んで用法・用量に従って正しく服用するようにしましょう!


お薬の注意事項【整腸・下痢止め薬】


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