電話078-242-4188 住所：神戸市中央区中山手通1-27-11 マーツハイム1F
昼：11:30〜14:00、夜：17:30〜21:00(ラストオーダー)　水曜定休
最寄りの駅は三ノ宮。駅より北野方面へ。ハンター坂を上がるとすぐ右手にある。

2004年8月29日

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この回の点数評価は＜７、３.５、４＝１４.５点＞

夏休みの終わりにひさびさ家族で神戸ランチ。

食べたもの

アミューズ◎ひらめ、ホタテ、イクラとおくらのタルタル

前菜◎貝類のプロヴァンサル じゃがいもの器

メイン◎ドンブ産 鶉のポアレ フォアグラのソテー

アヴァンデセール◎キャンベルぶどうのジュレ ピオーネを添えて

デザート◎マンゴーのシュー生地ミルフイユ ココナツのソルベとパッションフルーツのジュレ添え

• ジャン・ムーラン出身シェフが出した全20席のお店。長いこと行きたいと思っていてようやく願いがかなった。

• 昼のコースは2種類。
  4000円(アミューズ、前菜、魚料理または肉料理、アヴァンデセール、デザート、お茶)、
  6500円(アミューズ、前菜、魚料理、肉料理、アヴァンデセール、デザート、お茶)。
  これに10%のサーヴィス料が加わる。その他厳選素材によるシェフお任せコースとして11000、13500、16000円（税込サ抜）がある。

• 前菜8種類、魚料理4種類、肉料理7種類、デザートが6種類から選べる事実上のアラカルト。

• 入店時、ソムリエさんが先客にメニューの説明をしているところだったため、入口で立ったまま待たされそうになった。サーヴィス水準が思いやられるなと思った矢先マダム（？）に店内へ案内される。が、席はテーブルを引いてくれないと座れないのにこちらが言うまで気づかない。
  メニューの説明はとてもていねい。でもていねい過ぎて頭に残らず、全部忘れてしまう。むしろ強調したい点を簡潔に説明してくれた方がいい。

• という訳で最初の印象はあまりよくなかったが、アミューズが来たところでそれまでのムッツリ気分が笑顔に自然と変わってしまうほど料理の水準は高い。
  全体に濃い目の味付けながら重くなりすぎない。一つの料理に二つ以上の目玉のある皿（鶉＆フォアグラ、マンゴー＆ソルベなど）が多い上にヴォリュームはたっぷり。採算は大丈夫？と尋ねたくなるほど高額素材（例えばフォアグラ）が惜しげもなく使われている。
  ジャン・ムーラン譲りだからかどれもインパクトのある料理なので、メニュー選択の時に淡白系のものと濃い目のものが交互になるよう選ぶとよいかもしれない。

• サーヴィスも悪くなく、料理の出てくる時間やタイミングがとてもいい。マダムは実は気さくな人で、器について尋ねたところド忘れしたのかテーブルのお皿をはじからひっくりかえして見ていた。難をいえばお店が狭いこと。他の客の声が騒がしいくらいうるさくて寛げなかった（まわりを気にせずにおばさんのような通る声で絶え間なくしゃべりまくるおじさん客がいたのが原因であるが）。料理やサーヴィスの内容からするとあの店構えではもったいない。

• 器はリモージュのいろいろ（ベルナルド、レイノー、アヴィラント）、カトラリーはクリストフルのマルメゾン、グラスはショット。

• 4人で行って会計は21230円。内訳はコース(4000円×4)+追加料金(3300円×1)+サーヴィス料10%(1930円)　
  料理の写真は こちら

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