かなり勝手なことを書きます。なーんも事情もわかっていないのにと思われるかもしれませんが、わたしの感じたままを書かせていただきます。(ここは問題というところがあれば、ご指摘ください。)
実は、12月1日の日体の記録会の帰り、たかさんと「シード落ちも覚悟しないといけませんね」という会話をしていました。わたしは、まだまだ勉強不足であんまり陸上のことがわかっているわけではないけれど、なんとなく「雰囲気悪くない?」という気がしていました。何を根拠にシード落ちなんて感じたのかわかりせん。なんとなくです。
その後、nomくんの日記からご自身が風邪をおしてのエントリーだったこと、nomくんの言葉でチームにまとまりのないようなことが書かれていました。
なんとなく感じた「雰囲気悪くない?」というのは、少しは当たっていたのかもしれません。でもこんなの当たっても嬉しくないです。
それに加えて、他大学がすごく強そうに見えました。駒沢、法政。関学院の尾田くんが最終組のトップをひっぱる場面なんかみると、そういうのって勢いにのるんじゃない?とまぁ、中大の選手にとっては失礼なことばかり考えていました。
心に重たいものもちながら、日体大の観戦記を書き始めました。書き始めると、そういう重い気持ちが薄れてきました。選手ひとりひとりの記録を追っていく作業に入り込むのは、楽しいものでした。内弁慶になってはいけませんが、中大だけを見るようにすれば、日体の記録会のときに感じた、暗い気持ちは薄れていきました。
メンバ発表があり、区間エントリーがあり、それぞれにドラマがありました。村本くん、富田くんのエントリーがないこと。区間エントリーで花田くんも走れないのではということ。藤原くん2区説から5区説へ。いろいろなことがありました。それらを応援ページに集まるみんなで共有していました。
結果は4位。わたしは自分なりにこの1年、応援してきたので、もしかしたら何位でもよかったのかもしれません。もちろん、4位より3位がいいし、3位より2位、1位のほうがいいに決まっています。でも、わたしは自分なりに応援をしていくだけで、結果についてどうこう言おうという気持ちになりませんでした。中大を応援することが楽しかったし、これからももっと楽しいと思います。そういう思いをさせてもらって、シアワセモノだと思います。
最後に、「箱根偏重」について。テレビ局の選手をみる眼差しについては、感想のなかでも少し触れましたが、「箱根」で活躍した選手の人気、偏重にはいやなものを感じています。世界陸上のマラソンでは、5位の油谷選手ではなく、故障で満足に走れなかった藤田選手onlyでした。実業団での活躍より、箱根の活躍なのでしょうか。
「箱根」も「甲子園」のように、一過性のものとして落ち着いてくれないかなと思います。高校野球は、燃えます。報道もすごいです。でも、去年の夏の優勝校が日大三校ということを覚えている人はどれくらいいるでしょうか。春の優勝校が常総学院ということを、覚えていますか。(わたしはもちろん、覚えています。)あんなに燃えたのに、それだけなんです。甲子園に出場した選手がプロ入りするのと、箱根を走った学生が実業団入りするのでは、その数が違いますが、甲子園で活躍したからといってプロ野球ではそれをもとに騒ぐようなことはしません。プロはプロなんですから。だから、箱根で騒ぐこともいいし、ドラマを演出することもいい。でも、卒業したらそういうこと抜きに、実業団での実力で評価し、取り上げていって欲しいと思います。
たくさんの感動をありがとうございます。
たくさんの元気をありがとうございます。
選手のみなさんのストイックな姿勢が、わたしの背筋をピンと伸ばします。
わたしだって、頑張らなければ!