電話&Fax: 06-6131-0005
住所:〒530-0047 大阪市北区西天満1-7-4
北浜駅26番出口からなにわ橋を渡りきり、難波橋北詰交差点を渡って左折。二つめのビルの1F。
12:00〜14:00、18:00〜21:00(L.O.) 定休日:水曜日
2010年8月
点数評価は<7、3、4=14点>
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パステルカラーで淡色系の、香り高い料理が続く
食べたもの
アミューズ1◎セロリのヴルーテ、ゴマのグジェール 、トマトのカナッペ
アミューズ2◎ズッキーニ ピレレーヌ
前菜1◎島根産岩カキ 夏野菜とトマトのプロヴァンサル
前菜2◎モンサンミッシェルムール貝のヴルーテ カプチーノサフラン
前菜3◎豚足とジャガイモのラヴィオリ
魚料理◎和歌山スズキと紫小豆 大根のパスティーユ ソースラベンダー
肉料理◎ブルターニュ・ホロホロ鶏 クレオール風
デザート1◎キャラメルとパッションフルーツのグラニテ
デザート2◎オレンジのジュレとテュイル ローズマリーのババロワーズ
小菓子◎フィナンシェ、ギモーヴ、一口タルト
今回は後者を選択。 詳しくは(詳しくないけれど) お店のHPを見てください。
どちらもフランスの最新の料理をシェフが血肉として自分なりに再構成した優良店。食べ手にとってありがたいことに、コンセプトが違う。でもどちらもフランス料理店という共通項があるので、あたりまえのことながら自然と比較してしまう。
それぞれ料理では味の訴求ポイントが絞られ、印象深いものに仕上がっている。たとえばアミューズでは根セロリの苦み、前菜では岩カキに合わせたトマトのスープの酸味、ムール貝のスープのサフラン、ラヴィオリのジャガイモなど。無駄や虚飾で使っている食材はない。
ポーションは小さめだけど、メインではホロホロ鶏も、クレオール風の所以たるチャーハンもヴォリュームたっぷり。
ただ全体としてはパステルカラーで、料理の印象もほのか。この値段でこの品数は驚異的だが、まさに「試食コース」という感じでもある。