陸上というもの

 ひと組40〜60人の選手が朝から晩まで17組も延々と走り続ける記録会でした。プログラムによれば136回ということですから、こういう記録会は珍しくもないのでしょうが、わたしには、かなりショックでした。こんなにもたくさん長距離を走っている人がいるということに。
 走るというのは、いわば単純な競技かもしれません。ヨーイスタートして、一番先にゴールした人が勝ちです。400メートルのトラックを何周も回って、少しでも先にゴールするためにみんな頑張っています。そして最後の直線は、切り替えてのダッシュ。顔が歪んで、みんな必死です。なんでこんなに頑張れるんだろう。わたしはこんなに必死で、なにかに取り組んだことがあるだろうかと思いました。
 ストイックに自分を追い詰めること、妥協しないこと、結果を受け入れること。陸上競技の凄さを感じた1日でした。

思いつくままに

 今回、中大応援ページをもってられるたかさんと、陸上関連のHPについてのことをレースの合間にお話できました。また、「中大を応援する」ってどういうことなんだろうという、わたしのなかの疑問を聞いてもらったりしました。
 わたしは単にOBというだけで、応援しているのですが、そういうのって、選手にとってはどうなんだろうって、思います。中大で陸上をするということが、どういうことなのかというのは、選手の方々はわかってられると思いますが、でも、やっぱり走っているのは、20歳前後の若者なんですよね。そういう「若者」に「母校の伝統」みたいなの、押し付けるようなこと、したくないなと思いました。
 でもあえて言うと、箱根で中央の「Cマーク」を付けて選手が走っている姿をみることは、無条件に単純に嬉しいです。そして73回も連続出場していて、中大関係者はシアワセモノです。
 今後の「箱根」の喧騒が一層もりあがってきますが、どうか選手のみなさまの力が100%出し切れるように頑張って欲しいと思います。
 選手のみなさんの頑張りで、わたしたちも元気になれます。
 みなさんそれぞれの走りのパーフォーマンスを楽しみにしています。

(了)

日体大記録会観戦

(記録会トップ)

花子のノート

(HPトップ)