ゲーム編:3月の気になるゲーム

編集前記

そろそろ2005-2006世代機の情報が飛び交うかな、と思ってたんですが、 飛び交うのはDSの話題ばかりですね。

高級型「ニンテンドーDS Lite」の発売が間近に迫った今、 さらに「Webブラウザ」や「ワンセグ放送のテレビ」といった特殊な周辺機器や、 「レシピ本」なども発表され、盛り上がっています。
こういった汎用的な使い方は、 携帯ゲーム機という手軽な機械には向いていると思います。 ただ、なぜ今さらになって盛り上がったのか。 その理由として、「タッチパネル」や「マイク」による入力、 つまり「脱・十字キー」というのは大きいでしょうね。 DSの入力装置革命は、狭義のゲームだけではなく、 もっと広い分野のソフトまでを見越したものだったようです。

ゲーム編:3月の気になるゲーム

PS2 PS2>廉価になって登場

▼2日、<廉価再販> 「.hack//Vol.1×Vol.2」「.hack//Vol.3×Vol.4」

架空のネットワークRPGを題材にした、オフラインRPGの廉価版。 3ヶ月ごとの連作、ゲームにOVAを同梱、アニメや小説などと連動、 などの挑戦が成功したシリーズです。
4巻に分かれていたのを、前半後半で2パッケージにまとめられています。 ちなみに、中身はゲームディスクのみで、OVAは入ってません。 OVAだけを集めたDVDも発売されているので、そっちで入手するしかないですね。

<Effect視点>
当時、このシリーズ戦略には感心させられました。 廉価版になって集めやすくなったのはいいですね。 春には続編シリーズも出ますし、予習として買うにもいいかと。

▼9日、<廉価再販>SuperLite2000 「此花4」

学園推理アドベンチャーの廉価版。 第4作目は修学旅行の京都を舞台に陰陽師ネタ満載の物語。
「回想シーンから推理する」という変わった構成や、 大幅に増えたシナリオボリューム、さらに快適になったシステムと、 ゲームとしての完成度も高まりました。

<Effect視点>購入済み(通常版)
此花シリーズの魅力はキャラの個性だと思います。 4のシナリオは、脇役だった人たちにも光を当てていて、集大成と呼んでいいはず。
そういう意味でも、前作から順にプレイしたほうが楽しめそうです。 前作は3本セットで廉価版になっているので、あわせてどうぞ。
まだ予定はないようですが、ひたすら続編を待っています。

NDS NDS>DSになって登場

▼23日、 「ディープラビリンス」

タッチスクリーンを駆使する、3D-RPG。 携帯電話用3D-RPGシリーズの、DS版(移植ではなく新作)です。
タッチペンで剣を振ったり、文様を描いて魔法を発動したりと、 タッチペン操作が特徴的です。

<Effect視点>購入予定
タッチペンで剣を振るのがなんとなく楽しそうです。 タッチペンの魅力を引き出しているかどうかに期待。

▼23日、 「イースストラテジー」

「イース」の世界設定を使ったRTS。 リアルタイム制の戦略シミュレーションゲームです。
RTSは欧米などでは人気の高いジャンルで、パソコンゲームの主流になってますが、 日本の家庭用ゲームではなかなか見かけませんね。 タッチペンや2画面というDSの構成と、RTSの相性はいいと思いますし、 日本人にとってトッツキやすささえあれば、裾野が広がりそうです。

<Effect視点>
公式サイトでは、導入部となるシナリオを体験できるゲームを公開。 こういう盛り上げ方も面白いですね。

GBA GBA>新作になって登場

▼23日、 「ユグドラユニオン」

ファンタジーシミュレーションRPG。
戦闘ごとに核となるユニットリーダーを選び、 その周りにいる味方ユニットが参戦してくれる、 ユニオンというシステムを採用しています。 味方を多く巻き込み、敵は孤立するように、うまく配置していくという、 マップ移動部分にも戦略性を持たせていますね。

<Effect視点>購入予定
ワンダースワンの名作「約束の地リヴィエラ」のスタッフによる完全新作。 快適さと奥深さと斬新さがバランスよく混ざったシステムに期待してます。 ドット絵アニメーションの職人芸もポイントですね。

▼23日、<廉価再販> 「マリー、エリー&アニスのアトリエ」

調合RPG、マリーのアトリエシリーズの番外編の廉価版。 初期のアトリエシリーズの、依頼引受→採取→調合を繰り返すシステムを発展させ、 マリー・エリー・アニスの3人を使い分けて調合や採取できるようになってます。

<Effect視点>購入済み(通常版)
発売当初から品薄で、今となっては入手困難となっていたソフトです。 こういうソフトの再販は本当に嬉しいですね。
名作と呼ばれたワンダースワン版のシステムがベースになっています。 ゲームの中の日常として、依頼を受けたり調合したりするという内容が、 携帯ゲーム機の遊び方にはぴったり合ってると思います。


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