電話:03-3348-1234(代表) 住所：東京都新宿区西新宿 2-7-2　ハイアットリージェンシー東京1F 定休日は水曜。
ランチ11:30〜14:00、ディナー18:00〜21:30

新宿駅西口下車　小田急ハルク前からハイアットリージェンシー行きのホテルバスで5分。

2009年4月

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食べたもの

アミューズ1◎りんごのサブレ、サバと白ワインのジュレ、マンゴーをのせたスフレ

アミューズ2◎赤ピーマンのスープ　あさりと豆腐入り

前菜◎スモークサーモンのクッション仕立て　フヌイユと蟹にムース　アネット風味のヨーグルト

肉料理◎マグレ鴨のグリエ　胡麻の香り　"アグロ・ドルチェ"なフルーツと小さな野菜のブロシェット

デザート1◎パッションフルーツのジュース　青じそのジュレ入り

デザート2◎フランボワーズをめぐる3つのタルトレット　黒胡椒のグラス　フレッシュなクリーム

小菓子◎マドレーヌ、サブレ、マシュマロ、アイスなど

• ロアンヌで40年以上三つ星をとり続ける「トロワグロ」がプロデュースするお店。
  ミシュラン東京では二年連続二つ星。

• 昼のコースは3つ。

  5300円(アミューズ2品、前菜、メイン1品、アヴァンデセール、デセール、小菓子＆お茶)

  
  

  7900円(アミューズ2品、前菜、魚料理、肉料理、アヴァンデセール、デセール、小菓子＆お茶)

  
  

  10500円(アミューズ、前菜、魚料理、肉料理、デザート2品、お茶)

  
  後2者は料理の内容が異なる。上記の値段にサーヴィス料10%が加算される。

  詳しくはお店のHPを参照。
   

• アミューズはそれぞれ趣向が異なったスナック風のつまみがまず3品。
  続いて出された小さなスープは赤ピーマンの味をストレートに出したもの。あさりと豆腐入りなのが面白く、相性よくフランス料理になっているのが不思議。

  前菜はサワークリームとあわせたフヌイユの香りたっぷり。その上サーモン＆イクラなので、個人的にはロシア料理を思い出した。ひねりがなく、きわめて普通。春の香りではある。
  正直ここまでは、少々洗練されてはいるけれど、普通の料理が続いていた。

• メインからが凄い。
  鴨には胡麻が塗られていて、なんの変哲もない。が、その後につけあわせを食べると化学反応がおこるかのよう。つけあわせはシェリー酒などで味付けされた串焼きフルーツの行進。串焼きはフランス人シェフが焼き鳥からヒントを得たというが、単なる思い付きではなく味への効果がよく考えられている。

  アヴァンデセールが当日一番のお皿。南国の味、青じその和テイスト、そしてジュレの食感。それぞれ楽しめると共に合わさることでエキゾチックな味の世界が口の中で広がる。コートドールの梅紫蘇スープ的な衝撃。びっくりしました。

  チョコのタルトレットは半凝固状態で、レストランならではのデザート。胡椒のアイスは食べ進めるうちに温度が上がってくる変化を計算しているのか、胡椒の味が徐々にはっきりしてくるのが面白かった。

   品数がとても多いので、ランチならメイン1品で十分な量。

• おっとりと穏やかな大人のサーヴィス。必要かつ十分な説明がなされることはまずあたりまえで、こちらの興味にあわせて微調整されるその具合がプロ中のプロ。
  とにかく寛がせてくれる。はじめは料理よりサーヴィスのお店かなと思ったほど。後半になって料理の凄さがわかってきてからは、動の料理、静のサーヴィスの対比とそのレヴェルが奇妙にマッチしているのに感心させられた。
   
   
• 会計は2人分で13255円。内訳はコース(5300円)＋ミネラル水オレッツァ(1450円)＋サーヴィス料10%(1205円)。

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