購入顛末回想(後編)

98年11月下旬 いろいろと雑事を片付ける
保険屋に電話して、クルマが変わることを伝える。
ムーヴとインプレッサとでは当然保険料も変わるので、保険の乗せ換え手続きと保険料の差額の支払が必要らしい。
まずは車検証が必要らしいが、当然まだできていないので、スバルの営業氏に連絡し、車検証ができたら直接保険屋にFAXしてもらうことにする。

その数日後、帰宅すると何かの紙切れと郵便振替の用紙があった。
どうやら車庫証明の調査員が来たらしく、留守だったので伝言を残していったらしい。
それによると、確認をしたいので何日の何時以降にここに電話するように、ということで、調査員の名前と電話番号が書いてあった。振替用紙は手数料の払い込み用らしい。
フツー向こうから電話してくるモンじゃないかぁ?とか思ったが、指定された日に電話を入れた。
名前と住所、クルマを置く場所がどんな所か、とかの質問をされただけで、5分ほどで電話は終わった。妙にあっけなくて拍子抜け。やっぱ電話してこい、とか思う。

そうこうしているうちに、スバルの営業氏から納車日の連絡。
12月10日以降ならOKとのことだったので、その2日後の土曜日に納車ということになった。


98年12月11日 Last & Long Drive
この日は昼(といっても3時近かったが)で早退。と言っても気分が悪いわけではなく、会社で使う自分用のパソコンを買いに、福岡まで出かけることにしたのだ。
当時、会社で使えるパソコンが不足して仕事がさばけず、自分専用のマシンが欲しくて堪らなかったのだが、ついにキレて(笑)福岡へGO!というわけだ。

ちょうどその日は、某家電量販店が福岡ドームでイベントをやっていたので、まずはそこへ向かうことにする。
案の定、道を間違えたのと渋滞に巻き込まれたのとで、福岡ドームにたどり着いたのは6時ごろ。イベント終了1時間前だった。
欲しいマシンの候補はいくつか挙がっていたので、パソコンのコーナーをササっと一巡し、いちばん安かったモノを速攻で購入。ついでにキャナルシティの某PCショップにも寄ろうとクルマを走らせたがここでも渋滞(涙)。キャナルで買い物を済ませ、自宅へ到着したのは0時近かった。

翌日がインプレッサの納車なので、ムーヴでのLast & Long Driveになったわけだが、今思えばこのムーヴにも無茶をさせてきた。
毎日の通勤で往復約70km、客先も自分のクルマで廻るから相当な距離だ。県内を1日で廻りきったこともあった。いつの間にか走行距離は10万キロを軽く超えていた。
このあとこのクルマはどうなるだろう?もちろん中古車として売りに出されるのだろうが、次のオーナーの元でどういう運命を辿るだろう?それを考えると、ちょっと鼻がツンとなった。

ありがとうムーヴ。お疲れさま。少しの間ゆっくりおやすみ。

ムーヴと犬
ムーヴの写真、折角だからご紹介。
フロントタイヤの横にいるのはウチの犬。

98年12月12日 納車の日
10時をすぎた頃にスバルの営業氏から電話。自分では受けなかったが、今から納車に来る、という電話だった。
インプレッサが来るまでの間に、ムーヴから荷物を降ろさねばならない。要る物と要らない物を選り分ける時間はないので、とりあえず紙袋に押し込んでおく。その後その袋は一ヶ月ほど放置されていたことは、このページを見てくれたアナタとオレとの秘密だ(苦笑)。
それでも時間が余ったので、固く絞った雑巾で室内を掃除する。
と、ここまでやってもインプレッサはやって来ない。あの電話は何だったんだぁ、と催促の電話をしようと電話口へ向かいかけたその時。

バック中

き、来たぁ〜!

独特のエンジン音を鳴らしながら、ソイツは家の庭先へゆっくりと進入してきた。
もう顔がゆるみっぱなし。頬の筋肉が痛くってしょうがない。
クルマは止まり、営業氏が降りてくる。受領書にサインした後で、ひととおり装備の説明を受ける。

そしてついにムーヴとの別れ。営業氏を乗せて走り去るクルマを見送りながら、ココロの中で別れを告げた。

さぁて、気を取り直して、いよいよインプレッサ・オレスペシャル(普通のクルマです>オレ)の発進といこうか。どこ行こっかなぁ〜。ウキウキしちゃうよ〜。え?

「練習ついでにスーパーまで連れてってヨ」(5x歳の主婦の声で)

・・・・記念すべきインプレッサの走り初めは、5x歳の主婦、すなわちオフクロを助手席に乗せて、近所のスーパーへ買い物へ行くという、極めてフツーの走り初めとなった。

これでいいのか?>オレ

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