1月の気になるゲーム
気になるアニメ
今月の一曲

編集前記

三が日にすら間に合いませんでした。すみません。

2019年の家庭用ゲーム機はマイナーチェンジが主でしたが、Google社がゲーム機不要のプラットフォーム「Stadia」を海外で開始するなど、新しい動きが起きていますね。「気になる記」はパッケージ版が買えるゲーム専用機が中心であり、PC向けの「Steam」は対象外です。今のところ「Stadia」も対象外になりそうですが、面白そうであれば拡大するかもしれません。

1月の気になるゲーム

PlayStation4PS4>珈

NintendoSwitchNS>琲

▼30日、「コーヒートーク」

カフェのマスターとなり、提供する飲み物によってストーリーを進めるアドベンチャー(ノベル)。
舞台は2020年秋、ほんの少しだけ未来のシアトルですが、エルフやドワーフといったファンタジー種族が現代生活に溶け込んだ世界になっています。
プレイヤーにできることは、来客の話を聞くことと、注文されたタイミングで飲み物を作ること。作った飲み物でストーリーが分岐していきます。

<Effect視点>
これアドベンチャーゲームです。チャットアプリと混同しそうなタイトル名が少しもったいないですね。
体験版が配信中なので試してみました。PC98の頃の雰囲気とでも言うのでしょうか、レトロな近未来感が心地いいですね。
提供できる飲み物はコーヒーやココア、抹茶などがあり、レシピを自分で探していく楽しみもあるようです。

気になるアニメ

秋に唐突に始まったアニメ編ですが、今年も続けていきます。過去の作品についても少しずつ触れる予定です。
2019年10〜12月アニメ、まだ最後まで見れていないものもあるのですが、「ぬるぺた」が特に良かったですね。10分枠でありながら密度の濃い内容で、カオスアニメからの急展開に驚かされました。今年も良作が生まれることに期待です。

▼2019年7〜9月期、「魔王様、リトライ!」

自作ゲームのラスボスの姿で、別の世界に召喚されてしまった男が、元の世界に戻るために奮闘するファンタジー。

姿や能力はラスボスでも中身は一般人のまま。人脈や資金はなく、魔法という致命的な弱点もある。そこで魔王を「演じる」ことによって、波風立てずに平和的に地位を築き上げていきます。異世界ものなのに主人公が「紳士的なオジサマ」という珍しさ。
アニメではストーリーはほとんど進まず、戦闘シーンも魔王が強すぎてすぐに終わります。それでもキャラクターすべてが魅力的で、引き込まれる人が多数。「おっさんが風呂入って寝るだけなのに面白い」と表現されてしまうほど、説明するのが難しい謎の魅力に包まれた作品です。

▼2019年1〜3月期、「えんどろ〜!」

剣と魔法のRPG風ファンタジーで日常系ほのぼの作品。原作のないオリジナル作品で、先の展開が読めないもの良かったですね。

勇者達と魔王の最終決戦の途中で、全員が過去に飛ばされてしまい、魔王のみ唯一記憶を保っています。「そもそも勇者が生まれければ最終決戦も起きない」と、冒険者学校の教師となって勇者(候補)達を導くことにする魔王。勇者(候補)と(元)魔王による冒険者達の日常が、RPGあるあるを混ぜながらコミカルに描かれます。

実はこの作品、とある解決方法が「突拍子もない」です。ただし「こうするとこうなる」ということは事前に何度も触れられています。単に理解が追い付かないだけであって、ご都合主義の「デウスエクスマキナ」ではないのだと主張したいです。

今月の一曲

「えんどろ〜る!」勇者パーティー(cv.赤尾ひかる、夏川椎菜、小澤亜李、水瀬いのり)

「えんどろ〜!」からオープニングテーマ曲です。

いかにもファンタジーRPGのテーマといった感じですが、オープニングでありエンディングでもあり、壮大なのに軽快という不思議な曲調です。歌詞にも、キャラクターの名前を取り込む遊び心などがあり、まさに作品のために作られたアニメソングですね。全話見た後には、ぜひフル版も聴いてほしい曲です。


(2020/01/04更新)このページへのリンクは良心の範囲で自由です→詳しく

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