電話&Fax: 06-6131-0005
住所:〒530-0047 大阪市北区西天満1-7-4
北浜駅26番出口からなにわ橋を渡りきり、難波橋北詰交差点を渡って左折。二つめのビルの1F。
12:00〜14:00、18:00〜21:00(L.O.) 定休日:水曜日
2012年3月
点数評価は<8、3、4.5=15.5点>
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一つひとつの料理はポーション小さめだが、それぞれがインパクトある料理群
食べたもの
アミューズ1◎セロリのジュレ、かぼちゃのピュレ、アンチョビ入りグジェール
アミューズ2◎ホタルイカと菜の花のセゾニエール
前菜1◎マテ貝のタブレ
前菜2◎ウサギのロースとビスク
前菜3◎白アスパラガスのココット
魚料理◎ポアソン・ド・マルシェ 蕪と新玉ネギのグラッセ
肉料理◎仔羊”コート・ダニョー”のプランタニエール
デザート1◎イチゴのヴェリーヌ
デザート2◎レモンのタルト “ドゥーシトロン”
小菓子◎カヌレ、メレンゲ、パートドゥフリュイ
今回は後者を選択。 詳しくは(詳しくないけれど) お店のHPを見てください。
一番印象に残っているのはアスパラのココットに添えて出されたアスパラのスープ。当然温かいと思っているところに冷製で出され、クリーミーにではなく刺すように味が濃厚。このスープを目玉にしたらそれだけで人気の洋食屋ができてしまう。
アミューズから前菜までが特にレヴェル高く、マテ貝に小さなレモンのムースがかけられているように細かいところに手がかけられている。また、セロリや菜の花の苦みが後につながる塩味中心の料理に対しよいアクセントになっていた。メイン2皿は普通だが、デザートが春を感じさせる軽やかで爽やか、しかもインパクトのある2品。
少量多皿なのにインパクトがあり、量も適度という現代フランス料理の理想の型となっている。シェフの力量としてはさらに質の高い形態にもできるのだろうけれど、それは将来のお楽しみ。
会計は1人で6000円。内訳はコース(5200円)+サンペレグリノ700ミリリットル(800円)。