電話 06(6447)6688 住所:大阪府大阪市西区江戸堀1-9-11 アイプラス江戸堀 1F
地下鉄四ツ橋線「肥後橋」駅下車。7番出口を右へ。郵便局の角を右へ。駅から徒歩3分。
昼:12:00〜15:30(L.O.13:00)、夜:18:00〜23:30(L.O.20:00)
定休日:月曜、火曜
2011年11月
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過去の記録はこちらこの回の点数評価は<9、3.5、4.5=17点/20点>
サーヴィススタッフも充実して、さらに新たな世界へ踏み込もうとするHajime
食べたもの
アミューズ1◎ムール貝のベニエ
アミューズ2◎卵黄と桃のコンフィのピュレ
アミューズ3◎エビとカリフラワー
前菜1◎"ミネラル" 66種類の野菜と共に
前菜2◎フォアグラ ブリオッシュ、イチジク、クルミ、黒コショウ、煮詰めたヴィネグレット
メイン◎天草梅肉豚のロースとリンゴのピューレ
デザート1◎奏でるグレープフルーツ
デザート2◎洋梨のローストとカカオのソルベ
小菓子◎リキュール・ドゥ・クレーム ショコラ 生キャラメル
フォアグラ料理は毎回いただいているが、毎回異なった仕上がりにしてくれる。今回は意外とオーソドックス。高いレヴェルであることには違いないが、こちらの期待値も高くなっているからか0.1度単位の火入れの温度調整という精密な作りがあまり感じられなかった。
メインの豚料理は火入れの名人の手になるものであることが全面にあらわれており、肉の繊維のほぐれ具合まで味わうことができる。ただ、あまりに奇麗に仕上がっているので、最上級のハムのイメージにつながる。羊や鴨などでこの技術を生かしてもらえたらもっと嬉しかったと思う。
今回のコースで一番印象に残ったのはデザート1。グレープフルーツのジュレとエキスが口のなかでポップロックキャンディーとなってはじける。三つ星レストランの上品かつ静かな空間でこういう料理をいただけるとは!シェフのユーモアのセンスに、ますますこのレストランへの親近感がわく。
全体として、今回は標準的な三つ星料理。うん、なるほどおいしいというものが続く。日常に連続したその先にある非日常という感じで、いつもと違い圧倒されるようなインパクトはなかった。
会計は2人で19085円。内訳はコース料金(7875円×2)+バドワ500ml(800円×2)+サーヴィス料10%(1735円)。