クラフタル
電話03-6277-5813 住所：東京都目黒区青葉台1-16-11 2F
ランチ11:30〜14:00 (13:00 L.O.)、ディナー17:00〜25:00 (24:00 L.O.)
定休：水曜 ランチは土日のみ
東急東横線中目黒駅から徒歩6分
2017年6月
点数による評価はこちら
2016年ミシュランで1つ星獲得。21世紀型フランス料理店の新星
食べたもの
アミューズ1◎アスパラとそのアイス
アミューズ2◎ひめサザエとエスカルゴバター ブロッコリのピュレ
前菜1◎稚鮎のフリット フェンネルのムースとライムシャルトルーズのジュレ
前菜2◎ヤングコーンのロースト ポレンタ、パルメザン、ラルド
魚料理◎金目鯛のローストとアサリの泡、アーティチョーク
肉料理◎子豚のロースト 茗荷と生姜
デザート1◎ルバーブのムース
デザート2◎チョコミントのクランブル
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ディナーはお任せ7000円(＋税サ)の2種類。
詳しくはお店のHPを参照。
一見するとロブション的な精密なレシピのもとに作られた料理とは正反対で、エルブリ的なぶっ飛び系、びっくり系。少量多皿ではなく、それぞれの料理をじゅうぶんに味わえる中量中皿。だけど、食べて見ると精密かつ緻密に作られていることがわかる。
実験的料理はえてして味と質がアンバランスだったり不安定だったりするが、どの皿も文句なしにおいしい。中でもヤングコーンのひげをパスタにみたてカルボナーラ風に仕立てた前菜2は長く記憶に残る。
豚肉がメインの場合「やっぱり豚だよな」という感想におわることが多いが、ここは格別。生姜＋ミョウガと合わせたことでコントラストをはっきりさせていることもあるが、豚肉そのものがミルキーでトロけるように感じたのはHajime以来の経験。
一方でどこか(ラシームやディファランス!?)で見たことがあるような料理もあった。最先端の料理は同じ方向に収斂していくのか、あるいは食べ歩き好きのシェフが様々なところでアイディアを得ているのか、はては相互交流の結果なのか。
サーヴィスのレヴェルもきわめて高い。積極的に何かしてくるというおせっかい型ではなく、こちらのして欲しいことを察してくれるタイプ。ワインのお代わり欲しいなぁと思い、サーヴィスの人を呼ぼうと首を回しきる前に「お代わりいかがでしょう」とボトルをもってきてくれるというようなことが何回もあった。
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