電話086（233）7725 住所：岡山市天神町10-18
昼：12:00〜15:00、夜：17:30〜22:00　定休日：火曜
桃太郎大通りをはさんでシンフォニーホールの正面

2004年11月28日

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岡山のフランス料理店としてほとんど唯一の本格派。久々の訪問でもその感想は変わらずでした。

食べたもの

アミューズ◎タラの白子のオーブン焼き

前菜◎鴨のコンフィと長芋のサラダ仕立て

魚料理◎牡蠣とムール貝、ラタテューユのプレッセ ノイリー酒のソース

スープ◎ランティーユ(れんず豆)のスープ、ミルフィーユのスティック添え

肉料理◎仔牛ロース肉のグリエ、温野菜添え

口直し◎洋梨のシャーベット

デザート◎ワゴンのケーキ６種類

飲んだもの
こちら

• 4年ぶりに訪問。日曜の夜で、最後にはほぼ満員。
  でも予約なしのお客さんが数組。その意味で気楽に入れるお店だけど、ソフト、ハードともに本格的フランス料理店。

• メニューはコース（アミューズ、前菜、魚料理、スープ、肉料理、口直し、ワゴンケーキ、お茶）が5775円。これにサーヴィス料10%が加わる。メインの料理を羊、フォアグラなどに変更可だがかなりの追加料金をとられる。詳しくはお店のHPへ。
  アラカルトは前菜、メイン、デザートがそれぞれ５〜８種。約1000円〜3000円。
  ワインはボルドー、ブルゴーニュの赤がそれぞれ約10種類。5000円〜8000円。スタンダードシャンパーニュが7000〜8000円。ハーフワインもそこそこ揃っている。また1050円で持ち込み可。
  ブルゴーニュのワインリストに生産者名がないのはマイナスポイント。また注文したワインはニュイの１級と書いてあったが出てきたのはただのニュイであった。

• 細長い店内だが片側の壁一面が鏡なので窮屈感はない。テーブルはおおきめでゆったりと１６席。トイレもフランス料理店として十分な広さと設備。

• 料理はスタンダード。驚きもがっかりもない「普通においしい」料理。鴨や白子、れんず豆など家ではあまり使わない食材を食べられる。技巧を駆使するより食材をして語らしめるタイプ。アミューズ、前菜はプロの料理でその後を期待させたが、メインの二皿は「家庭料理」というダサさこそないけど、一見すると家でも作れそう。
  ワゴンのケーキはレストランならでは。アールグレイのチーズケーキ、ピスタチオのムース、プリン、ガトショコラ、芋のタルト、ミルクレープと様々な種類を試せる。これに加えてフルーツがあれば鬼に金棒。

• サーヴィスは過不足ない。パンやワインのお代わりはばっちりのタイミング。だけど料理の説明は十分ながら早口で小さな声で、やや固い。その反面いい意味で放っておいてくれるのでリラックスして食事ができる。基本的にマダム一人だが、忙しくなると厨房から出てきたシェフ自ら身軽にサーヴ。

• 東京や神戸のお店とくらべると内容的に割高だけど、地方都市岡山で本格的フランス料理店として続けていくには仕方なのかなぁ。ワインのもちこみを積極的に勧めているので、それを考えればCP的にトントンかも。
  会計は３人で16500円(コース三人分)＋4000円（ワイン)＋2050円(サーヴィス料)＋1127円（税）＝23600円（端数切捨て）
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