エクロール

電話 086-230-2280　
住所：〒700-0912　岡山市北区大供表町3-7 レディアンスビル1F
ランチ：11:30～15:00、ディナー：18:00～22:00　水曜＋月1不定休
最寄りのバスは「水道局前」または「精神科医療センター西」

2017年5月

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岡山で3軒目の本物のフランス料理店

食べたもの

アミューズ◎にんじんのエスプーマ

アミューズ2◎トマトのガスパチョ

前菜◎パテ・アンクルート

メイン◎豚バラ肉のブレゼ

デザート◎オレンジとパッションフルーツのスープ仕立て

メモ

岡山のフランス料理店。森原嘉紀シェフはメルヴェイユ、ケイスケ・マツシマ(ニース、東京)を経て、故郷の岡山に戻り2017年3月にエクロールを開く。
ランチのコースは3つ。2500円(アミューズ、前菜、メイン、デザート)、3500円(アミューズ、前菜、メイン2品、デザート)5000円(お任せ)。今回は2500円(税サ込)のものを選択。前菜、メインは数種類から選択できる。
アミューズ2品は初夏にふさわしい清涼感あふれる料理。 2品目はスープという位置付けだが、クスクス、根セロリのピュレ、ポルチーニなども加わり、前菜レヴェルの質と味。
前菜は王道のパテを選択したが、お酒(ポルト酒？)が効果的に使われているからか鶏とフォアグアのしっとり感が絶妙で、いままで食べた同じ料理のなかでも上位にはいる。
メインは味付けも含めトロトロに煮込まれたトンポーローのようで口に含むと文字通り溶ける。よくいえば中華とフランス料理の融合で料理としては質が高いが、メインなのだから、今後はもっとフランス料理寄りの食材や技法に振った料理を期待したい。
デザートも2000円代のランチとしては本格的なもので、食べる度に新しい扉が開かれていく。
全体的にみると、アミューズからデザートまで焦点のばっちり合った料理が続き、構成もシェフの料理観がわかるバランスのとれたものとなっている。東京や神戸・大阪でも人気店になるレストランで、しかも内容を考えるととても安い。シェフの経歴からすればあたりまえだが、ミシュランで星を狙える将来性の高いレストラン。
会計は一人で2500円。
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