7区

 いよいよ終盤の7区です。6区では車の中から何度も応援して、車を降りての応援もできました。
 その頃、中継はほとんど入ってなかったので、全体の順位はほとんどわからず、選手のすぐ近くにいるのに、「大学駅伝」の全体像からはすごい遠くにいたのかもしれません。
 車を降りて応援するとき、前の選手とのタイム差を計りたかったけど、いざ選手が走ってくると、そっちに気をとられて、1度もストップウォッチを押すことができませんでした。わたしの時計、300ラップとれるのに。(300ラップも必要ないですけど。)
 6区の原田くんはどうだったんだろうか?そのときは全然、わかっていませんでした。ただ、順位が変わっていないだろうなと漠然と思っていました。
 そのとき先頭が駒大ということはなんとなくわかっていて、山学がアンカーのモカンバでどれだけ詰めてくるか?という感じで思っていたと思います。
 中大が7位という現実、、、、、、でも、なんかまだそのときはシード落ちなんてことは考えていませんでした。でも7位だったら順位をあげないとシード落ちなんですよね。当たり前ですけど。でも、なんか中大って終わったら、いつもいい位置にいるし、、、、と思う反面、出雲の11位が頭をよぎって、、、、とそれなりに複雑にしていました。

 7区の中継後、1キロ以内のところに車をとめていただいて、大東大の野宮くん(あのさ、どうでもいいことなんですが、「のみや」で変換したら必ず「飲み屋」ってでてくるんですよね。さすがわたしの辞書の優先順位は違うわと思うのです)を応援しました。
 彼は駅伝デビューなんですよね。熱田神宮でご両親にもお目にかかっているし、6月の日体の記録会でも観ているしで、かなり気になっている選手です。駅伝デビューが無難に(というのは、失礼かもしれませんが)まとめてくれるといいなぁと、思っていました。野宮くんは単独4位ですから、とっても余裕のある走りにみえました。もっともスタート直後なので、よくわかりませんが。でも、スタート直後でなかったら、なにか判断できるかといえば、全然、そんなことないですから。(よくバイクリポートで、「○○が元気です」と言った途端に遅れ始めたってこと、ありますからね。いつもその選手と接しているわけでもない人が、判断できるものではないんでしょうね、調子の善し悪しってのは。)
 野宮くんを見送って、早稲田の原くん、東洋の渡辺くんのあとに中央の池永くんです。
 池永くんも駅伝デビューです。(もしかして出雲走ったかな? 自信なしです。すみません。)
 池永くんも颯爽と走っていかれましたけど、これまたスタート直後ってことで元気いっぱいです。女子大生くんたちにも次くる選手が「池永くん」と伝えて、一緒に応援していただきました。ありがとう。

 7区からは、選手を追いかけることはできなくて、ゴールに先回りして車を置いて、ゴール付近に行くそうです。しばらく、駅伝の近くですごしていたけど、ちょっと離れてお伊勢さんへ向います。
 車のなかでは、再び花子の中央解説。「池永くんはねぇ、3000障害の選手でインカレにも出てるんですよ。(関カレでしたっけ? 記憶あいまいです。ごめんなさい。) 

7区レース経過 −テレビ中継より

7区という区間

 

 大東が野宮くん、東洋が渡辺くん、早稲田が原くん、中央が池永くんと4〜7位は1年生対決になりました。区間賞は駒大の北浦くん、2位が日大の勝亦くんで約40秒の差でした。そのあとは3位が池永くん(2位と3秒差)、東海大の根立くん(2秒差)が4位、5位が東洋の渡辺くん(2秒)、6位が順天の春田くん(1秒差)、7位が大東の野宮くん(4秒)。つまり2位以下がほとんど変わらないタイムで1位の北浦くんが抜きん出ているといっていいでしょう。山学は、川嶋くんが区間9位、北浦くんと55秒の差というのが最後になってひびいてきたのではと思います。

 6、7区を走る選手というのは、テレビ中継ということだけから考えると受難としかいいようがありません。
 なんで駅伝中継を割って、長時間のニュースが入るのか、まったく理解ができません。そして、2度か3度目のハイライト、さらに有力選手のエピソードのVTRも2度放映。(途中から中継するテレビ局があるらしくその配慮ということらしいですが。)それにしても、こんな駅伝中継があってもいいものか、理解に苦しみます。
 CMでは「4大駅伝頂上決戦」などとB’zの音楽で派手に宣伝しているけど、そんな宣伝に恥じないような番組構成をしてもらいたいものです。

 ということで、6区から7区への中継はまったく放映されませんでした。
 駒大(3位→1位)、日大(1→2 47秒)、山学(2→3 56秒)、大東(5→4 2分15秒)、早稲田(4→5 2分21秒)、東洋(6→6 2分21秒)、中央(7→7 2分50秒)で7区へ中継しました。
 駒大の北浦くんは5キロではすでに日大の勝亦くんとは1分6秒と少しずつ差を広めていきました。北浦くんは3分を切って徐々にペースをあげていって、一方、ペースのあがらない勝亦くんとの差が開いていきます。7キロ付近では、後ろの山学の川嶋くんに15秒差まで詰められています。前との差が広がり、そして後ろからも選手がやってくる状況で、勝亦くんはどんな心境なんでしょう。(それでも終わってみれば区間2位なので、冷静に走ったということなんだと思います。)
 7キロあたりでの以下の順位は、4位大東の野宮くん、5位東洋の渡辺くん、6位早稲田の原くん、7位中央の池永くん、8位順天の春田くんです。
 9キロで中央の池永くんが早稲田の原くんをとらえて6位に順位をあげました。

全日本大学駅伝('02.11.3)
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