1月号/第15巻第1号通巻171号
ゲーム編:1月の気になるゲーム
すみません、元日更新に間に合いませんでした。今年もよろしくお願いします。
以前からTVはほとんど見てませんでしたが、最近は気になるゲームも減ってきています。その分、WiiUへの期待が大きいです。
WiiUは、早くて1時間かかるアップデート作業をはじめ、いろいろと未完成な部分が目立ちますが、今年のバージョンアップに期待です。
「WiiカラオケU」は音質もよく、遅延を軽減する設定もでき、さらにWiiUゲームパッドの操作の快適さもあって、一番使ってます。ほとんどの曲で全国採点ができるのもいいですね。通信量が多いので有線LANを使ったほうがいいようです。ゲームパッドのみで歌えると嬉しいのですが、さすがにその機能はありませんでした。
「niconico」は開始時にはトラブルがありましたが、修正版では安定しています。今後、ゲームパッドでの再生や、生放送の視聴も出来るらしいので、期待しています。
「インターネットブラウザー」はゲームパッドの効果がすごいです。タブレットPCのような使い方ですが、WiiUは有線接続もできるので、有線の速度のまま画面だけ持ち運ぶことができます。YouTubeはアプリよりブラウザーで見たほうが便利という本末転倒なことになってます。Ustreamの生放送も快適に見れました。
続いて、ダウンロードソフトのミニレビューです。
仕掛けや妨害キャラをよけながら塔を上っていく、リズム刻み+リアルタイムパズル。操作は、1歩進む「MOVE」と、反対方向を向く「TURN」の2つのボタンだけ。タッチペンにもボタンにも設定可能です。
塔で妨害キャラというと「カイの冒険」を思い出しますが、そこまでシビアではなく、1マスずつ歩いていくイメージです。ジャンプ台以外では飛べませんし、ゲーム性が違います。
最大の特徴は、「リズムに合わせないと操作できない」ということ。BGMでタイミングが取れますし、タッチスクリーンも光るので、それにあわせればいいです。リズムに乗れなかった場合は、操作失敗で動けません。
なお、譜面というものは無く、一般的な4拍子で、タン、タン、タン、タン、という感じです。特定の仕掛け以外には時間制限がないので、慌てず落ち着いてリズムを取り直して操作再開、ということもできます。
ストーリーモードは30階まで、ステージをクリアしたり諦めたりするとステージセレクトに戻れます。基本的に即死ゲームで、やられて覚えて進んでいくのですが、音符を集めることでミスを取り消せるという救済機能もあります。一方で、難しいところにあるバラを集めるというやりこみ要素もあります。曲は10階ごとに変わる3曲です。
スコアアタックは、ループする塔をひたすら上っていくモードです。時間切れになるか敵にやられるまでのスコアを競います。こちらはリズムが正確なほど多くゲージがたまるという要素があります。ゲージがいっぱいになると、しばらく無敵になり、いっそうスコアを稼げます。
仕掛けのタイミングを読みつつ、BGMのリズムも読むという、要素の相乗効果が面白いです。リズムを刻むこと自体、本能的に楽しいというのに、さらに仕掛けを越えられた時の達成感まで加わります。
キャラのしぐさがかわいい点もいいですね。古き良きドット絵の良さ。そのためだけに3DSLLに入れましたが、満足です。もちろんLLではない3DSでも問題なく遊べると思います。
なお、リズムに乗れたときの効果音が「リン」と「シャン」の2種類あります。説明書には載ってませんが、「シャン」のほうが正確で評価が高いようです。ストーリーモードではどちらも同じ成功扱いなのですが、スコアアタックではゲージの伸びが違い、スコアが大幅に変わってきます。
タイミングをつかむ快感、ドット絵のかわいさ、果てしないスコアアタック、といった要素が好きであれば楽しめると思います。
ゲージを溜めて必殺技を当てた数を競う、オールスター式格闘アクション。SCE、サードパーティ、欧米タイトルなどの人気キャラクターが入り乱れての豪華版です。
<Effect視点>
PS3版とPSVita版が同時発売です。ハードをまたいだ対戦をしたり、セーブデータの共通化もできるとのこと。面白い機能ですね。