電話：03-5789-7731 住所：東京都港区白金5-15-5　定休日は月曜。月曜が祝日の場合、翌火曜。
ランチ11:30〜15:00(L.O)、ディナー18:00〜23:00(L.O.)

地下鉄広尾駅から天現寺交差点方向へ。歩道橋を直進、恵比寿3丁目交差点手前を左折。首都高をくぐりセブンイレブンの一つ先。駅から徒歩10分。

2008年1月24日

この時の点数評価は＜８、２.５、４＝１４.５点＞

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フランス有名店で修行後「マエストロ・ポール・ボキューズ」、「レストランW」などの豪華レストランの料理長を経て2002年に独立した市川シェフの店。

食べたもの

アミューズ◎生ウニ貴婦人風

前菜１◎ブーダンノワール　ガトー仕立て　リンゴのキャラメリゼ添え

前菜2◎山梨県、境川村産、無農薬野菜達28〜30種の盛り合わせ

スープ◎かぶのスープ

肉料理◎和牛　モトバラ肉の赤ワイン煮(ブフ・ブルギニヨン)　フランス、アルデッシュ産、栗を詰めて

デザート◎スフレ

飲んだもの
Charles Lafitte/Champagne
Billecart Salmon/Champagne

• ミシュランガイド東京2008で一つ星。

• 夜のコースは6皿6358円(税5%・サ10%込)。前菜1とメインは6種類から選択できる。フォアグラ料理やジビエなど一部料理には追加料金(1200円〜1800円)がかかるが、デフォルト料金でも十分に魅力的な選択肢がある。

• アミューズと前菜 1,2はシェフのスペシャリテ。生ウニは卵とオマールのスープを加えることでクリーミーさが加わり濃厚さがおさえられ、量を食べられる。 ブーダンノワールは一般的なイメージのそれと異なり、腸詰めの中身をケーキの形に整えてある逸品。この二品だけでこのレストランのレヴェルの高さがよくわかるが、前菜 2さらにその上をいく。焼いたり茹でたりマリネした「だけ」の野菜たちだが、自然のおいしさとありがたみがじんわりと伝わり、口だけでなく身体も気持ちよくなる。

  メインとデザートは普通のレシピ料理だが、それでも高いレヴェルが維持されている。

  
  ワインはフルボトルで6000円から10000円までのレンジで充実。ハーフボトルは7種類。

• 料理の素晴らしさに比べるとサーヴィスは微妙。プラスとマイナス両面がある。写真撮影の可否を尋ねると「派手じゃなければいいですよ」とユーモアまじりのこたえがもどってきたり、ワインの選択の際にこちらが興味を示すとリスト外のものを勧めてくれたりと「会話」を楽しめる面もある。が、隣のテーブルが「お得意様」だったのが運の尽き。シェフがつきっきりでそのテーブルだけに説明しているのには閉口。自然と耳にはいってくるので、正直なところ食事を楽しめなくなるほどうるさかった。別のサーヴィス氏はその卓でミシュラン裏話や車についての品のない話題をだらだらしゃべってるし。

  常連客を優遇するのはありだと思うけれど、一般客に迷惑にならないようにして欲しい。ミシュランに「客の約8割が常連」とわざわざ書いてあるのはその点についての警告と受け取った。

• 会計は二人で20696円。
  内訳(税込価格)はコース(5780円×2)＋追加料金(前菜のフォアグラ1200円)＋グラスシャンパーニュ(1400円)+ハーフシャンパーニュ(4600円 )+ハーブ茶(300円×2)+サーヴィス料10%(1336円)
  料理の写真は こちら

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