電話&Fax: 06-6131-0005
住所:〒530-0047 大阪市北区西天満1-7-4
北浜駅26番出口からなにわ橋を渡りきり、難波橋北詰交差点を渡って左折。二つめのビルの1F。
12:00〜14:00、18:00〜21:00(L.O.) 定休日:水曜日
2014年7月
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過去の記録: 2012年3月、2011年3月、2010年8月
多皿は嬉しいけれど、どの料理もインパクトが薄く、少々マンネリ気味?
食べたもの
アミューズ1◎とうもろこしのフィナンシェ、クロメスキ、フォアグラ入りカナッペ
アミューズ2◎とうもろこしのスープ
前菜1◎イタヤ貝と仔羊セルのコンビネゾン
前菜2◎トマトのジュレと明石のイワシ
前菜3◎アーティショのスープ
魚料理◎勝浦カツオ 水ナスと毛馬キュウリのラグー
肉料理◎ブレス鶏 "ミエラル" ズッキーニとクスクス
デザート1◎スイカのヴァンルージュ
デザート2◎桃のパリブレスト
小菓子◎カヌレ、マカロン、パートドゥフリュイ
ただ、どの料理もシンプル。「素材の味を生かした」料理といえば聞こえはいいけれど、素材の味しかしないフランス料理はどうにもつまらない。
もちろん標準以上の味の料理がアミューズ2品、前菜3品、メイン2品、デザート2品+小菓子と続いて出てくると満足しないわけはないけれど、ムーリスのソーシエまでつとめた阪本シェフは「質より量のレストラン」、あるいは「ワインの安いレストラン」として誉められても嬉しくないと思う。
ということで、現在の形態では阪本シェフの力量がうまく発揮できておらず、もったいないと思う。
会計は2人で13300円。内訳はコース(6000円×2)+バドワ1リットル(1300円)。
もっとも、店は流行っており、いつもほぼ満席。つまりこういう形態が大阪で支持されているということであり、上から目線のサーヴィス陣に畏まり、質より量優先の料理をいただくことに快感を覚えるM気質の人にはかけがいのないレストランなのであろう。