8月25日 初日 男子1500予選、男子100メートル1次予選

女子の3000障害が終わって、男子砲丸投げの予選も終わって、間もなく男子1500メートルの予選が始まります。

ほとんど見れなかったんですけど、男子の砲丸投げでは畑瀬選手は予選敗退となってしまいました。自己記録が18メートル56なので、世界の舞台での自己新が期待されましたが残念でした。
上位の記録を見てみると20メートルを越えていました。

競技と競技の時間があまりないので、いつものことながらトイレに行く時間を考えないといけないし、とにかく暑いので、熱中症予防にスポーツドリンクをしっかり飲むようにしていました。そのスポーツドリンクが冷えていなかったりして最悪のときもありました。

男子1500メートル
何度となく書いていますが、わたしは1500メートルの試合を観るのが一番好きなんです。
それが世界のトップレベルの選手の争いが観れるのですから、予選から心穏やかではありません。
日本の小林選手は2組に登場です。

1組のラップは60秒94、2分2秒12、3分4秒75。ケニアのキプロップさんは、横をみながら余裕のゴールでした。6位の選手のタイムが41秒39なんで、41秒が目安になるんでしょうか。

 2組の写真

2組は60秒06、2分2秒46、2分52秒49と、800から1200がずいぶん、速い?(もしかしてメモ間違いかもしれません。でもこの組は3分38秒65と、トップの選手も速いです。
バーレーンのラムジさん、ケニアのコリルさんは余裕をもってゴール。
小林さんは9位。2組は全体に速くて、1組7位の選手よりタイムを上回っているので、プラスで次へ進めるかもしれません。

3組は、61秒17、2分04秒75、3分01秒88。やっぱり予選ですね。よくわかりません。遅いと思ったら速いし、速いと思ったら遅いし。
3組でもアメリカのラガトさん、余裕です。
3組は3分41秒33なので、もしかしたら小林さん、いけるかも。

 ほんとうに写真を撮るのが下手のもので、、、。

でも、競技場では、日本選手を中心に解説をしてくれるわけではないので、小林さんが予選を通過できるかどうかは、よくわかっていませんでした。
だから、電光掲示板に「q」の字がついたときには、まわりの人たちと、一斉にすごい拍手となりました。
(上位6人までは「Q」、プラスの通過は「q」で表示されます。)

この日、初めての予選通過の場面にも遭遇できて、よかった、よかった。

それにしても相変わらず暑いです。
次は、100メートルの一次予選なのですが、暑くて身体が悲鳴をあげていました。
水分をとってもとっても暑さで乾いてしまいます。


100メートル1次予選
1次予選というのは、なんと8組まであります。
10秒そこそこで勝者が決まってしまうといっても、8組というのはすごいです。
9人×8組、70人ほどの選手が走るのです。
世界記録保持者でも、1次予選から必ず走らなければならないというのも、この種目の宿命でしょうか。
たとえば、跳躍の選手なら、1本跳んで優勝なんていうのも実際にありますから。
だから、1次予選といってもフライングなどもってのほかなんですよね。

日本選手は、1組に朝原さん、7組に塚原くんです。



写真はスタブロを調整する朝原さんです。
朝原さんは、コースのまん中くらいまで走ってアップされて、そのとき声をかけられれば、必ず笑顔で応えてくださいます。
それは世界選手権という大きな舞台でも同じでした。

朝原さんがA標準を突破した関西実業団のとき、決勝の前はやり投げのやりがとんできそうなところでアップされていましたから。
関西実業団で尼崎の競技場にいらっしゃる朝原さんも、今、世界陸上で目の前にいらっしゃる朝原さんも、同じ人なんですよね。
なんかとっても不思議な感じです。
朝原さんは、とってもリラックスされているように見えました。

1組、朝原さんはすばらしい加速で1位、タイムもシーズンベストでした。
同じ組のタイソン・ゲイ選手が2位となって、インタビューで、ゲイ選手より上にいますということを言われていました。
その記念すべき電光掲示板の写真を撮っておけばよかったんですけど。

1次予選は次々と進んでいきますが、わたしは、この時、もうすでに限界がきていました。
お昼をすぎて直射日光からは解放されましたが、朝7時からそこにいるわけで、つまり5時間です。
そのうち4時間45分は直射日光ですから。
100メートルの予選だというのに、必死でなんとかレースを見よう、そんな感じでした。

7組の塚原くんは10秒28という自己新で2位通過。
こんな大きな舞台で自己新を出せるって、塚原くんすごいです。

ベテラン朝原さん、そして若い塚原くんと、どちらもとっても楽しみです。

フィールドでは七種のハイジャンプが行われていました。
目の前の100メートルばかりみていて、中田さんが跳ばれるときだけ、そちらを注目しました。
中田さんにも大きな声援がありました。

さて、午前中のセッションは終わり。
それにしても楽しいなぁと、それにしても疲れるなぁでした。
朝が早くて、ほとんど寝てなかった上に、暑いですから、疲れて当たり前でしょう。

さて、競技場の外に出て、次は17時からの開会式です。

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