か ぼ ち ゃ
ウリ科の1年草で原産地はアメリカ中南部。日本にはカンボジアから入ってきたので「かぼちゃ」と呼ばれますが、関西では「南瓜(なんきん)」とも呼びます。
ビタミンA(カロチン)、B1、B2、Cを多く含みます。冬至にかぼちゃを食べるという習慣は、ビタミン類を摂取しにくい時期にかぼちゃから補給するという意味もあるようです。
まず包丁をいれて種とわた(わたから腐ってきます)をスプーンでとって調理しやすい状態にして冷蔵庫に入れておくと決して「たまる」ものでもありません。丸ごと新聞紙が紙袋にいれて冷暗所で保存すればかなりもちます。栄養いっぱいで保存もきく野菜です。各家庭の好みに応じて上手に利用したいですね。
かぼちゃの含め煮
かぼちゃ 1/2こ(500グラムくらい) |
@かぼちゃは種とわたを取り、3〜4センチ切り、皮をところどころむいて、面とりをする。(こうすると煮崩れずきれい)
A鍋にかぼちゃの皮を下にして入れ、だしを加えて火にかけ、煮立ったらみりん(砂糖でもよい)を加え、弱めの中火でしばらく煮 てから、醤油、塩を加えてゆっくり煮含める。
*かぼちゃを切って、塩少々をふって冷蔵庫でねかしてから煮ると、余分な水分がでて上手に煮れる。砂糖でも同じ。
かぼちゃの揚げ煮
かぼちゃ 1/4こ(200グラムくらい) 水 1カップ (砂糖大3・醤油大1) |
@かぼちゃは種とわたを取り、小さめの角切りにする。
A中温の油でゆっくりと揚げる。
B鍋に水、しょうゆ、砂糖を入れて煮立て、油をきったかぼちゃを入れて汁気がなくなるまで煮る。
かぼちゃのベーコン巻き焼き
かぼちゃ 1/4こ ベーコン 4〜8枚 |
*バターやベーコンの油が気になる場合は蒸してもおいしい。
@かぼちゃは1センチくらいのくし形に切る。
Aベーコンは長いものは半分に切り、かぼちゃを巻いて、塩、こしょうする。
Bフライパンに油(またはバター)をひいて、ベーコンをまいたかぼちゃを両面焼き、酒大匙1〜2をふってふたをして7〜8分蒸し焼きにする。
かぼちゃのチーズ焼き
かぼちゃ 400グラム バター 大2 牛乳 1/2カップ 塩 小4 こしょう 少々 とろけるチーズ 60グラム |
@かぼちゃは7〜8センチの長さ、1センチくらいの厚さに切る。
A底の広い鍋かフライパンにかぼちゃを並べ、バター、牛乳、塩、こしょうを加えて、ふたをし中火でかぼちゃがやわらかくなるまで煮る。
B耐熱容器にかぼちゃを並べ、適当に切ったチーズをのせ、食べる直前に高温のオーブンかオーブントースターでチーズが溶けるまで焼く。
かぼちゃの簡単スープ ほのかな甘味を生かしてスープに!
かぼちゃ 1/4こ ブイヨン 1こ 牛乳 2カップくらい (生クリーム) |
@かぼちゃは2センチくらいに切って、皮をとってかぶるくらいの水とブイヨンを加えて煮くずれるくらいまで煮る。これをうらごしするかミキサーにかけてなめらかにする。
(万能こし器やみそこし器をつかってもいい。)
A食べる直前に再び火にかけ、牛乳を加え、塩、こしょうで味をととのえる。
*仕上げに生クリームを入れたり、コーヒーフレッシュを流してパセリを添えてもいい。
☆丸ごとを6〜8つにくし型に切って。蒸してバターで食べてもおいしい。 3センチくらいに切ってゆでて冷凍保存しておけば使いはいっぱいあります。
凍ったままだし汁でにれば簡単に含め煮ができます。
再びゆでて解凍したものとミックスベジタブルをバターで炒めれば、美しいつけあわなります。
じゃがいもと同じような感覚で、サラダとしてもいただけます。