Title Live

Vol.63
▼COUNT DOWN LIVE PARTY 2006〜2007
松田聖子
2006.12/31 東京体育館
(10,000名)

音楽専門誌風?ライヴレポートはこちら>>>


▼Menu(Total 2h20min.)
Opening〜
1.雨のコニーアイランド
2.Dancing Cafe'
3.マンハッタンでフレックファスト
4.Kimono Beat
−衣装替え−
◇〜Kimono Beat(Instrumental)
5.ピンクのスクーター
−MC−
6.ピーチシャーベット
7.秘密の花園
8.渚のバルコニー
−バンド・メンバー紹介−
◇Wanna Know How(Instrumental)
.蛍の草原
10.セイシェルの夕陽
−MC−
11.水色の朝
12.瞳はダイアモンド
−ダンサー紹介−
◇SWEET MEMORIES(Instrumental)
13.P・R・E・S・E・N・T
−MC−
〜カウントダウン〜
−MC−
14.Only My Love
−MC−
◆20分メドレー◆
15.青い珊瑚礁
16.風は秋色
17.白いパラソル
18.旅立ちはフリージア
19.チェリーブラッサム
20.Rock'n Rouge
21.夏の扉

−Encore−
22.天使のウィンク
23.20th Party


−W・Encore−
24.赤いスイートピー
−オマケ−
25.赤いスイートピー(合唱)

 2006年の〆のライヴ、松田聖子カウントダウン・ライヴパーティーへ。
今年はやっと?ようやく?の初の東京開催!!
 開演前の会場は、昨年までの関西とは異なる雰囲気でありながらも、昨年同様(笑)10分ちょい落ちにて、ライヴはスタート。

 客電が落ちると、遊園地を思わせるインストに乗って、ステージ中央部にメリーゴーランド登場。一瞬、2006年夏の”bless you”ツアーで活躍した(馬の)タロウ&ジロウの使い回しかとおもいつつも、4体いたのでそれだけではないと安心(笑)。今回のテーマは、”アミューズメントパーク”かな?とするとオープニングは「時間の国のアリス」か?という安易な期待をアッサリ裏切り、流れてきたイントロは…なんと「雨のコニーアイランド(@@;  1986年アルバム『SUPREME』から。オイオイ、ナニだよソレ(大歓喜)!おそらくこの楽曲を1曲目に持ってくると予想できた人は、会場内でも皆無だっただろう。それくらい意外性のあるオープニングだった。そして、主役・松田聖子の登場!ちなみに今回の第一声は、2番間奏での「みんな、元気ぃ〜!!」
 2曲目は、「Dancing Cafe」。イントロのリズムにあわせ♪パ・パン と手を叩くオーディエンス。みんな良く覚えてるね〜。そして「マンハッタンでブレックファスト」。1984年アルバム『Windy Shadow』(←いまだにこのアルバムタイトルの意味、わかりません、苦笑)から2曲続けてだ。=今回の当たりアルバムPart1はコレか?!このあたりで、明らかに最近ファンになった方々とかシングルヒット曲しか知らない方々が戸惑っているのがわかる。(^^; ま、ソレはソレ、自分は自分で楽しむこととする。
 そして、昨年の嘆き(笑)が通じたのか、(歌入りの)「Kimono Beat」。前回は、衣装替えタイムのインス演奏のみだったからねぇ〜。歌い切ると、楽曲そのままで衣装替えに。この楽曲は、衣装チェンジに最適なのだろうか(笑)?
 ドラムのカウントから、コーラス♪Hello, Good-day Sunshine〜 …「ピンクのスクーター」。背景のビジョンも街を走るピンク色のスクーターに(無人運転だったけど、笑)。ほぅ、『Pineapple』かぁ〜!
 歌い終えて、今日初のMC−「みなさんこんばんは〜。元気ぃ〜!!!!」(今回も「松田聖子です!」が無かった。ということは、カウントダウンはそーゆーパターンなのかな、と。)から”初の東京会場での開催”のこと、”カウントダウンは時間との戦いのため、MCの途中でイントロが始まる事があるかも”とかの後、「以前からリクエストが多くて、やっと今回実現できました」「ピーチシャーベット」イントロが流れた瞬間
「おぉ〜」「あぁ!!」の歓声がアチコチで上がる!今度は『ユートピア』か!そして7曲目にして初のシングル楽曲「秘密の花園」「渚のバルコニー」を歌い、再び衣装替えタイム。1992年アルバムの『Sweet Memories'93』から「Wanna Know How」に合わせ、バンド・メンバー紹介。
 S.E.に続いて、
「蛍の草原」。バラード系楽曲なので、お約束のふんわり女王様ドレスで登場。続いて「セイシェルの夕陽」。
 2度目のMC−「どの曲もみなさん一緒に歌って下さって、ありがとうございます」「(カウントダウンの調整のためスタッフに向けて)あと1分くらい?<MC(笑)」〜「ぢゃぁ歌に行きましょう」「次の曲は23年振りぐらいじゃないかと思うんですよ」→コレを受けての筆者の周りでの会話−「23年振りってことは’82年の頃?」「”水色の朝”か”LOVE SONG”?」「”LOVE SONG”、いいねぇ〜」あ…と、「水色の朝」イントロが流れると「うわぁ〜!」と大喝采。筆者の周りでは、意外と反応が少なかったのだが、ソレはソレ(Part2)、充分に堪能することとする(笑)。そして「瞳はダイアモンド」から、3度目の衣装替えへ。今度はコーラス&ダンサーの紹介。楽曲は「SWEET MEMORIES」
 イントロに乗って、白の長いファーの衣装で登場!楽曲は、今回の当たりアルバムPart?『Pineapple』の「P・R・E・S・E・N・T」


 −で、そろそろカウントダウン準備へと。「気になる時間はどうでしょう?時計さんに登場してもらいましょう。」と、ステージ後方の中央に”時計さん”登場!<中略>そして、30秒前。「コレ、乗り遅れないようにしないとさぁ〜。乗り遅れるとダサイから(笑)」「行くよ〜!」→「…10…9…8…<中略>…2…1…」
<カウントダウン・どん!>
「皆さん、改めまして、”明けましておめでとう(全員)”。」
そして、ピンクのサイリウムが会場を一斉に埋め尽くす。それでは、2007年第1曲目、一緒に歌ってください。「Only My Love」。ピンクのライトが揺れる会場中に大合唱が響き渡る。
 「さぁそれでは、ココから2007年バージョンになります。」〜「なんと!20分大メドレー!!!!20分、歌い続けます。皆さんも一緒に歌い続けて下さい。」と、ファーを脱ぎ、身軽になったところで、シングルメドレーへ。「青い珊瑚礁」「風は秋色」。これで次にある曲が続いたら某ツアーと同じメドレーになる(^^;;との思いを裏切ってくれて(苦笑)、「白いパラソル」コレ、久々だと思う。ちょっとうれしい。そして更に久しぶりの「旅立ちはフリージア」イントロが流れた瞬間、「えぇ〜(驚)!!」「おぉ!久しぶり〜」との声が上がる。ココでこの選曲はうれしいゾ。(^^)
 
「OK!いよいよラスト3!」
→「チェリーブラッサム」、「Rock'n Rouge」と続け、「やっぱり最後はコレよね!」「夏の扉」 の大合唱&お約束の♪フレッシュ×3SEIKOコールで、本編終了。

 アンコールの”SEIKO、チャッチャッチャッ”とコールと手拍子の中、「何が出るんだろぅ?」等話していると、
「天使のウィンク」で登場。そして間髪入れずに「20th Party」。(^^;;; ちょっ…と、ラス曲がベタな展開だったのが非常〜に微妙だったが、とりあえず一緒に歌っておく。そして、「m(_ _)m ホントに皆さん、どうもありがとうございました〜!!!」と挨拶し、各メンバーを一通り紹介すると、ステージ袖に走り去っていった。

 止まない”SEIKO、チャッチャッチャッ”とコールの中、Wアンコール、出てきました。そしてメンバーを呼び込み、「皆さん、まだ時間大丈夫?」と一振り。ステージ上のメンバー1人1人に感想を尋き、「最後にこの曲選んでみました。一緒に歌ってください!!」「赤いスイートピー」!もちろん会場大合唱。そして、メンバー全員がステージ前に整列して、挨拶。そして、お約束(爆)の「赤いスイートピー(インスト)」が流れると、「聴こえてきちゃったねぇ〜、赤いスイートピー。
もう、歌っちゃうよぉ〜」と、インスト楽曲にあわせて、会場一体となって「赤いスイートピー」を大合唱。当然、本人も一緒に、最後まで歌い切る。
 「本当に皆さん、どうもありがとう〜。今度は夏のコンサートかな?」と、最新シングル「bless you」が流れる中、「気をつけて帰ってね〜」「バイバイ〜!!!!」で、今回は〆となった。


 昨年に続いて、”昔からのファン”を泣かせる選曲であったのが、すごくよかった。
…というか、昨年から
ようやく”カウントダウン・ライヴもちゃんと企画を練るようになったなぁ〜”というのが、正直な感想。実のところ、夏のツアーよりも、冬のディナーショーよりも、サプライズのある(意外性のある)選曲になっていて、ソレが年に1回限りのこの特別なライヴという企画を上ウマく成立させている気がする。だって、”来年も絶対に見たい!”と思わされるのだから。


 で、昨年同様セットリストの分析を−下記一覧は、今回の選曲の出典元を表にまとめてみた。

タイトル 収録Original Album Single発売   タイトル 収録Original Album Single発売
1. 雨のコニーアイランド al『SUPREME』@1986 SWEET MEMORIES Sg@1983
2. Dancing Cafe' al『Windy Shadow』@1984 13. P・R・E・S・E・N・T al『Pineapple』@1982
3. マンハッタンでフレックファスト al『Windy Shadow』@1984 14. Only My Love al『North Wind』@1980
4. Kimono Beat al『Strawberry Time』@1987 15. 青い珊瑚礁 al『SQUALL』@1980 Sg@1980
5. ピンクのスクーター al『Pineapple』@1982 16. 風は秋色 al『North Wind』@1980 Sg@1980
6. ピーチシャーベット al『ユートピア』@1983 17. 白いパラソル al『風立ちぬ』@1981 Sg@1981
7. 秘密の花園 al『ユートピア』@1983 Sg@1983 18. 旅立ちはフリージア Sg@1988
8. 渚のバルコニー al『Pineapple』@1982 Sg@1982 19. チェリーブラッサム al『Silhouette』@1981 Sg@1981
Wanna Know How al『Sweet Memories '93』@1992 20. Rock'n Rouge al『Tinker Bell』@1984 Sg@1984
9. 蛍の草原 al『SUPREME』@1986 21. 夏の扉 al『Silhouette』@1981 Sg@1981
10. セイシェルの夕陽 al『ユートピア』@1983 22. 天使のウィンク al『The 9th Wave』@1985 Sg@1985
11. 水色の朝 al『Pineapple』@1982 23. 20th Party al『20th Party』@2000 Sg@2000
12. 瞳はダイアモンド al『Canary』@1983 Sg@1983 24. 赤いスイートピー al『Pineapple』@1982 Sg@1982

 今回のカウントダウンライヴパーティーも、1980年代の楽曲がメインであり、詳細に言えば、1980〜1985のアイドル時代が20曲、1980年代後半が4曲、1990年代が1曲(しかもインストのみ)、2000年代が1曲であった。とは言え、上記選曲の理由付けは、今回はハッキリしている(>昨年の時点では、漠然とした考えレベルであったが
)。
 昨年のライヴレポ(▼)では、半分冗談交じりで”当たりアルバム”というキーワードを出してみたが、それがまさに実証された形になったのが今回のライブである。果たして表の通り、今回のレアな楽曲は、アルバム『Windy Shadow』『Pineapple』『ユートピア』『SUPREME』からの選曲に集約されている。よく言えば、前回の当たりアルバムが『風立ちぬ』『Candy』であったことを考えると、次回は『North Wind』、『Tinker Bell』、『The 9th Wave』あたりに期待をしてしまうのである。(^^)
 できれば、夏のツアーでもこの半分で良いので、うまくバラエティーに富んだネタをお願いしたい。そして、2007年の〆も
また今回とは異なる”当たりアルバム”を定めて、選曲してくれるという企画を、僕らにぜひ披露して下さい。>スタッフさま

[追記]
そうすると、2008、9年以降のカウントダウンでは、セルフメインの楽曲ライヴもある、かも。「Africa」とか「Baby Baby」とか「Crazy Shopper」とか。あ、「あなたに逢いたくて〜English Version〜」もぜひ一度聴いてみたし。どうでしょ?


by HIDE 


Toppage Back to "LOVE LiVE LifE"