電話086-255-7772 住所：岡山市北区絵図町９−４０　
ランチ12:00〜15:00 (13:30 L.O.)、ディナー18:00〜23:00 (22:00 L.O.)
定休：水曜と第2火曜日

岡山駅西口から運動公園方面へ徒歩12分。

2013年3月

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点数による評価は＜６、３、４＝１３点／２０点＞

料理とサーヴィスとコストパフォーマンスが3拍子ともバランスよく揃っているイタリア料理店

食べたもの

前菜◎イカナゴのカルピオーネ、ホロホロ鳥とピスタチオのテリーヌ、プロシュット・コット、そら豆のフリッタータ

パスタ1◎タリアテッレ　ホタルイカと春菊のオイルソース

パスタ2◎アニョロッティ・デル・プリン

肉料理◎和牛モモ肉のタリアータ

デザート◎苺ソースのミルクプリン、アンズとアーモンドのケーキ

飲んだものはこちら

• 今回は職場の送別会で予算が限られているので、5000円でコース料理を組み立ててもらうという無理を聞いていただいた。

  通常のディナーコースは1種類。アミューズ、前菜2品、パスタ2品、肉料理、デザートで6500円(税・サ込み)。
  アラカルトもある。詳しくはお店のHPを参照。

• 長島弘樹シェフはトスカーナ、エミリア・ロマーニャなどで修行し、帰国後もイタリアを訪れ常に本場の味とコンタクトをとり続けている。料理は最先端というより、伝統的なイタリア料理の技法を細かいところまで省略せずに用いて作った堅実なもので、安心していただけ、しかも確実においしい。

  コース料理にはイタリアの様々な地方の名物が幅広く盛り込まれ、ヴァラエティーに富んだ構成となっている。例えば前菜ではマリネ、テリーヌ、キッシュ、加熱した生ハムといった具合であり、パスタはタイプの違うものを複数いただける。今回はアニョロッティというラヴィオリが特に印象的だった。

  ただ、これはどの店でも同じだけど、アラカルトと比べると料理が質量ともに小振りで、多くの種類を食べられるけれど、インパクトのあるものは少ない。逆に、このお店ではコース料理と同じかむしろ安い値段でアラカルトをいただけるので、後者を選択した方が料理を深く味わえるし、シェフの力量もよりよくわかる。

• このお店のもう一つの魅力は明るくカジュアルでいながらプロの接客をおこなうサーヴィス陣。特にソムリエの渡辺さんは「こうして欲しいなぁ」と思うことを口で言わなくてもわかってくれ、とても気持ちよく過ごせる。レストランの楽しみは料理だけではないことを改めて感じさせてくれる。

  気取らず、気軽に行けて、しかも本物のイタリア料理をいただけるという意味で貴重なお店。

• コース5000円＋席料300円＋ワイン持込み料1本あたり1000円の明瞭会計。
  食べたものは こちら

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