6区レース経過−テレビ中継より

6区という区間

 区間賞は駒大の塩川くんで36分8秒。2位の大東の田上くんが37分01秒ですから、塩川くんで他大学に1分くらいの差を作ったことになります。
 中大は、5区で5位の東洋大とは9秒、大東大とは13秒、早稲田とは20秒の差。当然、6区の原田くんで4位にという位置です。出雲でよくなかっただけに、ここで頑張って欲しいと思いました。
 
「309」で池上くんは、原田くんのことを次のように書いています。
「出雲でまさかの区間17位に終ってしまい、今回は負担の少ない6区となりました。が、今回もロードでは圧倒的に強い、原田の走りができませんでした。前の区間で中村が差を詰めただけに、原田で4位まであがりたかったのですが・・・。」

 あれ、ほとんど一緒のことですね。
 でも、ほんとにそう思います。ここで4位にって。箱根では9区で駒大の高橋くんには及びませんでしたが区間2位で、順位をあげた選手ですから。
  
 また6区は「4年生対決」もたくさんありました。山学の清家くん(報徳)、日大の山本くん(倉敷)、大東大の田上くん(伊奈学園)、東洋の岩田くん(西脇工)、早稲田の中尾くん(西脇工)。

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全日本大学駅伝('02.11.3)

 5区から6区へは、1位日大、2、3位山梨・駒沢(54秒)、4位早稲田(2分09秒)、5位大東(2分14秒)、6位東洋(2分17秒)、7位中央(2分27秒)、8位第一工(2分55秒)、9位順天(3分16秒)で中継しました。
 日大の山本くんは、最初の1キロを2分54秒と落ち着いた入り、ほぼ同時に襷を渡した山学と駒沢は500メートルほどで、塩川くんが清家くんの前へいきました。塩川くんは2分50秒で入り。
 2.7キロで山本くんと塩川くんの差は43秒に。山本くんは3分を少し切るくらいなので、少しずつ塩川くんが差を詰めています。
 4キロで山本くんと塩川くんの差は37秒、塩川くんと清家くんの差は15秒になりました。さらに6キロ手前で塩川くんは20秒差と、6キロで30秒詰めていきました。塩川くんの5キロ通過は14分40秒。7.2キロで差はさらに5秒と詰まり7.5キロで塩川くんが山本くんに並走することなく一気に前にでました。
 4位以下は、田上くん(大東)、中尾くん(早稲田)、岩田くん(東洋)が集団に、そして少し離れて中央の原田くんがきています。

−ここでテレビ中継、ニュースのため中断で展開わからず−

「月陸」によると、塩川くんはその後もペースを緩めず、山本くんを47秒、岩永くんを56秒引き離してリレー。山本くんは岩永くんにも9秒差まで追い上げられた、ということです。