3月号/第11巻第3号通巻125号
ゲーム編:3月の気になるゲーム
3月4日でワンダースワン発売10周年です。ゲームボーイ陣営に真正面から立ち向かったことで失敗作扱いされていますが、携帯機としての魅力は比較すべきものではないと思います。小型のサイズ、思い切った取捨選択による仕様、そして安価と、今のネットブックPCにも似た設計コンセプトは素晴らしいものでした。
さて、3月は決算シーズンですが、ドラクエ最新作を回避したためか、少し寂しいですね。ただし、Effect個人的には超大作に負けないソフトが予定されています。REF開局10周年のこの日に紹介することができて嬉しいです。
ダンジョン脱出型アクションRPGの第1作のリメイク。
リアルタイムで敵が襲ってくる緊張感の中、スイッチや落とし穴、転がる大岩などのトラップをくぐり抜けて、地の底から脱出するアクションRPGです。有利な立ち位置に移動しながらのリアルタイムバトルや、石版などに書かれたヒントから閉ざされた道を切り開いていく謎解き要素など、特徴的なシステムが満載されています。
<Effect視点>購入予定
Brandishは歴代のゲームの中で一番好きです。
元々はPC98用のパソコンゲームで、マウスのみで操作するアクションRPGでした。もちろんPSPでは十字とボタンによる操作です。もしもDSならマウスに近い操作に出来るのですが、十字でも遊べるゲームなので、無理に異質な操作にして敷居を上げなくて正解かもしれません。
PSP版では、ライバルである女魔道士のドーラのシナリオも入ってます。PC版ではBrandish3で初めて操作可能になったので、もしかしたらPSPでBrandish3までリメイクされるのかも、と期待できそうです。
ファルコム作品はメーカー通販があるので便利ですね。サントラも確実に入手できますし。Brandishの音楽は大好きです。
PS1から続くSIMPLE推理シリーズの最新作。現場の映像から気になるところを調べ、集めた証拠で真相を推理する、アドベンチャーゲームです。
20話+後日談というおなじみの構成で、街の身近な事件から社会問題まで、幅広い事件を解決していきます。ストーリーはすべて新作です。
<Effect視点>購入予定
THE推理、THE裁判、THE鑑識官、THE爆弾処理班と続くシリーズですね。
DSではTHE鑑識官シリーズが展開されていましたが、ついにTHE推理シリーズもDS化されます。THE推理は、推理のエッセンスを抽出した10分程度の短いストーリーが多数入っている構成で、携帯ゲーム機の遊び方にも適していると思います。近未来の世界設定も特徴的で、特に、擬人と呼ばれるAIキャラクターがいい味を出しています。
過去の作品については、PSP版が入手しやすいです。PSP版には過去のTHE推理73話中の68話が含まれています。残りの5話はケータイ電話用のシナリオです。