ゲーム編:9月の気になるゲーム

編集前記

9月は東京ゲームショウがあります。年末に向けての新作、また、新ハードの情報なども楽しみですね。

続いて、ダウンロードソフトのミニレビューです。

◆<発売済>3DSダウンロードソフト、「だるめしスポーツ店」

野球ミニゲーム集+値切り。「打つ」「守る」といった野球の一要素を切り出したミニゲーム集です。

ダウンロード自体は無料で、「打つ」の体験版のみを遊べます。追加コンテンツを購入することでゲームを増やすことができます。この追加コンテンツ購入には、現実のお金を使うのですが、その価格を「値切る」ことができます。「値切り」に成功すれば、安く購入することができます。

「値切りで失敗すると損するのでは」ということが心配になりますが、そこは大丈夫でした。

値切りを始めるには「ゆで卵」というアイテムを使います。値切りに失敗しても、ゆで卵がある限り、再チャレンジ可能です。このゆで卵は、ミニゲームを繰り返して遊ぶことで豊富に手に入ります。
値切りのヒントをくれるキャラクターもいます。底値より高く買おうとすると「もっと値切れる」と教えてくれるので、ひたすら底値を目指して値切りにチャレンジできます。
つまり、失敗ばかりでも、いつかは底値購入ができるということです。もちろん値切りが面倒であれば、定価購入もできます。

なお、値切りではなくクーポンを組み合わせて値引きするゲームもあるのですが、こちらはクーポンの無駄遣いをすると足りなくなることもあります。
簡単な算数なので、紙にでも書きながら、すべてを底値で買える組み合わせを考えるといいと思います。決済するまでは、クーポンの組み合わせを何度でも試すことができます。

ミニゲームは、「打つ」が4種、「守る」が2種、「狙う」「審判」「道具手入れ」「バット作成」、といった10種類あります。「バット作成」以外は、オモテ25面、ウラ25面という大ボリュームとなっています。
中でも、「ウルトラマシン」というバッティングセンターのゲームはオススメです。タイミングよくボタンを押すだけですが、効果音といい、反応といい、快感度が高いです。立体視とも相性がいいですね。

全体的にサクサクと遊べて、止め時に困るミニゲーム集、といった感じで、ゲーム&ウオッチを彷彿とさせます。ひたすら続けるスコアアタックもあり、すれちがい通信でスコア交換もできます。
一部、メニュー類の不便さに不満がある点や、ミニゲームによっては人を選ぶ点などが欠点ではありますが、気になるのはそのくらいでした。

Nintendo3DS3DS>のうりん

▼26日、「鉄道にっぽん! 路線たび 長良川鉄道編」

列車運転シミュレータ。岐阜県に実在する、長良川鉄道のシミュレータです。

収録されているのは実写の立体映像です。実在の、自然いっぱいの風景の中で、運転できます。
また、沿線の情報も収録し、観光地や名物などを調べることができます。のんびりとした旅気分を味わえそうです。

<Effect視点>購入予定
列車の車窓は立体視との相性が良さそうです。3DSが出た頃には「電車でGO!」シリーズすら下火になっていたので、まさに待望といったところでしょうか。
地域密着というのも特徴です。ローカル私鉄は全国にあり、経営に苦しんでいるところが多いです。こういったゲームソフトが町おこし、路線おこしになると面白いです。


(2013/08/31更新)このページへのリンクは良心の範囲で自由です→詳しく

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