George. C. Reifel migratory Bird Sanctuary
The "perfect" information for JAPANESE
レイフェルへの道

 

 レイフェルは、鳥おたく以外にはとてもマニアックな場所なんだと思います。ホテルのフロントやレンタカーの営業所で道を聞いても、きっと誰も知らないでしょう。かくいう自分も、誰に聞いても場所を知っている者がおらず、途方に暮れた1人です。
 このHPを見て、是非とも訪れてみたいと思っている(であろう)あなたに、この情報ページを差し上げましょう。迷わず行け!!


バンクーバー南郊マップ(ぴーちの力作!)

1 交通手段
 
ハッキリ言って、車で行くしかありません。非常に不便なところです。近隣の町ラドナーLadnerまではバスがありますが、目指すレイフェルは、そこから十数キロも先です(ヒッチハイクする場合は別)。リッチなお方はバンクーバーからタクるという手もアリですが、幾らかかるのかはわかりません。

2 みちすじ
 グランビル通りGranville st.(=99号線)かハウ通りHowe st.を南下します。2つの道はダウンタウンの南端で合流してグランビル・アイランドの上を高架で通過し、住宅街に入ります。しばらくまっすぐな道となりますが、高架を渡りきってから7−8キロほどの間に、1本東側のオーク通りOak st.にシフトする必要があります。このシフトをしないと、道は空港の方へ行ってしまうからです(※確か空港方面との分岐には案内表示があったように思うので、その場合は「Seattle」方向へ左折すれば大丈夫)。
 ここさえクリアしてしまえば、あとはそんなに難しくありません。North Arm Fraser River(フレーザー川北支流)を渡り、道は信号のないハイウェイに。そのまま10キロほどは道なりに。途中、ハイウェイの降り口の分岐が右側にいくつか現れますが、まちがって降りないように。この先にあるトンネルをくぐるまでは直進、と肝に銘じて置いてください。ちなみにハイウェイはネズミ採りを頻繁にやっているそうなので、くれぐれもご注意を。
 で、トンネル登場。フレーザー川の南支流をくぐります。このトンネルを抜けて1つめまたは2つめの出口を出る(右車線から分岐)わけですが、1つ目はトンネルを出てすぐなので、2つ目の出口の方がわかりやすいと思います。
 出口を降りると17号線と合流するので、そのまま2キロほど南下。最初の大きな交差点に出たら右折です。曲がって割とすぐの右側に、大きなショッピングセンターが見えたら正解。このへんがラドナーLadnerの街です。そのまま道なりに突き進みます。この先は店が全くないので、もし食料などを手に入れたければ、先ほどのショッピングセンターで済ませましょう。
 さて、住宅地を過ぎてなんとなく閑散とした風景になってきたら、右側を注意しながら走って下さい。先ほどのショッピングセンターから5−6キロの地点に、レイフェル保護区への入り口を示す小さめの看板(ハクガンの絵が描いてある)が出ているはずです。この看板の所を右折。すぐに橋があります。これがCanue Pass Bridgeです。橋周辺はハクトウワシのよく見られるポイントだそうですが、僕が行ったときにはカワアイサなどが数羽いただけでした。橋は狭い(すれ違いもちょっと厳しいほど)ので、橋の上では車を止めないように。また路上駐車する場合は沿道の農家の迷惑にならぬよう注意。
 あとはもう1本道です。このあたりの畑にハクガンがよく入っているそうですが、僕が行ったときにはナキハクチョウの大群が入ってました。T字路に突き当たったら左(ここも看板が出てます)。右に水路を見ながらとにかく道なりにいけば、どんづまりにサンクチュアリの受付事務所が建っているはずです。なお、もし道に迷ってしまった場合でも、ラドナーの街で人に聞けば、たぶん判るのではないかと思います。
 なお、ロードマップはダウンタウンの書店でいろいろ探しましたが、「METRO VANCOUVER CITY MAP」(C$3.95)というのが、安くて詳しいうえ、「Reifel island」がちゃんと載っていましたので、参考まで。

3 入場料など
 Sanctuaryに入るには、入場料が必要です。

 ・大人1名 C$4  ※ただし60歳以上はC$2
 ・2歳から14歳 C$2
 ・2歳未満 無料

 事務所はグッズショップも兼ねてますが、職員の昼休み中は事務所から人がいなくなってしまうので注意。仮にいなくてもゲートがあるわけではないので入場はできますが、あとでちゃんとエントリーフィーは払うこと。なお、トイレ以外の設備は特にありません。
 入り口のところにレギュレーション(規則)の看板がありますので一応見てくださいね。まあ、鳥に餌をやるなとか、タバコを吸うなとか、ごく当たり前のことしか書いてませんけど。

4 その他の情報
 最後に、レイフェルに関するホームページのアドレスをご照会しておきましょう。

 KidsVancouver com.
  http://www.kidsvancouver.com/index.htm
 タイトルの通りバンクーバー周辺の子供の遊び場を紹介しているページです。その中の「Animals」(動物関係)のコーナーで、レイフェルの保護区が紹介されています(http://www.kidsvancouver.com/reifel_bird.htm#about)。

 Dave's Guide to the Known Universe
  http://home.istar.ca/~d_thomas/
 こちらもバンクーバー周辺を紹介しているページで、その中のバードウォッチングのコーナー(http://home.istar.ca/~d_thomas/birding_intro.html)に、レイフェル、スタンレーパークなどが紹介されています。

 それでは、よい旅を! 


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