な す
ナス科で原産地はインド。日本には8世紀ころには入っていたそうです。形や色などさまざまで、地方品種も多くあります。(京都の加茂ナスは有名)
主成分は糖質で、食物繊維を多く含みます。切り口がすぐ変色してしまうので、水にさらしてアク抜きをして調理しますが、高温で調理すればアクの成分は分解されます。油とよく合うので、アク抜きせずに調理できるので手軽です。
水分が蒸発しやすいので、ラップに包んで冷蔵庫で保存しますが、低温すぎると実がしぼんで種も変色してしまいます。
ナ ス の チ ー ズ 焼 き
ナス 3〜4こ
粉チーズ 大4〜5
@ナスはヘタを落とし、同じ厚さの4つに切り、水にさらす。
A水気をふきとり、軽く塩をふって、熱したフライパンにサラダ油をひき、切り口の両面を色 よく焼く。
B焼いたナスは天板に並べ、粉チーズを多めにふり、刻みパセリを散らす。
C高温のオーブンでチーズが溶けるまで焼く。
マ ー ボ ー ナ ス
ナス 6こ(400グラム)
豚ひき肉 100グラム
しょうが 大1(みじん切り)
ねぎ 大1(みじん切り)
にんにく 小1(みじん切り)
A砂糖 大1/2
醤油 大2
酒 大1
水 大2
サラダ油・酢・片栗粉・豆番醤小1
@ナスは縦6〜8つ切りにし、揚げ油を高温に熱して素揚げする。
AAを合わせておく。
Bなべにサラダ油を入れ、にんにく、ねぎ、しょうが、を入れて炒め、香りが出たらひき肉を加えて炒める。
C豆板醤を入れてまぜ、ナスを加える。
DAを入れて1〜2分煮て酢を入れてまぜ、水どき片栗粉で少しとろみをつける。
ナ ス の ミ ー ト ソ ー ス グ ラ タ ン
ナス 2本
合挽きミンチ 200グラム
玉ねぎ 半分
トマトケチャップ
塩・こしょう
@ナスはヘタをとり1センチくらいの輪切りにする。
Aナスをフライパンに油を熱して両面焼く。
B玉ねぎはみじん切りにして、ミンチとともに炒める。
Cよく火がとおったら、トマトケチャップを加え、塩、こしょうで味をととのえる。
D耐熱容器にナスを並べ、その上に挽肉をのせる。
E好みで粉チーズまたは溶けるチーズをのせて、高温のオーブンで10〜15分ほど焼く。
ナ ス の 含 め 煮
温かくても、冷たくしてもおいしいナスの含め煮。京都、大阪では昔からナスを炊くには干し海老がつきものといわれていました。少し時間がかかりますが、本格的な含め煮を作ってみませんか?
なす 4〜6本
干し海老
だし汁・醤油・みりん
@ナスはヘタをとって縦2つ割りにし、皮目に細かく鹿の子包丁を 入れ、20分ほど水につけ てアクを抜く。
A鍋に出し昆布と鰹でとった2番だしを煮立たせ、みりんと薄口醤油でうすめに味をととのえ 干し海老を入れてさらに煮立たせる。Bナスを鍋に入れるときは、半割りを2つづつ入れ、再 び煮汁が煮 立つのをまって、また次の2つずつを入れるというようにくり返す。(一度に全 部入れてはいけない)
Bすべて鍋に入れ終わり、5分ほど煮るとナスがやわらかくなる。そこでナスを鍋から出して 皿に並べ、煮汁と別々にうちわであお いでさます。
Cナスが冷めたら、再びナスを煮汁にもどし、冷蔵庫に入れて半日以上おいて、味を含ませる。 このとき出しがらになった干し海老は捨てる。
D充分味を含ませたナスは、冷たいままでも、温めてもおいしい。
焼 き ナ ス
ナス 4〜6本
かつお・ねぎ
おろししょうが
@ナスはがくをとる。(ヘタはつけておく。)
A網を熱し、強火でこげめが充分つくまで焼く。
B焼けたら水にさらしたあと、水気をふいて皮をむく。
C適当にきりわけ器に盛る。
*おろししょうが、けずりかつお、青しそ、ネギ等を添えて、醤油で食べる。
*オーブントースターに丸ごと入れて焼くととっても簡単!
蒸 し ナ ス
ナス 4〜6本
薬味
@ナスはヘタを落とし、全体に塩をなすりつけておく。
A器におき蒸し器で中がやわらかくなるまで蒸す。(ラップをして電子レンジで5〜8分加熱 してもいい。途中で上下を返す。)
B水にさらしてから4〜6つくらいに縦にさく。
C焼きナスと同様におろししょうが、けずりかつお等と醤油で食べる。
揚 げ ナ ス
ナス 4〜6本
大根おろし
ねぎそばつゆ
@ナスはヘタを落とし、皮むき器で皮を縞目にむく。
A@を2センチくらいの輪切りにして、高温の油で揚げる。
B揚げたてをそばつゆ(だし5:醤油3:みりん2)、大根おろしやネギをそえて食べる。
*揚げたナスを酢2:醤油2:砂糖2:ごま油1といりごまをまぜたものにからませ、冷蔵庫に入れて冷やして食べてもおいしい。
な す の か ら し あ え
ナス 4〜5こ
溶きがらし 小1
醤油 大2
みりん 小1
@なすはヘタを落とし、皮を縞目にむいてから薄く輪切りにする。
Aなすをカップ2の水と大匙1の塩をあわせた中につける。
B溶きからし、醤油、みりんをあわせた中によくしぼったナスをあえる。(少し重しをして味を なじませると一層おいしい)