丹後へ

さて、出発

 京都駅を10時25分発の「はしだて」に乗って天橋立まで行って、そこから乗り換えて網野へいきます。網野からはオフィシャルバスで受付の「あじわいの郷」(弥栄町)へ行きます。網野を14時のバスに乗って受付をし、そのあと大会の説明会を聞いて16時のバスで、宿泊先の久美浜へ移動しようというのが、今日の予定です。

 今回は、丹後へ出発する前にもうひとつ、楽しみがありました。
 中山道のジャーニーランにエントリーされている、くろねこさんとみやはんさんにちょっとの時間ですが、逢えることです。
 丹後へ行くのに12時25分の「はしだて」だったら、11時出発のときに三条大橋でいってらっしゃいができるのに、わたしが指定をとるのをもたもたとしていたから、京都駅でわずかな時間の再会になってしまいました。
 くろねこさんは8時頃には京都駅に着かれていて、わたしは8時48分に着く奈良線に乗るつもりで家をでたのですが、また、やってしまった「時刻表のミス」。8時34分にのれば、46分に乗りつげるはずが、電車はこなくて、結局、東福寺での乗り継ぎに失敗して9時9分になってしまいました。くろねこさんをお待たせして、奈良線ホームで再会。去年の甲子園マラソンのときに一瞬、すれ違った以来です。その前はもう4年前の「赤坂エンカイ」以来です。でも、ふだん掲示板やメールでやりとりしていると、実際に逢うのは久しぶりでも、違和感が全然ありません。
 改札を出て、次の乗り継ぎがいいように八条口でお茶して、9時半には三条大橋にむけて出ないといけないけど、入ったカフェは、ちっちゃいパンをサービスしてもらえることが、あとで判明。早くわかっていたらもっとたくさん食べたのに〜。そうしているうちに46分の新幹線で到着のみやはんさんを待って、一緒にということで、カフェを出て八条口へ。まもなくみやはん登場。地下鉄の乗り場までご案内して、くれぐれも烏丸御池(からすまおいけ)での乗り継ぎは、難しいからと要注意をして、お見送りをしました。
 くろねこさんにもみやはんさんにもお土産をもらってしまいました。お気遣いすみません。ありがとうございます。
 ジャーニーランは3日間で約150キロ。荷物も全部背負って走られます。
 ウルトラとはまた違った楽しみがあるのでしょう。わたしもいつか走ってみたいです。でも、いつになるかなぁ。まだまだ挑戦したことが、わたしには、山ほどあります。

 お見送りをしたあと、山陰線ホームへ行くと、「はしだて」は、清掃中でした。
 指定をとっているからあせることはないので、ホームのベンチに座ってぼーっと過ごしていました。自由席のところには、丹後に参加らしきランナーの姿もみえます。
 こうやって乗る列車を待つ時間が結構、好きです。

 列車はほぼ席は全部、詰まっていました。丹後への参加者は1〜2割くらいかな。そんなに多くなかったように思います。
 列車のなかでは、もっぱらメールです。(ええんかいな。)山陰線からの車窓は、なかなかいいので、それも楽しみです。コーヒーをもっていっていたので、それを飲んだり、おやつを食べたりしているとあっという間にすぎてしまいました。くろねこさんにいただいたおやつも、列車のなかで1つ、食べました。おいしくてとってもシアワセでした。昼食も残ってたごはんで作ったおにぎりで済ませました。とってもトクした気分です。車内販売のお弁当がすぐに品切れになっていたので、自前で調達しておいてよかったです。メシは早めに確保です。

 終点の天橋立駅に着いて、乗り換えて網野へ入ります。乗り換え列車は1両だけなので、地元の通常、列車を利用している人に加えて、丹後への参加者が1両に集中したのですから満杯でした。
 車窓からは海が見えて、丹後にきたんやなぁとあらためて感じました。
 網野駅に着いたら、うえやまさんにいきなり再会。わーい、すんなり会えてよかったねぇ。
 うえやまさんとは、2年くらい前に1度、お会いしただけかなぁ。ここでもそういう時間は飛び越えた再会ができました。そして同じ列車だった、うえやまさんのお友達の小池さんとも合流です。小池さんは、月陸に載ったわたしの写真を手がかりに探してくださったのですけど、わからなかったとのこと。月陸の写真はかなり顔が膨張して映っていたからかなぁ。実際のわたしも、決して小顔ではありませんけど。
 
 あじわいの郷へは20分ほどで着きました。
 受付をして、NBでお仕事のはまちゃんに手を振って会場を少しうろうろして、説明会。今年は90キロ以降の関門がなくなったとのこと。それはいいことです。(やっぱり説明会には、きておくものと痛感。)
 でも、大会の説明は半分(30分)くらいで、あとはほとんどスポンサー紹介でした。
 説明会の司会は、レポーターの高瀬みどりさん。ご本人もフルを3時間1分で走られる、かなりの実力ランナーです。以前、野沢温泉の大会のゲストにこられていたけど、そのときはそんなに速いってイメージではありませんでしたが、すごいランナーだったとは。
 やはりプロの話し手ということもあり、声がよく通るし、走るということをわかったうえで司会をされているのは説得力があって、とってもよかったと思います。高瀬さんは、翌日のスタート時もゴールもずっとアナウンスを担当されていましたが、このキャスティングはとってもよかったと思います。
 スポンサーの紹介といっても、宣伝だけではなく、シューズやエイドでの補給、テーピングなど、役立つ情報もたくさんありました。あたりまえでわかっているようなことですけど、あらためて納得するよなうなこともいくつかありました。コースディレクターの坂本さんもでてこられてて、芸能人のマラソンをサポートされている様子には、あまりいいものを感じていなくて、ちょっと胡散臭いぞと思いつつも、それでも、坂本さんのことばには納得することもあって、と複雑でした。
 でも、次のことばは、わたしが翌日、走ったときに、思い返したことばです。

 「走っているあいだには、いろんなことが起ります。エネルギー切れや足の痛みなど、そういうことが、少しでもあとになるように対処することが大切です。」
 「走れば、いろいろ身体の変化が起ります。すべて受け入れてください。起ったことを嘆いても仕方ありません。受け入れたうえで、自分がどう対処するか、考えてください。」

 説明会が終わって、うえやまさん、小池さんと会場内をウロウロしていたら、さぼちゃん、みやけんさんに合流。みんなでしばらくしゃべっていて、仕事中のはまちゃんも合流して、楽しいひとときを過ごしました。特別に約束もしていないけど、なんとなく集まって、なんとなく一緒にいれる仲間というのは、いいものです。
 楽しい時間をありがとうございます。
 前夜祭に不参加のうえやまさん、小池さん、わたしは16時のバスで宿泊場所に向いました。
 澤ちゃんとは、あじわいの郷の入り口ですれ違えました。
 浜ちゃんとまみりんさんは、、、、、会場で会いましたっけ?人ごみのなかで会ったような会ってないような、、、、、記憶があいまい、、、、です。

丹後歴史街道2002
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