電話: 0460-84-7229　
住所：〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根159-15
11:40〜14:00(L.O.)、17:30〜

2015年2月

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1986年創業　日本で草分けのオーベルジュ

食べたもの

アミューズ1◎イカ墨のコカと魚介　オリーブのケークサレ

アミューズ2◎ブランダード　イカ墨のブルスケッタ　ブルーチーズのムース　ビーツのスープ

前菜◎めばちマグロのサラダ仕立て

スープ◎あさりと地鶏のクラムチャウダー

魚料理◎えび、まとうだい、ひらめ、むつのロースト　ブイヤベースソース

肉料理◎いのししの腿肉の煮込み　オレンジとにんじんソース

チーズ◎マンステール、ロックフォール、ブリー

デザート◎オレンジ、リンゴーのゼリーとコンポート

小菓子1◎チョコとテュイル

小菓子2◎ショコラ、マカロン、ケーク

小菓子3◎パート・ドゥ・フリュイ

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• 今回は1泊2食付きのベーシックなコースで利用。もちろんレストランだけでも利用も利用できる。

  宿泊したのはパヴィヨン館で、部屋からは芦ノ湖の景色が眼前に広がる。バルコニーに出ると右に富士山を見ることもできる。朝食と温泉はバリ島の雰囲気を模したコロニアル館。そしてディナーを食べたのが本館。このように3つ全ての建物を利用できるようになっている。

• 料理はオーソドックス。基本は勝又シェフがフランスで修行した時代に花開いたヌーヴェル・キュイジーヌと地産地消を組合わせた料理で、ソースを多用せず、素材の持ち味を最大限に生かしたもの。相模、駿河湾の魚介、熱海のジビエ、三島の野菜がふんだんに用いられる。

  見た目は華やかで芸術的。量は多く、しかも全体の3割弱がチーズとデザートとなっており、フランスのガストロノミーレストランと同じ構成。古くささはないが、あくまでも20世紀の料理技法。

• サーヴィスはプロではあるが、どちらかというと後ろに控えることを基本とし、客のリクエストに応じて動いてくれるタイプ。静かに過ごしたい人にはぴったり。

• 部屋はやや古くさく、バスルームは寒い。そのうえWifi、寝間着、ウオシュレットがない。でも静かにゆっくりとすごし、日常とは別の時間を楽しむことを旨とするフランスのオーベルジュとはそういうものだと思えば、それは欠点というより長所といえる。

  これだけの設備、空間、料理を楽しめるということを考えると、リーズナブルな値段設定となっている。ただ、料理は前述のように本物ではあるが新しくはないので、食べることだけを目的としてわざわざ訪れると少しがっかりするかもしれない。

• 四人分の料金は95467円。内訳はコース(21384円)＋チーズ(864円) ＋チーズ(648円) ＋チーズ(1080円)＋チーズのサーヴィス料10%(259円)＋抜栓料(6480円)

  オーナーシェフ：勝又登

  料理の写真は こちら

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