電話:078-272-6882 住所:神戸市中央区中山手通4丁目16-14 定休日は月曜、第3火曜日
ランチ12:00〜13:30(L.O.)、ディナー18:00〜21:00(L.O.)
兵庫県庁近く。神港学園神港高校の南。ひょうご共済会館の北。わかりにくい場所にあるので、事前に地図で調べることをおすすめします。
2011年1月
この回の点数評価は<8、3.5、5=16.5点>
食べたもの(一人分)
アミューズ1◎牛のタルタルとマルメロをコカの上にのせて
アミューズ2◎菊芋のスープ 茶碗蒸し仕立て ゆずとトリュフの香り
タパス1◎ブランダードのポレンタ仕立て
タパス2◎鰯のマリネ
タパス3◎アンチョビのバルサミコマリネ
タパス4◎河内鴨のオレオ
タパス5◎ブーダンノワール
タパス6◎モホソースで食べる鯛
タパス7◎ズワイガニのコルネ
タパス8◎アーモンドとオリーブオイルのジュース
前菜◎根菜と葉野菜のサラダ 黒インゲン豆とあさりのソース
肉料理◎牛頬肉の煮込み
米料理◎パスタのパエリア
デザート1◎いちごとメレンゲ レクティエ添え
デザート2◎フォンダンショコラと牛乳のアイス
これにサーヴィス料5%が加算される。また、予約時にどちらかを選択する必要がある。タパスが含まれる後者がおすすめ。
今回も6000円のコースをいただく。
また、定番料理とインパクトの強い新作の組合せも絶妙で、飽きることがない。
アミューズ1品目は一口サイズの料理ながら、食べると口の中で限りなく膨らみびっくり。噛むごとに次々に新しい味と香りが作られ、まるで口腔内で中華鍋がふられているかのよう。トリュフとマルメロがそれぞれの香りを主張した後に、火花を散らして交じりあい、牛のタルタルがそれを楽しみながら登場するしくみ。
今回のサラダは根菜中心で、黒インゲン豆とあさりのソース。そしてもちろん焦がしバターも。葉野菜中心の サラダとくらべると落ち着いた大人の味。身体中に栄養がじんわりと染み渡る。
タパスの中ではブランダードとブーダンがお初でおいしく楽しくいただけた。
もちろん定番の魚のモホソース、アンチョビマリネ、蟹のコルネも安定した味で、カセントにまた来たなぁという安心感と、これを食べにまた来たいなぁと期待させる力をもっている。パエリアやデザート2についても同じことが言える。
デザートは1品目がコロンブスの卵。いちごにマシュマロのようなメレンゲをはさむだけ(じゃないだろうけれど)で、新しい味と触感。福本シェフお得意(?)の静かな、じわじわくるタイプのびっくり系。
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料理長:福本伸也
オーナーはJeroboam wine & spirits