第86回 関東学生陸上競技対抗選手権大会 2007年5月12日、13日 18日 19日
                                         
                                          於 国立競技場

*今年は、18日しか観戦していないので、観戦記は3000障害の決勝と15001部の予選のみになります。

1部 3000障害(決勝)

スタートしてすぐトップに出たのが中大の森宗くん。でもすぐに早稲田の駒野くんが先頭にでます。
400メートルは、74秒。少し長めの集団になります。

2周目は、駒野くん、森宗くん、菊池くん(順大)、斎藤くん(法大)、山下くん(中大)、三輪くん(早大)、武田くん(順大)、佐藤くん(城西)、須田くん(順大)、松本くん(山学)、福島くん(法大)、染谷くん(日大)の順でした。
その中から駒野くん、森宗くん、菊池くんの3人が前に出ます。
前3人で、後ろが9人。
中大の山下くんは、後ろの9人のなかの4番目くらいです。

駒野くん、森宗くん、菊池くんが先行し、後ろの集団は、武田くん、斎藤くん、三輪くん、山下くん、須田くん、佐藤くん、福島くん、染谷くん、松本くんのの順です。

1000メートルは2分53

1000を過ぎて、前の3人のなかでつねにトップにいた駒野くんが前にでます。
駒野くんがトップ、その後ろに菊池くんと森宗くん。
駒野くんと菊池くんとの差はあまり大きくありませんが、森宗くんと後ろの集団は1秒くらい離れています。

2番手の菊池くんと森宗くんは並走していましたが、森宗くんが少し離れます。
駒野くん、菊池くん、森宗くんが等間隔に開いて、その後ろに9人の集団です。

2000手前で、森宗くんが後ろの集団のなかの武田くん、斎藤くんに吸収されそうになります。
斎藤くんの後ろには須田くん、山下くんがいます。

2000は5分49秒(2分55)

駒野くんと菊池くんの差は3秒、菊池くんと後ろの集団も3秒差くらいです。
後ろの集団は、武田くん、斎藤くん、山下くん、須田くんらが前のほうにいます。

駒野くんは、さらに先行して、等間隔で3秒差だったのが、同じように4秒差になります。
ラスト1周のところでは、駒野くん、菊池くん、山下くん、武田くん、斎藤くん、須田くん、福島くん、、少し離れて、三輪くん、松本くん、染谷くん、佐藤くん、森宗くん。

ここから、全体が動いてメモしきれていないので、覚えていることだけ。
駒野くんが先行していて、第4コーナーをまわるくらいには、後ろとの距離を確認して、余裕のフィニッシュという雰囲気でゴールラインまで行ったのですが、菊池くんが水壕と障害のあと猛スパート。
もう少しで駒野くんを捉えるところでした。
駒野くんが余裕でゴールした様子からすると、菊池くんの猛追には気付いていなかったのかもしれません。

3位以下は混沌としていて、山下くんは3〜5位くらいのところ、最後までついていって4位でゴール。
前に須田くん、後ろに武田くんと、順大包囲網のなか、よく4番目で粘っていたと思います。

森宗くんは、果敢にトップを狙いましたが、2000くらいで後退していきました。
一時は最後尾になっていましたが、そこは森宗くんの意地、最後、城西の佐藤くんを抜いてゴールしました。

駒野くんが最初から最後までトップを譲らなかった展開でしたが、ラストの菊池くんの追い込みのほうがむしろ脅威に感じました。

山下くんは、後ろの集団のなかでいい位置にいて、順位をあげていって4位でした。
わたしは山下くんの走りを見るのは初めてですが、走るごとに進化しているということで、今後、さらに期待したいと思います。
森宗くんは、勝負に出ての後退、次に期待したいと思います。

駒野くんは8分51秒22、菊池くんは51秒41、須田くん55秒45、山下くん57秒87。
森宗くんは9分09秒22でした。


2部 3000障害(決勝)

*アナウンスが大東大の選手を間違えて放送したこと。
 青学、亜細亜大のユニホームの色がよく似ていること、ナンバーカードが読み取りにくいことなど、いろいろあって、どこまで正確か、とっても不安です。ご了承ください。

スタートして先頭に出たのが、大東大の佐藤くんと濱くん、亜細亜大の緒方くん、農大の岡村くんです。
佐藤匠くん、濱くんを先頭に400メートルは75秒。

佐藤くん、岡村くん、緒方くん、濱くんの順ですが、その後、トップに出たのが濱くんになると思います。
アナウンスは佐藤くんなのですが、展開からすると途中から濱くんかなぁという感じでした。
前のほうには、他に拓大の樅木くん、中学大の大野くんがいました。

1000は2分57秒。

レース中盤で濱くんがぐっと前に出て、後ろと3秒くらい差をつけます。
濱くんが出て、次に佐藤くん、大野くんと続きます。
このあたりで駒沢の2選手が遅れるような感じでした。

2000は5分57秒(3分01秒)。

2000を過ぎて、先行していた濱くんを佐藤くんがだんだんと詰めていきます。
3番目は緒方くんです。

6分半くらいで、濱くんを佐藤くんが抜いて、差を1秒〜3秒と広げていきます。
そのまま後続の選手をどんどん離して、1位でゴールしました。

わたしのメモには緒方くんや樅木くんの名前はよくでてくるのですが、青学の選手の名前は全然でてきませんでした。
でも2位に佐々木くん、、4位に五刀くんが入っています。
2位に入った佐々木くんがどういう動きだったのかなど、全然、わかりませんでした。

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1部 1500予選 1組

5着プラス2が決勝進出ということで、実力のある選手はまわりをみながらのレースになったと思います。
中大からは上野くんと1年生の大石くんがエントリーです。
スタートしてすぐ上野くんが先頭に出て、その後に大石くんがいます。
400メートルは66秒。

順大の松岡くんが外から前に出て、順大の松本くんも前にいきます。
800メートルは2分10秒(64秒)。

大石くんは、最初は上野くんの後についていたのですが、他の選手に囲まれるような形で、身動きできなかったように見えました。
身長があまりないので、とばされてしまうのではと心配するくらいでした。

先頭には、松岡くん、上野くんらがいます。
1200は3分11秒(60秒)と、ペースは上がっています。
ラストは上野くんが4コーナーをまわってから加速をしたけれども、前を追うわけでもなく、まわりをみながら3位でゴールしました。
トップは松岡くんで3分54秒00。
上野くんは3分54秒31で3位。大石くんは3分57秒81で10位でした。
決勝進出は、松岡くん、松本くん、上野くん、田中くん(城西)、高橋くん(早大)の5位まで。


1部1500予選 2組

2組にエントリーしていた徳地くんはDNSでした。
この組は、早稲田の下平くん、日体大の口野くんと800メートルの選手が出場しています。

スタートしてすぐトップに出たのが東海大の佐藤くん。日大の野村くん、日体大の口野くん、東海大の藤本くんが前のほうにいます。
400メートルは61秒と、1組に比べてかなり速いペースで入ります。

400メートルをすぎて、佐藤くんが1人前に出ます。
佐藤くんが前に出て、後に集団がついています。
後の集団は口野くん、高谷くん(国士舘)、野村くん、順大の井野くん。あと1人はたぶん下平くんだったと思います。
800メートルは2分03秒(62秒)。

佐藤くん、口野くん、高谷くんが先頭集団の前にいます。
1200メートルは3分97秒(63秒)。
1200を過ぎて、井野くんがスパートしてトップに立ってその勢いを保ったままゴールしました。
2位以下は高谷くん、口野くん、佐藤くん、下平くん。
ここまでが5位で、プラス2は2組から日体大の宮崎くん、早稲田の吉井くんでした。

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女子1500予選 1組
中大からは2年生の武藤さんがエントリーです。
武藤さんは、スタートしてすぐトップに、続いて順大の石川さん。集団です。
400メートルは75秒。
武藤さん、石川さん、日大の新井さんを先頭に集団は変わらず、800メートルは2分35秒(79秒)。
あまり動きのないまま1200メートルは3分54秒(74秒)と、ペースはあがっています。
1200くらいに武藤さんがでて、砂子さん(筑波大)、石川さん、新井さんが追いますが、武藤さんが最後まで逃げ切りました。

2組
中大からは2年の斎藤さんがエントリーしています。
先頭は石橋さん(早大)、大澤さん(日女体)で400メートルは75秒。
2周目は稲富さん(順大)が出て、続いて石橋さん。石橋さんも先頭にでます。
800メートルは2分26秒(70秒)とペースがあがって、3人くらいが遅れます。
1200メートルは3分37(71秒)と、相変わらずのハイペースです。
1200メートルをすぎて、石橋さんを先頭に4人がでます。その4人はたぶん、石橋さん、稲富さん、橋本さん(日台大)、斎藤さんだと思います。
あと200メートルのところで稲富さんが出ますが、上位3人がなだれこむようにゴールしてすぐに斎藤さんもゴールしました。
2組は速いペースだったので、斎藤さんは4位でも、たぶん決勝に残れると思いました。

3組
中大からは、1年の野村さんがエントリーです。
スタートしてすぐ、白鴎大の堀越さんが1人先行します。
400メートルは71秒で、後ろの集団は2秒くらいあとになります。
野村さんの後が、玉川大の廣川さん、野村さん、順大の福山さん、日大の岡本さん、東学大の土井さんです。
800メートルは2分26秒(74秒)。
先行している堀越さんを除いては、長い集団になります。
堀越さん、廣川さん、そして1人ずつ4人の選手がつづきます。
1200メートルは3分41(75秒)。
ラスト1周で、廣川さん、福山さんが出て、廣川さんはトップでゴールしました。

決勝進出は、各組3位までと2組がプラス2で6位まで。
やはり2組はペースが速かったので、そういうことになったのでしょう。

決勝はみていないのですが学連の結果をみると廣川さんが優勝されていました。
廣川さんは、須磨学園のご出身ですが、山口県の熊毛中学のときには、都道府県女子駅伝で区間賞かそれに近い成績で走ってられます。
ちなみにわたしは、熊毛中学には中国インターハイのときに行っています。そのときは、廣川さんは須磨学にいらっしゃったんですけどね。
須磨学では、残念ながらあまり活躍する場がなく、もったいないなぁと思っていたのです。
昨年、玉川大に進まれたことを知り、たいへん気になっていました。
今回、優勝されてほんとうによかったと思っています。
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花子のノート
結果は関東学連のサイトで

2部 3000障害(決勝)

1部 1500 予選 1組 2組

女子1500予選 1〜3組