わたしたちがワインに目覚めて一年半。

 

おいしいワインを飲んでみたい。味わってみたいという一途な心。

でも残念ながら、うまくワインを表す言葉を知りません。

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評価の一応の目安は、
GOLD・・・探してでも買うべし SILVER・・・売ってたら買うべし bronze・・・お金があったら買うべし
NOTE・・・飲みたい日なら買うべし SKELTON・・・買うべからず



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1997年ベスト5

GOLDChateau Latour 83
熟成をへたカベルネをはじめて飲みました。大家。大人の味わい。1月17日。


GOLD Chateau Figeac 88

若々しく勢いのある、それでいてその分野の第一人者。ピアニストのキーシンみたいなワイン。9月20日。


SILVER Chateauneuf-du-Pape 78/Leroy

集中力や広がりはいまいち。でも年月の熟成は感じられ、枯れていないところがルロワのすごいところ。3月。


SILVERChateau Ducru-Beaucaillou 87

この一年、87はいろいろ飲んだが、これがベスト。4月。


SILVERCondrieu 95/Chapoutier

バラの香りと青りんご、グレープフルーツの香り。味は豊穣で濃厚。とにかくSTRONG!4月7日。


おまけ:

ベストコストパフォーマンス

SILVERClos du Marquis 92レオヴィルラスカーズ92はまだ閉じていたけどこっちは飲みごろ。10月2日。六本木のレストラン「アローロ」で5600円。

ワースト1.

SKELTONChateau Margaux 92固くて全然おいしくない。香りもたたない。ワインが悪いというより、若すぎただけでしょうけど。3月16日。札幌丸井今井で11500円。
 


12月28日

bronzeCoronas/Torres 92(コロナス/トーレス)

全般的に控えめながらバランスのよいワイン。これは、ペテルブルクのレストラン「ドヴォリャンスコエ・グネズド」のハウスワインでした。岡山天満屋で1500円。
 

12月24日

SILVERChateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 87/Pauillac(シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ドゥ・ラランド)

とにかく香りが優雅。煮詰めたいちごジャム、フランボワーズ、湿った土、なめし革、それからポーイヤック共通のスパイス香。喉ごしもこういうのがビロードっていうのかな。舌触りは香りをそのまま味にした感じ。お見事でした。松下酒店で5600円。
 

12月22日

SILVERSt-Nicolas-de-Bourgueil 89/Jacques Mabileau(サン・ニコラ・ドゥ・ブルグイユ)

ロワール河をはさんでシノンの対岸の村。カベルネ・フラン主体。中口だが、味は果実味主体で豊饒。ミント香が印象的。ごくごく飲める。でもがぶ飲みタイプというわけではない。ランシュ・バージュを1流ホテルのスタンダードシングル(はずれ年なので)とすると、こちらは2流ホテルのデラックスツイン。こっちの方がより快適と感じるときもある。もう少し安ければデイリーに飲めるのに。樋口酒店で2500円。
 

12月20日

SILVERChateau Lynch Bages 92/Pauillac(ランシュ・バージュ)

メドックはポーイヤックの5級。でも2級トップクラスと同等の評価と値段。色は濃く深い赤。腐葉土や様々なスパイス香り。まさしくフルボディーで、ふわっ、どしっと華やかに口の中に広がる。「花」の打ち上げ花火がひらいたよう。はずれ年だからか、タンニンなんかの苦みはすでにあまり感じない。もう飲みごろに入っている。バランスよい強さ。男性的なワイン。余韻も長くつづく。少し低めの温度で飲むとおいしい。札幌デリーズで4480円。
 

12月17日

bronzeRioja Reserva/Marques de Riscal 93(リオハ・レゼルバ/マルケス・デ・リスカル)

スペインのリオハ。店にはフルボディーって書いてあったが、飲み口は軽い。渋み、苦み、アルコール臭がそれぞれバラバラにぷんぷん。と書くとバランス悪い安酒って思われるかもしれないが、決してそうではない。この渋味、苦みの具合がとても程よいのだ。それにほんのりと甘みも感じられるし。これも我が家の定番になりつつある。岡山酒らくで1300円。 
 

12月13日

bronzeDom Chevallier/Brut(ドン・シュバリエ)

スペインのカバ。小さな泡がいつまでもたくさん立ちのぼる。味は淡白。でもブラインドで飲めばノンヴィンテージのシャンパーニュと間違えるかもしれない。使用してるぶどうはマカベオ種、チャレロ種、パレリャーダ種と聞いたことのないものばかり。ふだん「泡」を飲みたくなったら、カバのブリュットに限る。岡山森脇商店で1160円。
 

12月10日

SILVERChateau Calon-Segur 83/Saint-Estephe(カロン・セギュール)

抜栓直後、オーク香と湿った土の香りがプーンと匂ってくる。トリュフ香?も少し感じられる。色はれんが。ワインの脚がいっぱいグラスの内側にできる。口に含むとゆったり、かつ落ち着いた重み。余韻もしっとり。特別な個性はないけど、逆に良質のワインが必要とする成分(って何なのかな)をすべて備えているバランスのいい静かな大人のワインでした。倉敷松下酒店で5600円。


12月6日

bronzeCote du Rhone 94/Guigal(コートデュ ローヌ/ギガル)

ワイン屋の試飲会に行きましたが、これっていうのがなかったから、結局コレを買ってきました。ボディは軽いけど、いつもながら安心して飲める味。岡山樋口酒店で1260円。
 

12月3日

NOTENuit-Saint-Georges 92/Faiveley(ニュイ・サン・ジョルジュ/フェヴレー)

ボルドーが高騰したので、たまには相対的に安くなったブルゴーニュを飲んでみよう。それならフェヴレーが安心でお手ごろ、と選びました。きれいなルビー色、やっぱりブルゴーニュと思いきや、味は、えっ、これ、ピノ・ノワール?焦がした樽香にくすんだ味。92だからダメなのかしら。神戸ベリエで3000円もしたのに。
 

11月30日

SILVERChateau Lafite-Rothschild 87/Pauillac(ラフィット・ロッチルド)

まだまだ初恋を夢見てる、くせのないおっとりとした年若い貴婦人。品のいいフリルやレースをあしらったドレスを着て、目立たないようにお澄まししている。ところが、中には芯の強い情熱が秘められ、いつ誰にこの固いつぼみが開けられるのか。コルクを開けた途端、真紅の絹のドレスを纏って社交界の中でぎこちなく座る、少女から女性へと花開こうとしている人がイメージとして現れてきました。それほど、完璧で静かで頑なに自分を主張するぶどう酒。時が経つに従い、女性としての豊潤さ、育ちの良い仕草、人をそらせないふくよかな香り、それでいて毅然と立ち上がる個性の強さ。バランスの良さの中に何か底力を感じさせるのです。まだ、頑なな幼さを残した美しい少女が、空気という媒体に触れて、成長し、堂々とした若き貴婦人に育っていく様子を見せていただけた・・・そんなぶどう酒でした。レストラン「ひらまつ」で、17000円。


 

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