プログラム
競技そのものについては、今回はメモしながら観戦しなかったので、ほとんど書けませんが、どんなことを考えながら観戦していたのかを、書いていきたいと思います。
その前に、前々から思っていたことがあります。
競技会のプログラムというのは、タイムテーブルがあって、そのあと、男子の短距離→中距離、障害、フィールド競技、そして女子という順番になっていると思います。こういう順番って、陸上やっている人にとっては、当たり前のことかもしれないけど、わたしは、観戦を始めたころ、随分と戸惑いました。
自分の見たい競技のスタートリストが何ページに載っているのか、見つけるのがたいへんなのです。
ということで、できればタイムテーブルの横に掲載ページをいれるとか、「目次」を作るとかしてもらえないのかなーと思います。
いちばんいいのは、タイムテーブルの横に書いてくれることなんですけど、でも、こういうのって、たぶん「書かないもの」というのが、常識になっていて、きっと変更はないと思います。陸上競技に限らず、「業界の常識は、一般人の非常識」ってのと似ている構造だと思います。
女子400mH 予選
楽しみにしていた種目のひとつです。
吉田真希子さんが日本新を出されたときのレースをみているので、是非、再現をしてほしいと思っていました。
それからもうおひとり、小坂田美恵さんのレースも楽しみにしていました。
400mの小坂田淳さんの奥さまで、お子さんもいらっしゃるとか。
予選は3組で2着+3。小坂田さんは、1組でたぶん1位だったと思います。
2組は、福島大の久保倉さん、3組はFSCの吉田さんと、やっぱりわたしが名前を知っている選手(女子選手に関して、わたしはほとんど知識がない)が予選を通過していました。
女子800m 予選
3組で2着+2。
800mだと、400Hよりは、名前を知っている選手が多いです。
注目の杉森さんは1組。なんとその1組に神戸(かんべ)高校に一柳りえさんがいらっしゃるじゃないですか!彼女は、12月の都大路で1区を走られ、都道府県駅伝でも三重で選抜されていて、京都で2度、目撃している選手です。直接は面識なしなんですが、ホンダつながりでひそかに応援していたのです。
高校生が日本選手権にエントリーしているというだけでも、ドキドキものなのに、杉森さんの隣じゃん!ってことで、わたしのほうがドキドキしていました。
1組目が始まるとわたしの少し斜め前に、りえさんのお友達(というか同じ高校の陸上部の方)が、ラップをとりながら、「ムック(りえさんの愛称)ファイト!」と応援されていました。このお嬢さんも、わたしのことは知らないけど、わたしのほうはよく知っているという歪んだ関係。せっかくの機会なんで、声をかけようかと思いましたが、「なぜ、知っているか」を一言で説明するのはムリで、へんなおばさんと思われたら、いやなので、断念しました。
レースのほうは、りえさんがトップで引っ張っていましたが、2周目後半から遅れてしまいました。
800って、わからないからね。
最初っからぶっちぎるなら別だけど、途中までトップで引っ張った人が後半に後退していくのは、辛いものがあります。それも自らの意思で前に出るならいいけど、ポーンと前に出されたような感じになってしまっているのかなと、思えるときもあります。
2組は、日本記録をもってられる西村美樹さんがいらっしゃいました。
3組には、もうひとりの高校生、愛知淑徳高校の坂田さんが走られていました。そして兵庫で何度も見ている元UFJの松島朋子さんも。松島さんは、UFJの選手の方たちから、「ともちゃーん」という声援をうけてられました。
それにしても、800というのは、観ているほうも酸欠になるのではと思うくらい苦しいです。
男子800m 予選
女子に続いて男子の予選です。
女子のところにも書きましたが、タイムなのか勝負なのか、もっとも難しい種目のように思いました。先行、逃げ切りはよほど力の差がないとできないし、抑えすぎたらスパートできない、その微妙なところ調整して、本番で走るというのは、すごいことなんだと思います。