近畿インターハイ 2日目(2007年6月15日)

今日は昨日と違って曇り空。
気温はだいたい24度くらい、湿度も60%くらいで、悪いコンディションではないようです。
今日もまた熱い戦いを期待して西京極に行きました。

競技場の入り口のほうへ歩いていると、むこうから走ってくる選手が、、、長田の中野さんでした。
兵庫IHで走幅跳のジュニア記録を更新して、陸マガの表紙になっている中野さんです。
もうすぐ準決勝なんで、その準備かなーなどと思いつつ、1年生だった去年、インターハイと国体でみたときより、体つきがしっかりしているなーという印象でした。
でも、同じ種目の池田久美子さんと同じく、贅肉ゼロ、すばらしいです。

女子100 準決勝
アナウンスによれば、予選では西京極にしては珍しく追い風だったとのこと。
高記録続出で、PBだった選手もおおかったそうです。
女子では、件の中野さんが一人、11秒台だったそうです。

1組には兵庫からは中野さんと神戸高校の竹内さん。
中野さんは、スタート直後からトップでそのままゴール。記録もまた11秒台でした。
竹内さんは惜しくも3位で決勝進出はなりませんでした。

2組は、北条の三宅さんと加古川西の濱谷さんです。
1位は薫英の樹所さん、2位は城南の人見さん。三宅さんは3位、濱谷さんは5位でした。

3組は、加古川西の駒場さんと日ノ本の田村さん。
駒場さんはタイムは同じで着差ありで4位でしたが、プラスで決勝へ。田村さんは6位でした。
駒場さんと争ったのが、草津東の山本さんですが、最後の追い込みはすごかったです。

ということで、中野さんと駒場さんが決勝進出です。

男子砲丸投げ表彰式
競技は見れていませんが、表彰台のちょうど前に座っていたので、6位までの選手をしっかり見ることができました。
部旗の掲揚のとき、「渚のセレナーデ」という曲がクライマックスになって、とってもいい雰囲気です。
兵庫のときと同じように、起立脱帽で栄誉を讃えます。
砲丸投げは、優勝は日高(和歌山)の今北くん、以下、上郡の西守くん、添上の西くん、市尼のディーン元気くん、長田の細川くん、日生第三の中尾くんと、6人中4人が兵庫の選手でした。
ディーンくんのときに限らず、いちあまは、カタカナで「シアマガサキ」と表記されて、兵庫では「いちりつあまがさき」と言ってくれるのですが、京都の方はもちろんそんなことご存じなくて「シ アマガサキ」と言われます。
「シ アマガサキ」と言われると、なんが違う高校みたいで、違和感ありでした。
円盤投げの北垣さんも、トップ8で呼ばれるとき「シン アマガサキ」と聞こえて、ずっこけそうになっていました。
と、余談ですが、ディーンくんはまだ1年生。あと2回、入賞してね。

男子100準決勝
男子も女子と同じく高記録が多かったそうです。
1組はなんと8名中4名が兵庫の選手です。なんかちょっと殺生な気がするけど。
飾磨工の中山くんが2位、三田の田中くんが3位でプラスで決勝進出です。
須磨学の柳川くん、灘の菊池くんは4位、6位でした。
トップは八日市の小谷くんで10秒62でした。

2組は出石の浅田くんが2位でした。
最後、激しい追い上げがありましたが、逃げきってくれました。
トップは東大阪大柏原の矢野くんで10秒66。
この組の大高の選手が、金丸くんのようはウォーミングアップのしかたで、ちょっと目立っていました。
最初は速くて、そのままいくかと思いましたが、浅田くん、平安の吉田くんには追い付かなかったようです。

3組は明石城西の小林くんが4位。
トップは東大阪大柏原の河合くんで10秒69。

柏原のユニホームって、ちょっと変わっていて、ランシャツではなくて、首のところがフィットしているユニホームでした。
今、はやりのアンダーアマーなのかな?と思いつつ、最後まで確かめられませんでした。

棒高跳び表彰式
優勝は和歌山北の橋本くん、2位、3位が明石商の宮崎くんと吉田くん。
ということで、今日、2回目の和歌山県の高校の部旗の掲揚でした。
市尼からは、宮地くんが決勝進出、川俣くんと島くんは決勝に進出せずですが、3人も市尼の選手がいてびっくりです。

男子1500決勝
腰ナンバーでメモをとったのですが、腰ナンバーは兵庫の選手分のアナウンスを記録しただけなので、選手名に自信がないです。
間違っているかもしれませんので、ご指摘いただければ訂正します。

スタートして100メートルもいかないうちにトップに出たのが洛南の今崎くんです。
龍野の細川くん、滋賀学園の横津くんが前のほうにいます。
400メートルは62秒、今崎くんがトップです。
集団でしたが、だんだんと縦長になっていって、今崎くん、ヨセフくん(外大西)、横津くん、細川雅史くん、須磨学の和田くん、長田の坪倉くんなどといます。
800は2分04秒。
西工の細川勇介くんは、後のほうから前をだんだんと伺うようにあがってきました。
15名中、前が8名、後が7名という感じです。後の7名は、集団ではなくてバラバラになっていたと思います。
前の8人はたぶん、今崎くん、ヨセフくん、細川雅史くん、坪倉くん、和田くん、横津くん、あと2人は細川勇介くん、前田くんでしょうか。

ラスト1周になって、第1コーナーをまわったところでヨセフくんがスパートします。
1200は3分08秒。
1200を過ぎてヨセフくん、今崎くん、坪倉くんと続きますが、バックストレイトでヨセフくんとは少し差がついていた今崎くんが猛スパート。今崎くんが必死で脚を動かしているのが伝わってくるような、そんな猛追でした。
バックストレイトでのスパートのかけあいから抜けたのが今崎くん、ヨセフくん、細川雅史くんで、ラスト100をきってから細川くんがヨセフくんを振り切って2位、トップは今崎くんでした。
前の3人に気をとられていて、その後がどうなっていたかわかりませんが、坪倉くんがガッツポーズしながら6位でゴールしたところは見れました。
今崎くん、細川雅史くん、ヨセフくん、横津くん、和田くん、坪倉くんまでが6位でした。
細川勇介くんは、後半かなりスパートしましたが、前の6人のところまで届きませんでした。

それにしても残り300からの、全員の頑張りにはびっくりしました。
さすが決勝に残るだけの実力を全員がもっていると思います。

女子1500決勝
女子も男子と同じく腰ナンバーでメモしたため、選手の特定が難しいです。
最初は集団で、先頭は須磨学の森さん、立宇治の竹中さん、夏原さん。
400メートルは70秒。
森さん、竹中さん、夏原さんが変わらず先頭で集団です。
800メートルは2分25秒(75秒)。
残り1周で竹中さんがスパート、それにつく夏原さんで、森さんは離されるかと思いましたが、1200を過ぎて、竹中さんを追って、ラスト200で再び森さんがトップにでます。
そのままどんどんと差を広げて森さんがトップでゴール。
2〜4位は立宇治の竹中さん、夏原さん、池本さん、5位は久御山の石上さんで6位は須磨学の川上さん。
なんと6人中4人が京都の選手でした。

夙川の瀬畠さんは前半、積極的にいっていました。
洲本の片平さんは、得意の粘りが十分に出せないままで、悔しかったでしょう。

1500だけの結果からすれば、おそるべし立宇治、おそるべし京都になるかもしれません。


あとは、男女400Hのセミファイナル、3000障害の予選が1〜3組、男女100の決勝、男女400リレーの決勝がありました。
今は、もう限界なので、またあとで書きます。

エピソードをひとつだけ。

400リレーで、最初、フライングがあってやり直し。
次のスタートまでに機器の故障かなにかで少し時間をとって再びスタート。
スタート合図のあと少しして、またレースがストップ。
これはフライングに違いないと、場内は「どこだ、どこだ」とすごい空気になります。
そりゃぁ、自分だけではなくあと3人のことがあるから。
そしたらフライングではないと、アナウンスがあって、場内はちょっと安心しました。
全体がひとつのことに集中するって、すごいことと思いました。

100では6位以内に入れなかった加古川西の駒場さんと三田の田中くんが、リレーではそれぞれ6位まで入って、よかった、よかったでした。



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