ボリショイ劇場 ジゼル


2002年12月19日(木)

配役
ジゼルアンナ・アントニチェヴァ
アルベルトヴラディーミル・ニパロージニー
ベルタ(ジゼルの母):スヴェトラーナ・ティグレヴァ、
バチルダ(アルベルトの婚約者):マリヤ・ヴォロディナ、
公爵(バチルダの父):リナト・アリフリン、
ヴィリフリード(アルベルトの護衛):アンドレイ・メラーニン、
ガンス:アレクサンドル・ペトゥホーフ
ミルタ:アンナ・ツィガンコヴァ、
ジゼルの友だち:ユリヤ・エフィーモヴァ、ネッリ・コバヒッゼ、エリカ・ルジナ、オリガ・ステブレツォヴァ、オリガ・スーヴォロヴァ、リュボーフィ・フィリッポヴァ
二人のウィリー:エレーナ・クラエヴァ、ナタリヤ・マランディナ
収穫祭のバ・ド・ドゥ:アンナ・イヴァノーヴァ、アンドレイ・エヴドキモフ

指揮:パーヴェル・クリニチェフ

演出:ユーリー・グリゴローヴィチ。 コラッリ・ペッロ・プティパ版を利用

舞台装置:シモン・ヴィルサラッゼ




今日は平土間(パルテール)の13列4番。大劇場と違って新ホールのパルテールは傾斜がきついのでお勧め。でもオケはやっぱりこもって聞こえる。

主役は昨日と同じメンバー。アントニチェヴァはよくなったけれど、中盤から一本調子。

けれど、今日は脇役が光っていたので舞台全体が締まっていた。
最大の貢献はペトゥホーフ。一動作ごとに光っていた。ミルタに許しを請うのもただの演技ではなく、場の空気を全体を支配している感じ。
そしてツィガンコヴァ。登場の時はそれほどの印象を残さないが、回転を含むジャンプがきれいで凄みをみせる瞬間があった。

こちらのホールには昇降装置がないのか、間に合わないのかわからないが、ジゼルの登場、退場は左のそで。
というわけで、ジゼルはたいしたことないけれど、幕切れになるとジーンとするものが残った。


モスクワ・ペテルブルクの劇場に戻る

ぜいたくはすてきだに戻る

モスクワどたばた劇場に戻る