全日本大学駅伝対校選手権大会 
      関東学生陸上競技連盟推薦校選考会 (2007年6月23日)

織田フィールド(代々木公園陸上競技場)へ

通称、「全日本の予選会」と言っていますが、正式名称はタイトルの通りだそうです。
そして、本戦も通称が「全日本」。
「全日本」といえば、熱田神宮から伊勢神宮までの100キロあまりを8人で襷をつなぐ駅伝です。
駅伝といえば「箱根」と思いがちですが、この「全日本」が「大学日本一」を決める大会なのです。
これはよく知ってられることなので、わざわざ書くことではないけど、あまり関東中心ではいけないと思っているものですから。

その予選会、中大は最近では2003年と2004年に参加していて、2003年は通過ならずという痛い経験をしています。
シード校は前年の大会の6位まで。
それから箱根3位までの大学も推薦校になります。
関東学連の枠も前年の成績により変わり、、シード校が6校と箱根の成績ということで、この6月に行われる選考会で選ばれる推薦校の数も違ってきます。
今年は上位5校ということで、毎年、厳しいですが、今年も厳しい選考会になると言われていました。

今年は、たまたま女子栄養大での講習会に泊まりで参加することになっていて、何も知らずに申込をしたら、選考会の日程と重なっていて、まして講習会は16時半に終わるということで、1組目のスタートにも間に合ってしまいます。これは絶好の機会ということで、観戦に行ってきました。

全日本の応援では、毎年、大東文化大の三重支部の方々とご一緒させていただいていることもあり、大東大には、何が何でも推薦校になっていただかなければということで、カバンの中には大東大の応援旗にライトグリーンのウィンドブレーカーを入れての上京になりました。
もちろん、本戦では中大の応援をしっかりして、大東大の応援もしっかりしてとしていますので。
この件に関しては、いろいろとご意見いただくことが多いものですから。

選考会ではなく、シードというのは当たり前のことですが、全日本の場合は2人×4組の8人の合計タイムで争われるので、「ひとりもミスできない」ということです。
走っている最中に脚が痙攣してなんてことがないわけではない、そんなスタートしたあとのアクシデントも許されない状況ですから、こんなに心配なものはないわけで、そういう意味でも当たり前ですが選考会には参加しなくていいものなら、それがいちばんなのです。

さて当日。
16時30分終了のはずの講義がなかなか終わらなくてやきもきしましたが、50分にはJRの駒込へ。
ICOKAがあれば切符なしで改札が通れるので便利です。
山手線で原宿で降りるはずが、「代々木公園、代々木公園」と思っていたので、代々木で下車してしまうという、落語を地でやってしまいました。
代々木で降りて歩いていたら「どうも織田には向かってないらしい」という空気を感じて駅に戻ります。
代々木駅まで歩くなかで、「そうだ原宿だ」と、ようやく気付きました。
ここでもICOKAパワーでラクラク改札を通って、1駅越えて原宿へ。
そこからは表示をみて、代々木公園、織田フィールドへ。
路上でライブをする人、何かものを売っている人と、こういうのって関西にないよねーと思いつつ、ようやく陸上競技場に着きました。
一度、間違えているので、到着しただけで感激です。
ここかぁ、噂の織田は、って感じです。

応援ポイントもよくわからないので、とりあえず大東大の応援の方々がたくさんいらっしゃる後に立って、応援&観戦することにしました。
気温は、26度。
じっとしていれば涼しいですが、走ったらどうなんでしょう。
風はそこそこあって、そんなに暑くないのかもしれないです。
わたしが競技場に着いたのは、そろそろ1組目に走る選手たちがトラックに出る頃。
4コーナー過ぎのホームストレイトにいたので、ダッシュしてくる選手たちを見ることができました。
大東大の選手たちは、応援する人たちのほうを見て、軽く会釈。
とっても落ち着いているように見えました。

全日本の選考会の見方というのがよくわからなくて、これまで観戦した人の話によると、ペースはそれほど上がらず、最後の最後でスパート合戦になると聞いていました。
最終的にはタイムの合計になりますが、まずはその組のなかで2人の着順の平均が10〜15番くらいで、極端に遅れないことで、1人が30位台になってしまっては、通過はなかなか難しいということになると思います。
だいたい、こんな感じで見ていけばいいのかなぁと思いつつ、スタートを待ちました。

*いつも書いていますが、タイムは当日、会場で聞きとったもの、選手はわたしの目視の範囲なので、間違いがあるかもしれません。

1組目
何組が大事ということはないですが、やはり1組でいい順位だと、このあとに走る選手のプレッシャーがなくなることは当然です。
大東は、3年の住田くんと宮城くん。
たしか2人とも愛知の高校出身ではなかったかなーと。もしそうだとしたら、全日本のスタートの地ってことで、偶然とはいえ、格好の走者ではないかと。
(みなさん選手登録が埼玉になっているので、その場では出身県ははっきりとわかっていなかったのです。)

スタートして、すぐに集団のなかで牽制しているような感じで、だれも先頭に出たがらないようにうかがえました。
400メートルは70秒、先頭は上武大の福島くんです。
1000メートルは3分11秒
住田くんは真ん中あたり、宮城くんは3分の2あたりにいて、その後、もう少し前のほうに出ます。

先頭は朝日くんと変わらず、全体に同じ位置で周回が進んでいきます。
前のほうにいる選手は、福島くん、横山くん(農大)、谷崎くん(國學院)、清水くん(帝京)、石川くん(明治)、高野くん(明治)、永野くん(拓大)、住田くん、緒方くん(亜細亜)。
その後、柿沼くん(法政)、田代くん(国士舘)、遠藤くん(法政)、篠原くん(城西)、荒井くん(青山)らも前のほうを走っています。
2000メートルは6分11秒(3分9秒)、3000メートルは9分22秒(3分10秒)、4000メートルは12分34秒(3分12秒)、5000メートルは15分45秒(3分11秒)と、前半はややゆっくりとしたペースでした。

5000メートルを過ぎたところで、レースが動きます。
明治の石川くんがトップに出ます。
住田くんは5番目、宮城くんは真ん中あたりです。
ペースがあがったのか、3人くらいの選手が集団からは離れています。
先頭のほうにいるのは、石川くん、柿沼くん、住田くん、緒方くん、五十嵐くん(城西)、長谷川くん(東洋)、高谷くん(国士舘)、辻くん(中央学)、山中くん(亜細亜大)。
6000メートルは18分39秒(2分54秒)と、一気にペースがあがったためか、かなり長い集団になり、徐々に「先頭集団」ができつつあります。

7000メートルは21分43秒(3分4秒)。
先頭集団は30人、20人、15人とだんだんと絞られてきます。
その15人はたぶん、石川、柿沼、住田、緒方、福島、天木、山中、高谷、辻、高野、五十嵐、篠原、永野、宮城。あと1人、見落としていてわかりません。宮城くんが15番だったと思うので、その前の選手がわからないのだと思います。
8000メートルは、24分46秒(3分3秒)

5000から8000くらいまでは、明治の石川くんがずっとトップでしたが、8000くらいで拓殖の永野くんが先頭に出ます。
永野くん、柿沼くん、石川くん、福島くん、緒方くん、住田くん、篠原くん、天木くん、五十嵐くん、辻くん、宮城くん、山中くんの12人が出て、さらに柿沼くんが出て、先頭が7人になります。12人のなかでは、永野くんが下がって、五十嵐くんが前へ。
住田くん、宮城くんは先頭集団の後、全体で11番目くらいのところにいます。
9000は27分43秒((2分57秒)
柿沼、篠原、石川、福島、五十嵐、天木、緒方が先頭7人、その後に住田、永野、辻、宮城の4人となり、最終周では、篠原くんがトップに出ますが、石川くんがトップでゴールしました。
石川くんは30分28なので、2分45秒
1組終わったところで、早稲田の高野くんが22位、中央学院の土居くんが26位、東洋の長谷川くん、櫻井くんが18位、16位、法政は柿沼くんが4位ですが、遠藤くんが31位、明治も石川くんはトップですが伴くんが32位。見ていて、順位まではわかりませんが、東洋のユニホームが2人そろってその位置というのは、大丈夫なのかななどと、法政、明治が遅れている、早稲田はどうだろうなどと、なんとなくの傾向はつかめてくるものです。
5000メートルまで先頭だった福島くんは上位をキープして7位でした。

住田くんは30分34で8位、宮城くんは30分36で11位。トップの選手とも6秒〜8秒差。
1組目のタイムで、2組目以降の選手が背負うものが全然、違っていきます。
そういう目でみると、順番だけではないレースの展開がみえてきます。


2組目

1組目の選手から渡された「襷」。
一斉スタートですが、それぞれの思惑は別。
それがプレッシャーになる選手もいれば、奮起の力になる選手もいます。
ただ、走ってみるまでわからない、終わってみないとわからない。それだけはどの選手も同じでしょう。

大東大からは3年の久保くんと2年の井上くん。
久保くんは、1年も2年も全日本も箱根も走っている「皆勤」の選手です。
インカレハーフ5位ということで、キャプテンの佐々木くんに次ぐ準エースといった存在でしょうか。
その久保くんが2組というのは、ちょっと意外な気がしました。
久保くんの出身の鳥取は、「すいか長いもマラソン」で毎年、訪れているところ、そして2年の井上くんは、兵庫の加古川西の出身ということで、高校生のときからみている選手ということで、一層、応援に力が入ります。

2組は、他の組とは違ったレース展開になります。
スタートしてすぐ1人の選手が先行します。
専修大の井上直紀くん。2年で兵庫出身。そのときはわからなかったのですが、報徳の出身で、高校駅伝で西脇工を抑えて都大路に出場した年の選手で、今年、箱根デビューもはたしている選手。失念していました、ごめんなさい。
井上直紀くんの参考記録も29分36秒と出場選手のなかで3番目ですから、けっして無謀な飛び出しではなく、集団のなかにいることを嫌っての位置取りでしょうか。
400メートルは77秒とメモしたのですが、77秒ってことないですよね。67秒の間違いでしょうか。
このあと8000メートルくらいまで、専修の井上くんが先行して、そのあとが集団という形で進んでいきます。

1000メートルは2分56秒。
先頭は井上くん。第2集団の先頭は森くん(國學院)、三谷くん(神大)、大脇くん(帝京)、村山くん(拓大)、細田くん(中学大)、。
3周目くらいから早稲田の阿久津くん、湯浅くんが第2集団の先頭にきます。他に帝京大の赤木くん、城西の田中くん、東農大の清水くんなども前のほうにいます。
大東大の久保くん、井上くんは集団の3分の2あたり、久保くんが前で少し後ろに井上くんです。

2000メートルは5分57秒(3分)? このタイムも自信ないです。
先頭の井上くんと第2集団の先頭は少しずつ離れていって、後の集団も縦長になっていきます。
3000メートルくらいで、井上裕彬くんが集団の真ん中くらい、久保くんはもう少し後ろにいます。
3000メートルは9分06秒(このタイムもかなり怪しい)。
先頭の井上くんが第2集団の差は5〜6秒くらいで、さらに開いていっているようでした。
一旦、長くなった第2集団ですが、また塊のような集団になりました。
先頭には井上くん、第2集団に阿久津くんと湯浅くん、赤木くん、佐々木くん(青学)、大塚くん(上武)、田中くん(専修)。
久保くんが前の3分の1くらいのところまで上がってきます。
4000メートルは、井上くんが12分02秒、後が12分8秒くらいでした。

4000メートルで先頭の井上くんはさらに先行していきます。
久保くんが3番目に上がり、井上くんは真ん中より後ろにいます。

5000メートルは15分6秒。後の集団は15分19秒とさらに差が大きくなります。
井上くん、12秒くらい離れて、阿久津くん、湯浅くん、久保くん、専修の田中くん、大脇くん、亜細亜の神山くん、森くんです。第2集団は25人くらいです。
久保くんは、第2集団の3番目、井上裕彬くんが少し前にいきます。
6000メートルは18分14秒? 第2集団は18分22秒くらいです。

前にいるのは、井上直紀くん、清水くん、赤木くん、大津くん(東洋大)、神山くん、世古くん(東洋大)、湯浅くん、久保くんらです。
6000メートルを過ぎてから、かなり広がっていた井上くんと第2集団との差が、少しずつ詰まってきます。

7000メートルは、21分18秒。後は21分26秒くらいです。
先頭集団は22人くらい。
井上くん、清水くん、赤木くん、大津くん、神山くん、世古くん、堀くん、田中くんが前のほうにいます。
久保くんが前、3番目くらいまで上がります。
井上くんは集団の3分の2くらいのところです。

8000メートルは24分21。このあたりで、井上くんが第2集団に吸収されます。
ここでトップに出たのが帝京の大脇くん。
大脇くん、阿久津くん、久保くん、井上直紀くん、堀くん(中学大)、神山くん、田中佳祐くん、田中貴大くん、大津くん、小島くん(国士舘)、出原くん(東農大)、井上裕彬くん。

ラストはバックストレイトあたりから、争いがすごく激しくなって、1位大脇くん、2位阿久津くん、3位久保くんでした。
井上くんは11位。といってもたくさんの選手がなだれ込んでゴールするような状態なので、上位のタイム差はそれほど大きくありません。
たとえば1組でいえば、1位と10位の差は8秒、2組では13秒でした。
1組では30分30秒くらいのレースになり、2組では30分ひと桁のレースになりと、こういう展開もそれぞれの選手にプラスになったりマイナスになったりしていたのだと思います。
8000メートルまで独走した専修の井上くんは8位。吸収されても後退することなく、上位をキープしました。

わたしは、ホームストレイトに入ったあたりでみていたのですが、目の前で最後の力を振り絞ってスパートする様子は、ただただ「すごい」と思うばかりでした。

2組を終わったところで、1位大東大から城西、早稲田、専修、5位の中央学院大までが約30秒、6位は拓殖で、7位東洋大までが55秒。
この時点で60秒あくと、かなり厳しいように思います。
国士舘が70秒で、このあとの選手の順位次第ではなんとかという感じでしょうか。
1組目終了時で3位だった亜細亜大が14位に。2組でトップの選手と120秒の差がついてしまったら、総合力でも厳しくなります。

2位の城西は石田くんが22位でしたが、他の3人がひと桁台で2位。
早稲田は、前評判では「もっと」と思われていましたが、1組3位、2組2位で総合3位です。
4〜6位の専修、中央学院、拓殖は、微妙すぎて応援されている方々は、生きた心地しなかったのではないでしょうか。

3組目
3組目からは折り返し。
まだまだわからない、レースはこれからとはいえ、各大学それぞれに「背負う」ものが違ってきます。
大東大からは、中村くんと佐藤匠くんが出走です。
3組は持ちタイムからすると早稲田の本田くん、中島くんが先頭にいくのかと思っていましたが、そうはいかないのがこの予選会のようです。

最初の1周は69秒でしたが、全体にかなりゆっくりとしたペースで、集団ということもあって、「遅いなぁ」と思ってしまいます。
ただ、そのペースが、一般人からすればものすごいペースなんですが、比較としてそう思ってしまうような感じなんです。

1000メートルは3分9秒。
前のほうにいる選手は、横田くん(青学)、小田くん(帝京)、佐藤くん(大東)、福島くん(法政)、坂本くん(関東学)、田村くん(東農大)、五ヶ谷くん(専修)、中村くん(明治)、福山くん(上武)など。
大東の中村くんは、後から3番目くらいにつけています。

2000メートルは6分20秒(3分11秒)。
明大の中村くんが4000メートルくらいまで先頭でひっぱります。
集団はかなり縦長になります。

3000メートルは9分15秒(3分6秒)
明大の中村くん、田村くん、岡本くん(明大)、砂田くん(東農大)、中山くん(国士舘)、川崎くん(国士舘)、本多くん(早大)、横田くん(青学)、佐藤くん、土久岡くん(帝京)などが前のほうを走ります。
先頭が自重しているようにみえました。

4000メートルは12分29秒(3分14秒)と、この先、どういう展開なんだろうと思うようなペースです。
大東大の佐藤くんと中村くんはともに前から3分の1から真ん中あたりにいます。
東洋大の飛坂くんが3000メートルあたりから2番目にきます。
明大の中村くんが3番目になり、先頭は田村くん、飛坂くんになります。

5000メートルは、15分38秒(3分7秒)。
先頭は田村くん、飛坂くん、五ヶ谷くん、中村くん(明大)。
そこに大東の佐藤くんがトップに出て、ペースをあげたのか、集団がより長い集団になり、最後尾では1人遅れだします。
佐藤くん、中山くん、川崎くん、田村くん、伊藤くん(拓大)が先頭集団。
最後尾ではさらに5人くらいが遅れだします。

6000メートルは18分40秒(3分02秒)
先頭は35人の大集団です。

7000メートルは21分46秒(40秒かも?)。40秒とすれば3分ちょうどです。
先頭は佐藤くん、中山くん、横田くん、吉見くん(亜細亜)、木村くん(中学大)、中村くん明大)、伊藤くん、松浦くん(中学大)。
35人から25人へとどんどんと淘汰されていく感じです。

これ以降はラップがとれていませんので、先頭集団のみの記録になります。

このあたりで初めて先頭集団に神大の石田くんが加わります。
田村くん、石田くん、川崎くん、中村(明大)くん、伊藤くん、松浦くん、砂田くん。

8000メートルくらいで、石田くんがトップに。
石田くん、中村くん、山口くん(城西)、中村(大東)くん、木村くん、佐藤くん、伊藤くん。
しばらく前のほうでずっと頑張っていた明大の中村くんが少し下がっていきます。

石田くん、中村(大東)くん、佐藤くんと大東の2人が2,3番に。
続いて木村くん、山口くん、本多くん、中村くん、伊藤くん、嬉野くん(専大)、山中くん、川崎くん。

いくらか変動がありましたが、だいたい先頭にいた選手たちが上位でゴールしたようです。
1位石田くん、2位中村くん、3位、木村くん、4位佐藤くん、5位山口くん。
30分25秒がトップなので、2組でいうと20位くらいのタイムでした。
大東大は2位と4位、全体で1位です。

3組を終わった時点で1位大東、2位城西、3位早稲田、4位中央学、5位専修、6位拓大。
3位から6位までが30秒差なので、最終組まで混戦になりそうです。
3組で今堀くん飛坂くんが29位、30位の東洋大は9位で、5位以内は難しい感じになりました。
7位神大、8位国士舘は、最終組で大飛躍があればもしやというところでしょうか。

4組目

最終組は、あまりちゃんとメモできていないので、大雑把な観戦記になります。
大東大は、キャプテン佐々木悟くん、宮原くんです。

最初は先頭は牽制しあっているように見えました。
國學院の山口くん、東農大の外丸くん、大東大の宮原くん、法政の姜山くん、亜大の菊池くん、上武大の後藤くん、神大の森本くん、國學院の武村くん、拓大の樋本くん、大東大の佐々木くんなどが前のほうにいました。

1000メートルは2分53秒。
菊池くん、後藤くん、森本くん、駒野くん(早大)、武村くん。
中学大の木原くんがかなり後ろのほうにいました。
かなり長い縦長の集団になっています。

2000メートルは5分46秒(2分52秒)
思わず、メモに「速い」と書いてしまうくらい、高速に感じました。
後藤くん、菊池くん、駒野くん、大西くん(東洋大)、佐々木くん、濱崎くん(亜大)、山本くん(東洋)、篠藤くん(中学大)、山口くん。
宮原くんは、3分の2くらいのところにいます。

3000メートルは8分42秒。
3000を越えて、8〜10番くらいから佐々木くんが一気に先頭に出ます。
佐々木くん、大西くん、後藤くん、駒野くん、尾崎くん(早稲田)、菊池くん。

4000メートルは、11分43秒。
佐々木くんがトップです。宮原くんは前の集団の後のほうにいます。

5000メートルは14分49秒。
後藤くん、外丸くん、大西くん、佐々木くん、駒野くん、森本くん、山本くん。
このあたりでまた先頭がペースをあげたように思いました。
先頭集団は14人。(大西、佐々木、山本、高久、駒野、外丸、森本、山口、篠藤、尾崎、松本(明治)?、木原、久野(拓大) 1人失念です。
城西の高橋くんかもしれません。
その後、東洋大の2人が先頭にでます。
東洋大は、最終組に勝負をかけざるを得ないのかもしれないです。

先頭が15人くらいで、再び佐々木くんが先頭に。
ペースをあげたのか先頭が9人、6人、5人と減っていきます。

佐々木くん、高橋くん、大西くん、木原くん、久野くんが先頭の5人。
続いて、武村くん、山本くん、駒野くん、森本くん、橋本くん(城西)の5人。
さらに、酒井くん(帝京)、山口くん、高久くん、樋本くん、外丸くんの5人がつづきます。
篠藤くん、座間くん(専修)、木下くん(専修)、宮原くん、尾崎くん、梅津くん(帝京)、川口くん(青学)、清水くん(東農大)。

先頭の5人は変わらず、次の集団のトップが山本くん、駒野くんと続きます。
久野くんが苦しそうな感じだったのですが、そこを気力でなんとかトップに立ちました。
久野くん、大西くん、佐々木くん、高橋くん、木原くんと5人の意地が伝わってきます。

頑張って先頭にたったけれども、このなかから久野くんが遅れて4人のスパートのかけあいになります。
バックストレイトでは佐々木くんがトップでしたが、残り200で高橋くんがスパートとして、トップでゴールしました。
1位高橋、2位木原、3位大西、4位佐々木、5位久野、6位山口、7位駒野、8位山本、9位森本、10位橋本。
宮原くんは30分で20位でした。
1位の高橋くんは29分09秒。

総合では、城西、大東、拓殖、早稲田、中央学院大までが推薦校に。
6位は専修大で12秒差。7位東洋は最終組で頑張ったけれども32秒差でした。
中央学院大は篠藤くんが4組30位と順位は悪いけれども30分19秒で抑えられたこと、木原くんがエースの走りをしたこと、他の組でも10位以内が4人と、篠藤くんの不調をカバーしました。
一方、専修大は、座間くんが最終組で29分44秒。他の組の選手がそれなりにまとめているので、座間くんがエースの走りをしていればだったでしょう。
拓殖が3位通過は、久野くんの牽引力でしょう。ここが拓殖、専修との明暗だったように思います。

感想

初めて観る予選会は、ほんとうにドキドキするものでした。
そのなかで大東文化大の選手たちは、ひとりひとりがきっちりと自分の走りをして、次の組へ襷をつないでいるような走りにみえました。
「トップで通過しよう」と心ひとつにして臨んだと、2組を走った久保くんのブログには書いてありましたが、それが見ているほうにも伝わってきました。

長距離って、実力で押せる部分と、気持ちで押せる部分と、両方がひとつにならないと頂点はみえないと、痛感した1日でした。


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1組

花子のノート
結果は、関東学生陸上競技連盟公式サイトへ

2組

3組

4組